部活のユニフォームの臭い取りの方法は?汗臭さが抜けません。

ユニフォーム 臭い取り

部活で頑張ってきた子供のユニフォームを洗おうとカバンを開けたら、むせかえるような臭い・・・お困りではありませんか?

なぜか何度洗っても汗の臭いが取れないことも。

そこで部活のユニフォームの臭い取りの方法をまとめてみてみました。

柔道着などは特殊な方法が必要なので、別にご紹介しています。

部活に授業に使ったユニフォームや柔道着の臭い取りにお困りの方、ぜひ参考になさってください。

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部活のユニフォームの臭い取りの効果的な方法

ユニフォームの汗の臭いが取れなくてお困りではありませんか?
特に男子のママさんは切実な問題のようです。毎回、部活バックや洗濯入れを開けるのが恐怖だそう・・・

しかも、洗っても臭いが残るので困ると、皆口々に言います。
しっかり洗って干しても、なぜか臭いが残っているとのこと。

そこで、部活のユニフォームの臭いの効果的な方法をご紹介しようと思います。

何種類かご紹介するので、ご自分にあった方法(臭いの原因に合った方法)をチョイスしてみてください。

1

ユニフォーム専用洗剤で洗う

企業努力の賜物。かなり効果があるそうです。
評判がいいのが

バイオ洗剤ポール

その他の洗剤も「ユニフォーム専用洗剤」などで検索されるとヒットすると思いますが、楽店の商品を載せておきます。

息子さんのサッカーのユニフォームの臭いに困っていた友人が、色々試した結果、バイオ洗剤ポールに落ち着きました。

その友人から聞いた効果をまとめてみると

 漬け置き洗いは他の洗剤同様必要だけれど、臭いの落ち方が全く違う。

 他の洗剤で漬け置きした場合は、ユニフォームの生地の肌触りがちょっと硬くなった気がしたが、バイオ洗剤ポールは変わらなかった。

この友人のお子さんは首やわき腹など、生地が激しくすれる箇所はかぶれやすいというので、生地の肌触りは結構ポイントが高かったようです。

ただ、難点は、高価な事と入手に時間がかかるということ。

「洗剤がなくなった」となってもスーパーで買うことはできません。
それに特売もないので、お高い・・・

でも、臭い対策には代えられないということで、使用しているそうです。

2

酸素系漂白剤で漬け置き

これは定番ですね。

酸素系漂白剤で漬け置きすると消臭、殺菌効果があります。

そもそも、臭いの元は皮脂、汗、塩分ですが、悪臭の原因は「雑菌の繁殖」によるもの。
これらを殺菌するのには酸素系漂白剤で漬け置き洗いをしましょう。

つけ置き洗い

ここで、効果を高めるポイントとして・・・

 臭いがキツければ粉末を使う。
 漬け置きはお湯(40℃~50℃)を使う。

酸素系漂白剤のほうの効果が高いのでオススメ。お湯と併用することで更に効果がアップします。
アルカリ性なので、皮脂汚れなどの『酸性』の汚れを中和してくれるので、臭い残りに効果的です。

そして、生地を傷めない為に、容量と、お湯の温度、漬け置き時間を守ることが大切です。
洗剤の裏を確認して洗いましょう。

3

酢は脇の臭いに効果的

ユニフォームの脇の臭いが取れないこともありますよね。

そんな時はスプレー容器に酢を入れて、直接脇の部分にスプレーしましょう。
そして漬け置き。

もちろんユニフォーム全体にも効果的です。

洗濯する前に200mlくらいの水に大さじ2杯の酢を入れて漬け置きしましょう。

漬け置きというひと手間が要りますが、臭いの残った洗濯物を洗濯機に放り込むよりは安心ですよね。

脇の臭い

4

固形石鹸 ケイ酸塩入りがオススメ

靴下汚れや上履きでも活躍する「洗濯用固形石鹸」
もちろん、ユニフォームにも効果があります。

固形石鹸

ユニフォームの素材は、速乾性などを高めるためポリエステル製も多いですよね。

山用の服をたくさん持っている私ですが、このポリエステル製の服は速乾性も着心地も抜群なのですが、臭いが発生しやすく、取れにくいという難点があるので困っていました。

柔軟仕上げ剤は速乾性に影響あるのであまり使いたくありません。
酵素系漂白剤と一緒に液体洗剤で洗っても臭いが気になっていました。
山では二日間着た切り雀ということもありますから。

