高カカオチョコレートが人気です。
コンビニやスーパーでもたくさんの商品を見かけますよね。
高カカオチョコレートは、食べることで健康や美容面に、脳にも良い効果があることが実証されているのです。
果たしてその効果は?
チョコレートだし、糖質やカロリーが多いのでは?これは女性だったら気になるポイントですよね。
コンビニやスーパーで手軽に買える人気の高カカオチョコレートを交えながら紹介していきます。
目次
高カカオチョコレートとは?
コンビニエンスストアやスーパーのチョコレート売り場に行くと、高カカオを謳ったチョコレートがたくさん陳列されていますよね。
まずは高カカオチョコレートとは、どのようなチョコレートなのかを紹介したいと思います。
カカオ成分の含有量
実は、高カカオと表示をするのに定義はありません。
一般的に、昔から食べ馴染みのある通常のチョコレートのカカオ成分は40~60%ですから、それ以上を高カカオチョコレートとしていることが多いそうです。
ほとんどの方が食べたことがあるであろう、明治のミルクチョコレートのカカオ成分は35~40%です。
高カカオチョコレートの中でも人気のある明治のチョコレート効果は、72%・86%・95%がありますので、ミルクチョコレートの2倍以上のカカオが使われているということですね。
健康や美容に効果的なポリフェノールが豊富
カカオに含まれているポリフェノールには、血管を広げる効果、強い抗酸化力などの働きがあります。
血管が広がると血圧が低下する効果が期待できますし、抗酸化作用は動脈硬化や老化防止、アレルギー発症の改善などの効果が期待できます。
日常的に高カカオチョコレートを適量食べることで、健康レベルが向上する効果が期待できるのです。
おいしくて、健康にも良いのであれば言うことありませんよね。
高カカオチョコレートには脳に効果が?
先ほどカカオに含まれるポリフェノールの効果について少し触れましたが、ここでは高カカオチョコレートを継続的に喫食した場合の効果について詳しく紹介したいと思います。
高カカオチョコレートは脳に効果的
2018年1月に開催された、カカオをテーマにした、明治主催のチョコレートフォーラムにて、愛知学院大学の大澤俊彦教授が、高カカオチョコレートは「脳に良い影響を与える」という研究結果を発表しました。
その研究は2014年、生活習慣病のある45~69歳の男女347人を対象に行われました。
高カカオチョコレートを毎日25g摂取した結果、4週間後には脳細胞の増加に必要なBDNFという神経因子の濃度がアップしたことがわかりました。
アルツハイマーや認知症患者の脳は、このBDNFが減少することがわかっています。
つまり、高カカオチョコレートを摂取したことによるBDNFの上昇は、アルツハイマーや認知症、記憶や学習の認知機能を改善、または抑制する効果が期待できるということがわかりました。
高カカオチョコレートはダイエットに効果的?
チョコレートは、ダイエットの敵、と思われがちですが、高カカオチョコレートに関してはダイエットの味方にもなることをご存知ですか。
慶応大学の井上浩義教授の臨床実験では、高カカオチョコレートを摂取することでフィーカリバクテリウムという善玉菌が増加するという結果が出ました。
これは便秘の自覚がある女性を対象に、8週間高カカオチョコレートを摂取するという実験です。
摂取した女性の腸内フローラを調べたところ、フィーカリバクテリウムを始めとする善玉菌が増加したのです。
これらの善玉菌が増加すると、一番実感できるのが便通です。
摂取した女性の多くが、便通が改善したという感想を述べていました。
便通の改善は、ダイエットには重要で有効なポイントです。
ダイエットの敵と思われがちなチョコレートですが、実はダイエットの味方にもなるのですね。
後で述べますが、高カカオでありますが、カロリーは一般のチョコと変わらず、糖質は一般のチョコレートより低いという数値が出ています。
このように、高カカオチョコレートが人に与える影響についての研究や実験は数多く行われており、紹介した効果以外にもたくさんの効果があると言うことが証明されています。
気になる高カカオチョコレートのカフェイン
カカオ成分がたくさん含まれていると言うことは、その分カフェインも多く含まれています。
カフェインが苦手で敬遠する人も多いのですが、実は思ったほどカフェインを多く含んでいないのです。
