広瀬すずさん主演の「なつぞら」のロケ地として注目を集めている帯広。
北海道帯広の定番土産といえば六花亭。
六花亭の本拠地である帯広では、ここでしか食べられない六花亭の限定スイーツを頂くことができます。
中でもおすすめなのは六花亭が運営している六花の森にある「六’café(ロッカフェ)」。
こちらのカフェでは、六花亭のロングセラースイーツ「マルセイバターサンド」の出来立てを頂くことができます。
観光はもちろんですが、帯広は美味しいスイーツも同時に楽しめるおすすめのスポットです。
今回は帯広スイーツの定番、六花亭にスポットを当てて紹介していきたいと思います。
目次
帯広 六花亭 六花の森 六’cafe(ロッカフェ)に行ってきた
北海道土産として人気が高い「六花亭」。
六花亭の本店は札幌だと思っている方が多いのですが、実は六花亭本店は帯広なのです。
北海道の旅行先として、帯広はそれほど人気ではありませんよね。
でも実は帯広はお菓子大国。
白樺の切株をモチーフとした柳月の「三方六」、
クランベリーの「スイートポテト」、
十勝トテッポ工房の「ナチュラルチーズケーキ」、
そして、六花亭の「マルセイバターサンド」、
これらの大人気スイーツは全て帯広に本店があるのです。
そんなお菓子大国帯広には、六花亭限定商品を食べることができるカフェがいくつかあります。
その中でも、庭園とカフェが同時に楽しめる「六花の森」は一番人気。
今回、六花の森にある「六‘cafe (ロッカフェ)」に行って来ましたのでご紹介したいと思います。
六‘cafe (ロッカフェ)の所在地
住所
北海道河西郡中札内村常盤西3線249-6
電話番号
0120-12-6666
アクセス(車)
JR帯広駅から車で約40分
とかち帯広空港から車で約15分
アクセス(公共機関)
JR帯広駅から大樹・広尾行きバス約60分、「中札内小学校前」下車、徒歩約15分
営業時間
10時30分~17時(6月~8月は9時30分~、9月24日~16時)
定休日
無休
駐車場
無料(80台)
駐車場は広々としており、「さすが北海道!」と思わせます。
アクセスに関しては、バスは本数がありませんので絶対的に車をおすすめします。
どうしても車で行くことができない方は、帯広駅バスターミナルからバスパックとして六花の森に行くことができるツアーもありますので、そちらをご利用しても良いと思います。
十勝バスから発売されています。
六花の森はとかち帯広空港に近いので、こちらの空港を利用するのであれば、到着した後、帰着の前に訪れると効率的です。
六花の森に行ったらぜひ訪れて欲しいカフェ「六’café(ロッカフェ)」
六花の森を訪れるのであれば是非とも行って欲しいのが「六’café(ロッカフェ)」です。
カフェはお土産屋さんの奥に併設されています。
店内は青々とした庭を生かした造りとなっており、とても爽やかでシンプルな雰囲気です。
真面目で堅実な六花亭のイメージに合った店内だと感じました。
席は入口のスタッフが案内してくれますので、勝手に座らないようにしましょう。
どこの席に座っても美しい庭を眺めることができます。
席が決まったら店内一番奥にあるカウンターに行き、食べたいものをお皿に盛って行きます。
商品の中にはスタッフに注文して作ってもらうものもあります。
最後にドリンクを注文してお会計を済ませます。
このように、六‘cafe (ロッカフェ)は席注文ではなくセルフサービス方式となっています。
これも商品を安く提供し続けるためのスタイルなのだと思います。
飲み物にコーヒーを注文すると何杯でもおかわりができますのでお得です。
六花亭のこだわり
主人の実家が帯広ということもあり、六花亭でお土産やお菓子を買うことが多いのですが、いつも思うのがスタッフのホスピタリティの高さです。
六花亭は道民にとっては日常的に食べるお菓子屋さんという位置づけなので、路面店やデパートだけでなく、小さなスーパーにも店舗があります。
本店や空港の売店、デパートであればスタッフの対応が良いのは当たり前なのですが、小さな店舗であってもその質は変わりません。
帯広出身の母に言わせると、六花亭の従業員は大昔から対応が良いそうです。
それもそのはず、六花亭では従業員の質を向上させるために、たくさんのメリットを与え、働きやすい環境を整備しています。
例えば、従業員の食堂では六花亭のスイーツが食べ放題、残業ゼロ、有給休暇100%取得可能、がんばった人を讃える報償制度、奨学金制、社内旅行制度など、スタッフの士気をグングン上げる独自の制度が設けられています。
東京では残業ゼロを目指すスローガンを掲げている会社も多いですが、大抵実現していませんよね。
