一年のビッグイベントと言えばクリスマス。
子供にとってサンタさんからのクリスマスプレゼントは最大の喜びですよね。
今回は、ただプレゼントを渡すよりも、もっと子供に喜んでもらえるようなサプライズ的なプレゼントの渡し方をご紹介したいと思います。
親としては子供にサンタさんを少しでも長く信じておいてもらいたいものですよね。
ご紹介する方法は、「サンタさんは本当にいるんだ!」と思わせる有効的な方法ですので、ぜひお試しください!
目次
子供が喜ぶサンタさんからのプレゼントの渡し方
子供も大人も大好きなクリスマス。
特に子供にとって、クリスマスが一年で一番楽しみなイベントなのではなでしょうか。
その理由は…もちろんサンタさんからのプレゼント。
もちろん、お誕生日にもプレゼントをもらえますが、クリスマスのプレゼントは格別です。
だって、サンタの国からトナカイさんに乗ってやってきた白髪で白鬚をたくわえた優しいサンタさんが自分のために選んでくれたプレゼントですから。
ですが、子供がサンタさんを信じてくれる時期は短し…です。
だから、とっておきのプレゼントを選びたいですよね。
プレゼントも重要なのですが、私が重要視しているもう一つのことは「渡し方」です。
これまで私が実践してきた、子供がもっと喜んでくれるサンタさんからのプレゼントの渡し方を紹介したいと思いますので、今年のクリスマスの参考にしていただけると嬉しいです。
宝探しとプレゼント
この方法は、幼稚園の年中さんくらいから使えます。
まずは宝の地図を書きます。
まだ字が読めない子供にはイラストだけでわかるように書き、年齢に応じて、隠し場所を難しくしましょう。
実はこの方法、私の父親が子供の頃にやってくれた方法なのです。
それがとっても楽しかったことをずっと覚えていたので、いつか自分に子供ができたら同じようにしてあげたいな、とずっと思っていました。
子供が幼稚園生の場合、まだ字が読めないので子供の大切にしているぬいぐるみの絵や、おもちゃのイラストを描いた宝の地図を枕元に置きましょう。
プレゼントは、そのイラストに描かれたぬいぐるみに持たせたり、おもちゃの下に隠したりします。
小学校低学年になると字が読めるようになりますので、様々なミッションを与えます。
例えばまず、最初に与えるミッションはこうです。
「プレゼントを見つけてみてね。まずは○○ちゃんが大切にしているくまさんに聞いてみよう。」
くまさんのぬいぐるみに行くと、次なるミッションの紙を持っています。
そこには…
「いつも一緒に遊んでくれてありがとう!○○ちゃんのプレゼント、お部屋の木の近くで見たよ。」
部屋に置いてある観葉植物に行くと次なるミッションの紙が見つかります。
そこには…
「いつもお水をくれてありがとう。クリスマスプレゼントはサンタさんが枕の上に置いてくれるよ。」
子供…
「???。枕の上にはプレゼントがなかったよね???」
もう一度ベッドに戻ると、枕元にはクリスマスプレゼントが!!
