カンボジアにはたくさんの遺跡や石像が残されていますので、とても魅力的な旅行先です。
ですから、カンボジアへの旅行客は毎年増えて行って、アジアの中で最も増加率が高い国となっているんです。
ここではカンボジアに行ってみたいという方に向けて、カンボジア旅行の見どころと私自身がカンボジアに旅行した感想などをお伝えしたいと思います。
またカンボジア旅行のおすすめ時期とおすすめホテルについてもご紹介します。
カンボジアには多くの魅力的な見どころがありますし、カンボジア人は親日的な人が多いですから、日本人としては旅行しやすいでしょう。
今回は私の体験談を含めながら、そのカンボジア旅行の見どころと旅行した感想、そしてカンボジア旅行におすすめの時期やおすすめのホテルなどについてご紹介します。
目次
カンボジアに行ってみた。見どころと感想
カンボジアの首都はプノンペンですが、多くの遺跡や観光地があるのは古都「シェムリアップ」ですから、私はシェムリアップ空港を利用して、その周辺を周りました。
カンボジアに旅行する際に気になるのが、現地の治安についてでしょうから、シェムリアップの治安について少し説明します。
シェムリアップは多くの観光客が訪れる場所ですから、残念なことにスリとぼったくりが発生しやすい現実があります。
ですから貴重品に気を付けましょう。
またマーケットで買い物をする際には値段交渉をしましょう。
また夜に観光客が集まって飲むパブストリートなどには、ドラッグを売りつけようとして来る人もいるようです。
もし知らない人から声を掛けられたら、無視した方が良いでしょう。
私達は夜にも食事や買い物などに出かけましたが、特に危険な目には合うことはありませんでしたし、食事も美味しくて、買い物も楽しむことが出来ました。
カンボジアでは「リエル」という通貨が使われているのですが、アメリカドルも出回っていますので、ドルで買い物や食事をすることが出来ます。
そしてカンボジアの物価はすごく安いので、買い物を楽しむ事が出来ますし、私達は観光をするために一日、タクシーを貸し切って色々と周ってもらいましたが、その料金は3,000円ほどでした。
食事も1,000円以内で美味しい料理を食べることが出来ました。
シェムリアップでおすすめの見どころを実際に行ってみた感想と共にご紹介します。
アンコール・ワット
アンコール遺跡の中でも一番有名でポピュラーなのがアンコール・ワットです。
実際に行ってみると、「行ってみた世界遺産」のランキングで何度も1位を取っているのが納得できる素晴らしさで感動しました。
最初はヒンドゥー教の寺院として建設されたのですが、のちに仏教の寺院として改修された歴史がありますので、その両方の影響を受けた雰囲気が漂っています。
クメール建築で造られた城跡は壮大でとても美しいです。
また建物の至るところに様々な銅像や彫刻が施されていますので、それを見て周ると気分が高揚します。
また歴史の爪痕を感じることも出来ます。
城跡以外にも様々な遺跡が点在していますので、それを見て周るのも楽しいです。
残念ながら雨風の影響で風化されているものもありますが、それも含めて年月を感じることが出来て良いのではないかなと思います。
私達が初めてアンコール・ワットに行ったのは夕方だったのですが、アンコール・ワットの壮大な景色と夕日が沈む景色が重なって、とても感動的でした。
また次の日は朝から行って周りましたが、日光の下で見るアンコール・ワットもとてもステキでした。
アンコール・トム
アンコール・トムは王宮を中心とした、城壁、寺院、門などが点在する一つの都市の遺跡です。
アンコール遺跡群の一部として世界遺産にも登録されていますし、アンコール・ワット遺跡群共通券で入ることが出来ます。
アンコール・トムで一番有名なのは「バイヨン寺院」ですが、そこには多くの顔の石像があり、中には最大2mを超える巨大な顔が彫られたものもあります。
神話を題材にして作られたアンコール・ワットとは違って、貴族や庶民の暮らしを題材にして作られたものが多くあるアンコール・トムは様々な形の建物や石像などがあって興味深くて、見ごたえがあります。
私達はピラミッド型の寺院バプーオンや像のテラスなども見て周りましたが、どこも面白くて楽しみながら見ることが出来ました。
トンレサップ湖
東南アジアで最大級の湖で、日本の琵琶湖のおよそ10倍のサイズです。
トンレサップ湖はけしてキレイな湖ではないのですが、カンボジアらしさを感じることが出来る場所です。