コンビニなどで手軽に買える「明治のチョコレート効果カカオ72%」を例にとってみます。
チョコレート効果は個包装になっており、5gです。
含まれるカフェインの量は、4~6㎎なので、コーヒー1杯(150ml)の1/15程度です。
ちなみに、高カカオではない明治ミルクチョコレートは5g中、カフェインは1~1.5㎎です。
チョコレート効果のサイトによると、1日3~5個を目安に食べると良いようです。
それでもコーヒー1杯にはならないですね。
また、高カカオチョコレートは1日に数回に分けて食べるのが良いみたいですよ。
カフェインが苦手な方は、夜は食べるのを控えた方が良さそうですね。
おすすめの高カカオチョコレート
さて、人気の高カカオチョコレートを紹介したいと思います。
どれもコンビニエンスストアやスーパーで手軽に買うことができます。
明治「チョコレート効果CACAO72%」
高カカオでありながら、舌に突き刺さる感じの苦みが全くありません。
フルーティな甘みがありますので、リラックス効果があるように感じます。
甘さ控えめで、カカオのコクをシッカリと感じられるバランスの良いチョコレートです。
その他にも86%、95%がありますが、これらはかなり特徴のある味ですので、おすすめできません。
特に酸味が強く、甘みがほとんど感じられませんのでもはやチョコレートなの?と言った感じです。
|
明治「ザ・チョコレート」
北欧的なパッケージが目を引くオシャレな高カカオチョコレートです。
こちらのチョコレートは7種類もあり、カカオ含有量は70%、55%、54%、53%、51%となっています。
その中でもカカオ70%のコンフォートビターが人気です。
チョコレート効果CACAO72%に比べると、少しだけ苦みが感じられます。
ナッツの香り、旨みが鼻に抜けて、香ばしい風味です。
フルーティさは全くありませんので、男性的なイメージです。
癒し系な味と言うよりは、気合が入る味だと思います。
|
森永「カレ・ド・ショコラ カカオ70」
チョコレート効果CACAO72%に比べるとミルキーな甘さが特徴です。
ナッツの香ばしさがふわっと優しく広がります。
口どけが柔らかなのですが、カカオのコクがしっかりと感じられます。
紹介した中では一番食べやすいチョコレートですので、初心者の方はこちらから試してみると良いかもしれません。
|
味は全て筆者が感じたことを表現した者であり、全ての方が同じように感じるわけではありませんのでご了承ください。
明治と森永比べたい方は、こちら
|
高カカオチョコレートの糖質は?カロリーは?
高カカオだから、カロリーや糖質が上がるわけでは無いですね^^
調べてみました。
チョコレート効果カカオ72%を例にとって紹介します。
1枚5gで、糖質1.6gでカロリーは28kcalです。
明治ミルクチョコレートは、
5gで、糖質2.59gでカロリーは27.9kclです。
カロリーはほぼ同じですが、糖質は高カカオチョコレートの方が少ないことがわかりますね。
今現代は、カロリーより、糖質の方が問題視されています。
だから、糖質制限ダイエットをしている人で、糖質が気になる方は、この数字はうれしいですよね。
糖質制限で期待できること⇒高血糖の場合や中性脂肪が高い人、HLDコレステロールの数値を下げることが期待できます。
糖質制限ダイエットも流行っていますが、やはりカロリーを抑えた方がダイエットは早いと考えます。もちろん糖質制限で、ダイエットも期待できますが・・・
カロリー制限で期待できること⇒やはりダイエットが期待できます。 カロリーは運動などで消費できると良いですが、残った分は、脂肪として体に蓄積します。体重が増えてくるということです。
糖質とカロリーのまとめ。
健康に注意している人は、糖質制限を、ダイエットを気にしている人は、主にカロリー制限をした方が良いと言えるでしょう。
高カカオ チョコレートのまとめ
今とても注目されている高カカオチョコレート。
以前はとてもじゃないけれど苦くて食べられない代物だったようですが、今はとてもおいしく食べられます。
健康や美容にも効果的なことが実証されていますので、いつものおやつに高カカオチョコレートを取りいれてみてはいかがでしょうか。
コンビニエンスストアやスーパーで手軽に買えますので、ぜひお試しあれ!
関連記事