そこで、試したのが固形石鹸。

効果がとってもありました

お湯で手洗い、もみ洗いが効果的です。
しっかりと泡立てて洗って、そのまま漬け置き。

更に臭いに対して完璧を目指したいなら③の酸素系漂白剤を使って漬け置き(30分~1時間くらい)

個人的には、この方法が一番リーズナブルで手軽だと思います。

こうして文字にして読んでみると
「面倒だな・・・」
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

私はお風呂の時に洗って漬け置き。
寝る前にはちょうど30分~1時間漬け置き状態なので、そのまま洗濯機へ投入して洗濯します。

ところで、洗濯石鹸には色々なものがありますが、入手しやすいものとして「ウタマロ石鹸」と「ミヨシマルセル石鹸」があると思います。
スーパーやドラッグストアで気軽に購入できますよね。

の二つを使っている私ですが、使い分けしています

理由は成分が違うから。

 ウタマロ石鹸は上履きに使っています。汚れを落とす以外に蛍光剤が入っているので、白い発色効果があるのです。
白さを求めるには断然ウタマロ石鹸です。

 一方、マルセル石鹸はケイ酸塩入り石鹸です。
このケイ酸塩は鉱物の一種でアルカリ助剤として使われています。
臭いにはこちらのほうが化学的にこちらがオススメです。

5

セスキ炭酸ソーダを使う

前述のように、皮脂汚れは『酸性』の汚れです。
この汚れが残ったところに、雑菌が繁殖して臭いが残る・・・。
これが、臭い残りのメカニズム。

セスキソーダ―

ならば、この汚れ残りを防げばいいのです。

『酸性』の汚れには『アルカリ性』で中和しましょう。

化学的に対処するのも効果的なのです。

前述の酸素系漂白剤粉末もアルカリ性でしたよね。
効果的に対処するためには、化学的アプローチも試してみましょう。

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6

オスバンSを使ってみる

お気に入りの綿素材のTシャツの臭いがなかなか取れない時に教わった方法です。

スポーツウエアやトレッキングウエアなどで使われている速乾性の素材はポリエステルが多いですが、このポリエステルは臭いを吸着しやすく、取れにくいという特性があります。

同じように、綿素材も臭いが取れにくいと思いませんか?