さっきまでなかったプレゼントがいきなり現れたものだから、子供は大喜びです。
やっぱりサンタさんは魔法が使えるのだって。
そうです、子供がミッションを行っているときに両親のどちらかがプレゼントを枕元の置いてあげれば良いのです。
このような渡し方ですと、欲しかったプレゼントをただもらうだけよりも、子供はずっとずっと喜ぶと思いませんか。
宝探しとプレゼントの注意点
宝探し系のプレゼントの渡し方は子供がとても喜ぶ方法なのですが、注意点が2つあります。
まず1つ目はミッションの難易度について。
ミッションがあまりにも難しいと、プレゼントまでたどりつくのに時間がかかり過ぎてしまいます。
クリスマスって、学校があるのです。
時間がかかり過ぎてしまうと学校までの時間が短くなり、後々親が「早くしなさい!!」とイライラしてしまうことに…。
せっかくのクリスマスですから、朝からイライラしたくないですよね。
ですからミッションはほどほどの難しさにするのがおすすめです。
そして2つ目は筆跡について。
小学校3年生くらいになると、サンタさんを信じる気持ちが揺らいでくる子供もいます。
そんなときは、サンタさんからのお手紙などの筆跡に注意が必要です。
この位の年齢になると子供は自分の親の筆跡を把握しています。
サンタさんの筆跡が親の筆跡と酷似していれば、子供は「やっぱりサンタさんはいないんだ…。」と思ってしまいますよね。
子供の夢をこわさないためにも、筆跡は絶対に変えるべきです。
例えば、会社の字の汚い男性に頼む。
この「字の汚い」が大切です(笑)
サンタさんは外国人ですので(この位の子供であればサンタさんは外国人だと認識しています)日本語が上手だと子供が不審がるかもしれません。
だから字の汚い人にたのむのがミソなのです。
また、文章は全てひらがなで書いてもらうこと。
人に頼めない場合は利き手ではない手で手紙を書くのもアリです。
もっとリアリティを出すのであれば、ひらがなをわざと間違えてみたり、途中で英単語を入れてみるのも良いです。
ひらがなはたどたどしく、英単語は筆記体などでスマートに書くと外国人っぽさがでます。
これだけ細工をしても、子供にはあまり伝わらないかもしれませんけれどね(笑)
家の子供は勘の鈍い子なので、私の細工にほとんど気が付きませんでした( ゚Д゚)
そんなタイプの子供には「あっ!!サンタさんひらがなの書き方間違っているね!やっぱり英語はうまいんだねぇ。」なんて指摘してみたり、感心してみたり(笑)
そうすれば子供も「本当だぁ。」って気が付いてくれますよ。
芋づる式プレゼント
続いてのサンタさんからのプレゼントの渡し方は「芋づる式」です。
どうゆう方法かというと、たくさんのプレゼントを、なが~い毛糸などのヒモにくくりつけて、ヒモをたどりながらプレゼントを回収していくという渡し方です。
ヒモは長ければ長いほど子供は喜びます。
私の場合は、2階の寝室からお手洗い、部屋2箇所、廊下、階段、1階の廊下、トイレ、キッチン、リビング、最後は庭まで伸ばしました。
超ロングです。
最初の方のプレゼントは、髪留めやえんぴつ、ミニタオルやシールなどの簡単なものにして、だんだんと良いプレゼントにしていくのがコツです。
そうすると、子供の期待感がどんどん膨れ上がっていきます。
そしして、最後のプレゼントはドカ~ンと!!
家の場合、そのときのメインのプレゼントは自転車だったので、ゴールが庭になりました。
最終プレゼントを見つけたときの子供の目の輝きようはすごかったです。
プレゼントをたどっていく、という行為は子供にとってもとても楽しいことだと思いますのでおすすめです。
サンタを信じない子供にサプライズ的なプレゼントの渡し方。
小学生中学年にもなると、サンタさんを信じられなくなってしまう子供も出てきます。
お友達に「サンタはお父さんだよ!!」と言われてしまうこともあるでしょう。
家の子供も4年生のときに「お母さん、○○ちゃんはサンタさんがいないからお母さんからプレゼントをもらっているんだって」と悲しそうに話していました。
まだ、「サンタさんがいるかもしれない」と希望を持っている子供には、その気持ちを大切にしてあげたいものですよね。
そんな、サンタさんの存在を微妙に疑っている子供に対して、「サンタさんはやっぱりいるんだ!」と思わせてあげられるサプライズ的なプレゼントの渡し方を紹介したいと思います。