六花亭では残業ゼロ、とっくに実現済みだそうです。
また、たいていの企業では有給休暇を全て消化するのは難しいですよね。
六花亭では29年間連続で全社員が100%有休を消化しているそうです。
報償制度では、プロの寿司職人が目の前で握ってくれるお寿司を頂ける宴に参加することができ、それだけでなく、20万円の特別ボーナスを進呈しているそうです。
また従業員6人以上での旅行の場合、旅費の70%を会社が負担してくれたり、最優秀社員に選ばれるとカナダ旅行と現金100万円が進呈されたり、とにかく福利厚生が充実しまくっています。
六花亭の独自の制度によって、従業員はもっと頑張ろうと思えるでしょうし、会社を大切に思えるようになるのでしょう。
こんな素敵な会社であるから、六花亭のスタッフはどの方もイキイキとしてステキなのですね。
私は六花亭の企業理念を知ることでもって六花亭のお菓子が好きになりました。
六花亭 六花の森 六’cafe(ロッカフェ)人気限定品やお土産
六’cafe(ロッカフェ)では、ここ限定で食べることができるとびっきりのスイーツがあります。
帯広本店でも食べることができません。
そんな六’cafe(ロッカフェ)で食べられる人気限定品や、お土産について紹介していきたいと思います。
出来立てマルセイバターサンド
六’café訪れる方の多くが欲しているのが、出来立てマルセイバターサンド。
マルセイバターサンドは言わずと知れた六花亭の看板お菓子です。
六’cafe(ロッカフェ)のある六花の森には、六花亭のお菓子を生み出す工場があります。
工場の目と鼻の先である六’cafe(ロッカフェ)だからこそ、この出来立てマルセイバターサンドが味わえるのです。
お土産で食べるバターサンドは、クッキー生地とレーズンバタークリームが溶けあい、しっとりとした食感なのですが、出来立てマルセイバターサンドはまだ生地と中身が出会った直後と言うこともあり、通常とは全く異なるサクサクな味わいです。
クッキー生地は、クッキー本来の香ばしさと焼き立て独特のバターの旨みが感じられ、レーズンバタークリームはホイップ仕立てのみずみずしさが感じられ、舌の上でとろけてしまいます。
まさに、出来立てほやほや感を味わうことができます。
結論として、これだけを食べるために、六’cafe(ロッカフェ)に行く価値は大アリです!!
マルセイバターサンドのこだわり
マルセイバターサンドは、六花亭創業以来からある超ロングセラー。
何と86年も前から愛され続けているお菓子なのです。
北海道土産の定番としてたくさんのマルセイバターサンドが売られていますので、当然機械で作られていると思いますよね。
もちろんこれだけの数を生産するのには機械の手も借りますが、実は全てのビスケット生地の最終工程は職人の手で行われているのです。
生地の硬さを均一にするのは機械では無理だというのがその理由です。
職人の手の感触だけを頼りに製造されているのがマルセイバターサンドの最大のこだわりです。
先ほども紹介しましたが、マルセイバターサンドは1日20万個を製造します。
そのすべてを職人が手作業で行っているなんて、本当にすごいと思いませんが?!
六花亭のこだわりを感じますよね。
その他にも美味しいお菓子
六’cafe(ロッカフェ)の目玉は出来立てマルセイバターサンドですが、その他にも美味しいお菓子がたくさん食べられます。
今回食べたのは
出来立てマルセイバターサンド、
プレミアム25(チーズケーキ)、
ポロシリパイ、
メープルみつまめ、
みかんジュースです。
ちなみに、全部ひとりで食べたわけではなく、4人でシェアしました。
プレミアム25は、2.5時間もかけて低温でじっくりと焼き上げたチーズケーキです。
チーズの濃厚さと、なめらかな舌触り、甘さ控えめなので、スイーツというよりも食事に近いかもしれません。
ポロシリパイは六’cafeオリジナルのパイ。
パイの中にはビーンズとベーコン、オニオンなどをトマトソースで煮込んだソースがたっぷりと入っています。
マルセイバターサンドとチーズケーキで甘々になった口を、しょっぱいポロシリパイがリセットしてくれる感じです。
メープルみつまめは、巨大なブルーベリーが入っており、このブルーベリーのみずみずしいこと!!
実はみつまめはあまり期待していなかったのですが、期待以上の美味しさだったのでおすすめです。
口の中がさわやかになります。
ドリンクはみかんジュースがおすすめ。
みかん果汁がたっぷりのドリンクです。
六’cafe(ロッカフェ)のメニューの写真をご覧になるとお分かりかと思いますが、どれもとても安い!!
