カニクリームコロッケの爆発しない方法を原因から探ってみた!

カニクリームコロッケ 爆発しない方法

サクサクの衣からあふれ出すカニクリームソース。

カニクリームコロッケって、何だか特別な日に食べるイメージがありませんか?

自宅で作ったものの爆発した!という方のために、爆発の原因と、爆発しない方法をご紹介したいと思います。

いくつかのコツを抑えれば簡単に作ることができるので、自宅で気軽にカニクリームコロッケを食べられるようになりますよ。

子供も大人も大好きなカニクリームコロッケ。

これを参考にして、おいしくてキレイなカニクリームコロッケを作ってみてください!

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冷凍のカニクリームコロッケ 爆発の原因は? 

サクサクの衣からで中身がトロ~リとあふれ出てくるカニクリームコロッケ…おいしいですよね。

子供も大人も大好きな食べ物ですので、自宅でも気軽に食べたいものです。

カニクリームコロッケ

でも、揚げている最中に中身が爆発した、なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
私もこれから紹介するコツを知る前は100%爆発していました。

そもそも、母が作ってくれていたカニクリームコロッケも100%爆発していたので、自宅で食べるカニクリームコロッケはそうゆうものだと思っていました(笑)

でも、レストランで出てくるカニクリームコロッケのように美しく仕上げるにはコツがあるのです。

まずは、なぜカニクリームコロッケの中身が爆発してしまうのか、原因をご紹介します。

1番

クリームの水分量が多い

カニクリームコロッケのおいしさの要でもあるクリーム。

このクリームの水分量が多いと、揚げたときに水分が水蒸気となって出ようとしますので、衣を破ってしまい爆発してしまいます。

2番

クリームの温度が高い

クリームの温度が高いと、表面に結露が現れてしまいます。

この結露による水分が油に入ることが原因で、油がはね、爆発を引き起こします。

3番

空気が抜けていない

成型後のクリームに空気が残っていると、高温の油で空気が膨張するため、爆発を引き起こしてしまいます。

4番

衣にムラがある

衣にムラがあると、薄い部分からクリームの水分が染み出してしまいます。
この水分が油に入ることによって、油がはね、爆発を引き起こします。

5番

衣を付けてから時間をおいた

衣までつけた後、揚げるまでに時間をおいてしまうと、クリームの水分が衣に染みだしてきてしまいます。
この水分が油に入ることによって油がはね、爆発を引き起こします。

6番

油の温度が低い

油の温度が低いと、揚げるのに時間を要します。
時間がかかればかかるほど、衣がはがれやすくなりますので爆発の原因になります。

7番

一度にたくさん揚げ過ぎ

油が適温であっても、一度にたくさんのカニクリームコロッケを入れてしまうと温度が下がってしまいます。

油の温度が低くなると爆発の原因となるのは、先ほど紹介した通りです。

カニクリームコロッケ

8番

揚げ油が少ない

揚げ油から、カニクリームコロッケの表面が出てしまうと、その部分から空気は出ていこうとするので、爆発してしまいます。

9番

触り過ぎ

カニクリームコロッケを揚げていると、どうしてもキチンと揚がっているか確認をしたくて触ってしまいがちです。

その際に衣を傷つけてしまうと爆発してしまう原因となります。

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カニクリームコロッケ 爆発しない方法は?  

カニクリームコロッケの爆発する原因をいくつか紹介してきました。

これを踏まえて、カニクリームコロッケの爆発しない方法を紹介していきます。

1番

クリームの水分を飛ばす

クリームにはバターや生クリーム、カニを使っていますので水分が多く含まれています。
クリームは、中火よりも少し強いくらいで水分をしっかりと飛ばしていきます。

2番

クリームをしっかりと冷ます

クリームの水分がしっかりと飛んだら、バットに移し替え粗熱を取ります。
バットにはバターやマーガリンを塗っておくと、取り出すときにくっつかないのでおすすめです。

粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫に入れ、1時間ほど寝かせます。

粗熱を取らないで冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫に入っている食材を傷めてしまう原因となりますので注意しましょう。

3番

クリームの空気をしっかりと抜く

しっかりと冷えたクリームを成形していきます。

ハンバーグのときの要領で、両手でキャッチボールをします。
ハンバーグのタネよりも柔らかいので、いつもより優しく空気抜きをしていきましょう。

4番

衣を均等につける

クリームに衣をつけていきます。

衣は小麦粉・溶き卵・パン粉の順番です。

この衣つけにおすすめの方法があります。

それは小麦粉と同量程度の水と卵を混ぜた、バッター液とよばれる液を作ることです。

バッター液にすることでクリームに均一に液が行き届きます。

(このバッター液はトンカツやコロッケ、エビやイカなどを揚げる際にもおすすめです。
ただし、エビやイカなど水分が多い食材を揚げる際には水の量を少なくすると油はねをおさえることができます。)

バッター液が均一に覆っていると、パン粉も均一につけることができます。

5番

油の量、温度を保つ

油は、カニクリームコロッケがしっかりと浸かる程度の量にしましょう。
そして、温度は180度が適温です。

一度に揚げる個数は鍋の大きさにもよりますが、家庭用の通常の鍋であれば3個までが限度です。

そして油に入れた後は、しばらくは触らずに揚げましょう。

6番

衣つけ後はすぐに揚げる

衣をつけたらすぐ油で揚げていきます。

そのためにも先ほど紹介した温度・量の油を事前に用意しておくことが重要です。

揚げた後すぐに召し上がらない場合は、食べる直前にもう一度揚げると、出来立てのおいしさが味わえます。

カニクリームコロッケ 爆発しない方法のまとめ。

カニクリームコロッケは爆発してナンボ!と思ってあきらめていたのですが、今回紹介したコツを守って作ったところ大成功しました。

爆発していないカニクリームコロッケはレストランで食べるか、惣菜で買ってくる食べ物だと思っていた家族からは、拍手喝さいでした!

それからはカニクリームコロッケが気軽に作れるようになり、我が家の定番料理になりました。

作ってみると意外と簡単なカニクリームコロッケ、ぜひご自宅でチャレンジしてみてください!!

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