サンタの国から運んできたプレゼント
サンタさんの存在を微妙に疑っている子供であれば、サンタさんが住んでいるのは雪がたくさん積もっている寒い国だという認識はあるでしょう。
その認識を使う方法です。
その方法とは、プレゼントをキンキンに冷やして置くこと。
子供がプレゼントを持ったとき「冷たい!!」と思えばこっちのものです。
すぐさま「サンタさんの国は寒いからね。」と言ってあげましょう。
ただこの方法、プレゼントがあまりにも大きすぎると難しいです。
冷凍庫や冷蔵庫に入らない大きさであればクーラーボックスで冷やすという手もあります。
家の場合は、冷凍庫のギリギリ入るプレゼントだったので、クリスマス前に冷凍庫の物をどんどん処理していって空にさせました。
面倒でしたが、そのかいあって子供は「やっぱりサンタさんはフィンランド(サンタさんの住んでいる国はフィンランドだと教えていました)から来たんだね。」と嬉しそうに言っていましたよ。
サンタさんのソリの跡
このサプライズ方法はクリスマスの雪が積もる地域&ベランダのある家が限定となるサプライズです。
方法は簡単です。
ベランダに積もった雪の上にソリ跡を付け、そこにプレゼントを置くだけです。
サンタさんがソリで現れて、ベランダから入って来たと思ってくれれば成功です。
これは、かつて父親が私たち兄妹にやってくれたサプライズです。
ソリの跡とプレゼントに気が付くように、いつもはキチンと締まっている窓を少しだけ開けておくというのがポイントです。
案の定、私たちは枕元にプレゼントがないことに気が付き、部屋を見回して空いている窓に気が付きました。
窓を開けると、プレゼントとソリの跡が!!
「サンタさんが来た!!」と二人で大喜びしたことを今でも覚えています。
子供にサンタさんの存在を信じさせる、におわす方法
サンタさんからのプレゼントの渡し方をご紹介しましたが、続いてはサンタさんの存在そのものを子供にアピールする方法をご紹介します。
サンタさんからの電話
これも私の父親がよくやっていた方法です。
まず、電話を鳴らします。(スマホでしたらタイマーなどで鳴らす)
その電話はサンタさんからだという呈で話を始めます。
父の場合「サンタさんですか。今年はうさぎのぬいぐるみと、仮面ライダーのベルトをお願いします。」などとプレゼントをサンタさんに頼んでいました。
このサプライズは子供に「代わって!」と言われる前にさっさと切ることがポイントです。
サンタさんの落とし物
サンタさんと言えば長い白髪に長いヒゲが特徴ですよね。
この方法は、サンタさんの特徴を生かした方法です。
用意するのは長い白髪。
枕元に置いたお手紙や宝の地図などの上に、さりげなく白髪を置きます。
きっと、子供はスルーしてしまうと思いますので、親の出番です。
「まぁ、サンタさんのおヒゲが落ちているわ!!」
そうすれば子供も「本当だぁぁ!!」と大喜びです。
家の場合は、さらにオプションとしてトナカイさんの毛もお付けしました(笑)
サンタさんのヒゲを認識した子供は、となりに落ちている茶色の毛がトナカイさんの毛だと思います。
そして、さらにトナカイさんの蹄の跡を手紙に付けました。
これは、土を指になすりつけて蹄っぽく書けばOK。
子供が気付かないときは、「これって、トナカイさんがサインしてくれたのかな??」と言ってあげると良いですよ。
ちなみにサンタさんのヒゲは主人が会社の余興で使った銀髪のカツラから拝借し、トナカイさんの毛は近所のワンちゃんの毛をいただいてきました。
ちなみに、ちなみに、うちの子にサプライズしたサンタさんのヒゲとトナカイさんの毛は、子供が今でも大事にとっておいてあります。
これらの方法も、サンタさんの存在に疑問を持ち始めた子供に使えると思いますのでおすすめです。
子供が喜ぶサンタさんからの渡し方のまとめ。
子供が大好きなクリスマス。
親としては、サンタさんの存在を少しでも長く信じていてもらいたいものですよね。
クリスマスのプレゼントの渡し方を少し工夫すれば、サンタさんの存在を信じられなくなってきた子供も、もう一度サンタさんの存在を信じてくれるかもしれません。
今回ご紹介したクリスマスプレゼントの渡し方は、絶対に子供は喜んでくれると思います。
例えサンタさんの存在を信じていない子供であっても、喜んでくれるプレゼントの渡し方ですので、実践してみてはいかがでしょうか。