生乾き臭というか、雑巾のような臭いというか・・・

夏の暑い日、汗をかいたTシャツから鼻に突き刺さる雑巾臭・・・
ユニフォームでも綿素材のものがあるので、そんな時は特に困りものですよね。

ユニフォームの臭い

そんな時はオスバンS を試してみて下さい。

オスバンSは薬局で入手できます。

洗濯方法は、これも前述と同じく、漬け置き洗いです。

オスバンSを500~1000倍に希釈して漬け置きし、その後軽くすすいでから普通の洗濯洗剤で洗うだけ。

簡単ですよね。

ただ、注意点は洗剤と一緒に使わない事。

洗剤とオスバンSは効果を打ち消し合うので要注意です。
洗剤と一緒に酵素系漂白剤を投入しますが、これと同じような使い方はできません。

先にオスバンSで漬け置き洗いした後、軽くすすいでその後に普通に選択しましょう。

このオスバンSは特にカビに効果的なので、カビ臭にも効果的だそう。
ただ、洗濯用の薬品ではないので、色落ちや生地の痛みなどは気を付けて下さいね。

手ごわい柔道着の臭いを取る方法

体育の授業でも柔道はありますし、柔道など道着を着用する部活のお子さんをお持ちのママさんは、毎日の洗濯が大変ですよね。

ご存知のように、道着はとっても重い衣服。

洗濯だけでも大変なのに、臭いが取れない、もう一度洗濯・・・
考えただけで疲れます。

繊維が詰まっていてなかなか臭いが取れない柔道着。

皮脂汚れ、塩などの汗、そして、場合によっては血液なども付着します。

柔道着

同じ汚といっても種類も性質も違うので、それぞれが残ることで臭いが発生してしまうのです。

でも、柔道着はとっても大切に扱わなければなりません

直に握るので、破れて事故につながらないように、塩素系漂白剤など「生地を傷める」もので洗うのは厳禁なのです。

でも、重くて分厚い素材ゆえ、臭いも頑固に残ってしまいます。

それならば、最初から効果的に臭いを落とそう!
そこで、柔道着の臭いを取る方法をご紹介しようと思います。

1

柔道着専用洗剤

これも企業努力ですね。
昔はなかったのに、今はバリエーションが豊富です。

『茂木和哉 サムライ』

など、柔道着専用洗剤があるので、これだと安心ですよね。

2

酸素系漂白剤と重曹で洗う

酸素系漂白剤と重曹を1:1の割合で混ぜてぬるま湯で溶かして、襟など、臭いや汚れの気になるところに塗って、ぬるま湯で漬け置き。
血液汚れが気になる場合は歯ブラシなど、柔らかいブラシで擦るようにしましょう。
 ↓
その後に、洗濯用洗剤でもみ洗い。この時もぬるま湯が効果的です。
 ↓
その後はすすぎをしっかりしてから洗濯機で脱水しましょう。
 ↓
干すときは必ず完全に乾かしてから。生乾き臭を防ぐためです。
 ↓
でも、直射日光は生地を傷めたり、生地が収縮したりするので避けましょう。
風通しがよい場所で陰干ししましょう。

3

血液汚れにはセスキ炭酸ソーダが効果的

柔道などの格闘技には血液汚れも付着することがあります。
その汚れをそのままにしておくと、取れにくいですし、臭いやカビの原因にもなってしまいます。

セスキ炭酸ソーダが血液汚れには効果的です。

スプレーしてもみ洗いして、すすいでから普通の洗濯でOKです。

臭いを効果的に取るための注意点

前の章でユニフォームや柔道着の臭いの取り方をご紹介しました。

これらの方法で臭いを取るためにはいくつか注意点があります。

臭いを効果的に取るためにも、注意点には気を付けて下さいね。

1

臭いが定着する前に洗うべし!

当たり前ですが、放っておくと、雑菌が繁殖し放題。
湿っていたらカビまで生えてきます。

カビの臭いはかなり頑固で、雑巾のような臭いにプラスしてカビのような臭いが混ざると、それぞれの臭い対処しなければなくなります。

着用したらすぐに洗濯。

洗濯する前に「予洗い」という意味合いで『漬け置き』しましょう。

つけ置き洗い

2

裏返しで洗濯機にかけるべし!

泥汚れは別として、皮脂汚れは内側に付着しています。

この皮脂汚れが臭いの原因になるので、効果的に洗うためにも裏返しで洗いましょう。
柔道着に関しては特に裏返しが効果的だそう。

干すときも裏返しの方が、日光による殺菌効果の効果が高いそうです。

3

単体で洗うべし!

面倒でも、他の家族の洗濯物と洗わないでおきましょう。
ユニフォーム、柔道着、それだけで洗いましょう。

臭いが他の洗濯物に移らないため、そして、余裕を持った水分で洗うためです。

また、柔道着は重量があるので、他の衣類を傷めてしまいます。

4

乾燥機よりも日光消毒をすべし!

綿素材の柔道着は生地を傷めるので陰干ししますが、ユニフォームなどは日光に当てて干すのがオススメ。

日光消毒は消毒の面だけでなく、消臭効果も抜群です。

5

柔軟仕上げ剤を賢く使うべし!

最近はスポーツ専用の柔軟仕上げ剤が出ていますし、汗で効果が出る柔軟仕上げ剤もありますよね。

スメルハラスメントという言葉があるように、お子さんが部活で「臭い!」と言われない為にも、柔軟仕上げ剤をさりげなく使うのもオススメです。

でも、きつく臭うのは、汗の臭いと混じって悪臭になったり、香りで目立ったりするので、程よい加減で使いましょう。

部活のユニフォームの臭い取りの方法のまとめ

部活に頑張っているお子さんを応援するためにも、臭いのないさっぱりとしたユニフォームや道着に洗濯して、応援したいですよね。

臭いの原因となるのは主に皮脂汚れ。アルカリ性の酸素系漂白剤を上手に使って汚れと共に、臭いも落としましょう。
また、セスキ炭酸ソーダやオスバンSも効果的。

どの方法でも、放置せずにすぐに洗う、漬け置き洗いで効果をアップさせます。

たくさんのアプローチがあるので、楽に、効果的に臭いを落としてみませんか?

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