湖の岸沿いには多く（およそ100万人）の人が暮らしています。
水上に建てられた家が立ち並んでいる姿を見ることが出来ます。
そしてそこには、そこで暮らす人たちのための学校やお店もあります。
トンレサップ湖にはいくつかの小さいクルーズ船が営業していますので、それを使って湖の周りを見て周ると良いでしょう。
私達も小さめのクルーズ船を貸し切って、湖の様々な風景を見て周りました。
途中、お土産も売ってあるお店に寄ってくれますから、そこで地元のお土産を買うことも出来ます。
カンボジア旅行のおすすめ時期は？
カンボジアには四季はなく、年間を通して高温で湿度が高く、「乾季」と「雨季」があります。
旅行をするなら「乾季」、特に11月から3月がおすすめの時期です。
乾季：11月上旬から5月中旬
前半は涼しくて過ごしやすい季節ですが、後半は暑くなり日中の気温は35度から40度に上がることもあります。
ですからカンボジアへ旅行するなら、「乾季の前半」が一番良い時期でしょう。
雨季：5月下旬から10月下旬
雨季と言っても日本の梅雨みたいに雨が一日中、降り続けるのではなく、強い雨が1，2時間降った後は止みます。
ですから雨季に旅行をしても観光することは可能です。
ただしスコール（短時間の強い雨）が降っている間には観光を中断しなければならなくなることもあるでしょう。
私達は年末年始にカンボジアへ旅行に行ったのですが、雨が降ることもありませんでしたし、気温は暖かくて過ごしやすかったです。
カンボジアのおすすめホテル
カンボジアはまだ発展途上国ですから、旅行に行っても安心して宿泊することが出来るホテルがあるかどうか心配な方もいらっしゃると思います。
でも実際にはカンボジアには多くの五つ星ホテルや超一流のホテルがあるんです。
しかも料金が安いので、日本や他の国ではなかなか泊まることが出来ない高級ホテルも気軽に利用することが出来ます。
ここではカンボジアのシェムリアップでおすすめのホテルをいくつかご紹介します。
ザ プリビレッジ フロア ＠ボレイ アンコール（The Privilege Floor @Borei Angkor）
この高級ホテルは伝統的なクメール様式の客室で、カンボジアの伝統的な雰囲気プラスでエレガントな雰囲気も漂っています。
細かいサービスも行き届いていて、何かお願いするとすぐに応対してくれます。
観光する際に利用したタクシーの貸し切りについても、ホテルのフロントでおすすめのタクシードライバーさんを紹介して、予約もしてくれました。
私達はこのホテルに宿泊したのですが、広くて豪華でリッチな気分を味わうことが出来ました。
また部屋に入ると、ウエルカムフルーツとして、様々なトロピカルフルーツが置いてあって、キレイでしたし美味しくて、ちょっと特別な気分を味わうことが出来ました。
アナンタラ アンコール リゾート（Anantara Angkor Resort）
豪華な雰囲気が漂っているホテルで、客室には大理石のバスタブも設置されています。
ホテルの敷地内には噴水がある庭園、スパとサウナ、野外プールもありますし、レストランでは生演奏される音楽を楽しむことも出来ます。
街の中心地からは少し離れていますが、その分、静かで贅沢な時間を過ごすことが出来るホテルです。
ソカホテル アンコール スイート（Sokha Angkor Suites by Sokha Angkor Resort）
ソカホテルはカンボジアでは特に知名度がある高級ホテルで、特にこのアンコールスイートはレストランやパブが多くあるストリートに徒歩で行くことが出来る、リッチも最高のホテルです。
豪華なホテルで、屋外にあるプールは夜にもライトアップされてロマンチックな雰囲気が漂っています。
カンボジア旅行の感想のまとめ
日本からも近い場所にあるカンボジアで、特にアンコール・ワットのことは知ってはいましたが、実際に旅行してみると、思っていた以上にステキな場所でした。
歴史的な遺跡を多く見ることが出来て感動しましたし、食べ物も美味しかったですし、宿泊したホテルでは豪華な気分を味わうことが出来て、大満足の旅行となりました。
またカンボジアは物価が安いので、タクシーを貸し切って観光して周ることも気楽に出来ましたし、格安でマッサージを受けることが出来ましたので、観光して疲れた体が癒されて、また次の日に観光を楽しむことが出来ました。
カンボジアへの旅行は本当に充実して楽しむことが出来ましたので、また是非、行きたいと思っています。是非、皆さんへもおすすめの旅行先です。