目玉スイーツのマルセイバターサンドに至っては125円です。
出来ればマルセイバターサンド以外のメニューも試していただきたいので、数人で訪れてシェアすることをおすすめします。
六花亭のお土産
六’cafe(ロッカフェ)はお土産屋さんと同じ建物になっています。
こちらのお土産屋さんでは、定番のお菓子以外にも、メモ帳、マスキングテープ、シャープペン、ボールペン、クッションカバー、エプロンなどのグッズも売られています。
中でも六花亭の包装紙柄のエプロンはとてもかわいかったです。
お菓子もうれしいですが、形として残るグッズをお土産にするのも喜ばれると思います。
また、六花亭というと甘いスイーツが定番ですが、ポテトチップスも販売しています。
ジャガイモ、塩、こめ油だけで作られたポテトチップスなので、小さなお子さまでも安心して食べられます。
六花亭のポテトチップスは珍しいのでお土産にすると喜ばれるのではないでしょうか。
ただ、かさばるのが難点ですが…。
六花亭 六花の森の散策は?
食べ物のことばかりの紹介となってしまいましたが、六花の森では散策や絵画鑑賞を楽しむことができます。
「なつぞら」で注目されている帯広ガーデン
北海道帯広では、気候や景観を生かしたガーデンが数年前から人気となっていましたが、広瀬すずさん主演の「なつぞら」のロケ地として帯広のガーデンが使われたことによって、再注目されるようになりました。
帯広の有名なガーデンというと、十勝千年の森、真鍋庭園、十勝ヒルズ、紫竹ガーデン、六花の森です。
ちなみに「なつぞら」で使われたのは真鍋庭園です。
ガーデンと言うと、富良野のような華やかな花畑を想像するかもしれませんが、帯広ガーデンは、控えめな山野草が主となっています。
ですので、華やかな花畑を想像している方は「えッ?!」と思うかもしれません。
私は帯広ガーデンのうち十勝千年の森、十勝ヒルズ、を訪れたことがありますが、個人的には富良野のカラフルな花畑が大好きなので、帯広ガーデンは見ごたえがなく感じてしまいました。
正直言うと、ちょっとがっかりしました。(時期が悪かったのかもしれませんが)
もちろん、山野草の魅力のわかる方には素晴らしいガーデンだと思います。
個人的な意見ですのですいませんでした。
その中でも六花の森は六花亭の包装紙に描かれている十勝六花を見ることができますので一番見ごたえがあるかもしれません。
十勝六花とはエゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイです。
ただ、時期によってはお花を見ることができませんので事前にチェックしてからお出かけになることをおすすめします。
絵画鑑賞が好きな方には超おすすめ
また、六花の森ではガーデン以外にも画家によって描かれた様々な絵画を鑑賞することができます。
「花柄包装紙館」
六花亭の代名詞ともいえる花柄の包装紙柄の壁紙が全面に貼られた建物
「坂本直行記念館」
六花亭の包装紙のデザインを生み出した画家の絵画が鑑賞できる
「百瀬智宏作品館」
洋画家である画家によって描かれた中札内村(六花の森のある場所)の風景画
「池田均作品館」
第2回「北の大地展ビエンナーレ」においてグランプリを受賞した経歴の持ち主である画家の絵画が鑑賞できる
「小川遊作品館」
満州国出身の洋画家である画家の絵画が鑑賞できる
「サイロ五十周年記念館」
十勝の子供たちの詩が掲載される児童詩誌「サイロ」の表紙が壁面、天井に飾られた建物
「考える人(ロダンから)」
こちらは絵画ではありませんが、彫刻家である坂東優さんの作品
私は絵画に興味がないのでどこも鑑賞しませんでしたが、絵画が好きな方には楽しめる施設となっています。
帯広 六花亭 六花の森 六’cafe(ロッカフェ)のまとめ
広瀬すずさん主演の「なつぞら」で注目を集めている帯広ですが、帯広は観光だけでなくスイーツを存分に楽しめるスポットです。
帯広は北海道土産で人気のある六花亭の本拠地でもありますので、他では食べることのできない限定品を味わうこともできます。
スイーツが大好きだという方には、本当におすすめです。
中でも「六’cafe(ロッカフェ)」の出来立てマルセイバターサンドは超おすすめスイーツです。
目と鼻の先にある工場で作られたばかりのマルセイバターサンドは、想像以上に美味しいです。
帯広を訪れた際には、是非ぜひお試しください!!
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