最近よく使われる「断捨離」という言葉。
断捨離の方法と順番をお教えします。
すっきりして、生活がしやすくなり、運気アップの効果もあります。
不要なものの購入を「断ち」、今ある不要なものを「捨て」、ものへの執着から「離れる」という意味のある「断捨離」
簡単にお話しすると、あなたにとって必要なものだけをそばに置いて、もっと生活をしやすくしましょうという事です。
断捨離の方法はいろいろと言われていますが、その中でも、私がやってみて一番すっきり片づけられた方法をご紹介します。
断捨離するためには、苦手な片付けという作業を必ず乗り越えなくてはなりません。
しかし、だらだらとやっていても時間ばかりがかかりすぎ、効率も悪く、疲れだけが蓄積されていくものです。
そうならないために、一度に部屋中を片付けようと考えるのは止め、目の前にあるものだけに目線を向けてみましょう。
目次
断捨離の方法!順番にやっていきましょう!
断捨離したい場所を決めます。
一度に全てを終わらせようと思うと、行動に起こす前に疲れてしまいます。
ですから、まず簡単に出来る小さな場所から始めましょう。
クローゼットだけ、押し入れだけ、タンスだけというのも範囲が広すぎます。
出来れば、この棚のこの引き出しだけ、という形で極力範囲を狭めて決めてみましょう。
ご褒美を用意する。
この時、終えた後のご褒美を決めておくとやる気が出るものです。
ちょっとだけ高級なお菓子を買っておいて、これが終わったら食べようとか、好きな本を用意しておき、終えたら読もうとか、そんなご褒美があるとモチベーションもアップしますね。
早くご褒美にありつきたいために、片付けも素早く終わらせられるものです。
空っぽにする。
決めた場所の中にあるものを全て目の前に出してみます。
空っぽになるまでです。
これは不要か必要かを判断するためでもありますが、自分が何を持っているのか把握するためでもあります。
こんなものがここに、と驚くことも少なくないでしょう。
せっかく素敵なものを持っていても、棚の中に眠らせていれば、捨てるよりももったいないことです。
出して把握したら、それらを全て「好き(必要・捨てない)」か「嫌い(不要・捨てる)」かに分けてみましょう。
もし迷うものがあったら、それは「どちらとも言えない」というくくりでまとめておきます。
好きなものは元の場所にきれいにしまいます。不要なものはごみ袋へ→これは後からごみの仕分けをしましょう。
寄付するという考えに置き換える。
捨てるか捨てないかと言われるとどこかで「もったいない」という気持ちが芽生えるものです。
どちらとも言えないものは「寄付するとしたら」で考えてみましょう。
「寄付する」「寄付しない」で分けるのです。
案外簡単に不要なものがわかってくるでしょう。
そこで寄付するとしたものは不要なものです。
ここまで出来ると、もうその棚にはあなたにとって必要なものしか残っていないことになります。
その棚だけ、断捨離成功という事です。小さな棚一つでも、出来た自分を褒めてあげましょう。
大きな達成感を得て、また次もやってみようという気持ちになれるはずです。
この調子で、ひとつづつクリアしていきましょう。
断捨離しないために、片付けしないために、いらないものを買わない!
なぜ身の回りにモノが増えてしまったのか、どうしたら増えないのか、そこがわかるだけで、ここからさらにモノが増え続けていくという事態を避けることが出来るようになるでしょう。
身の回りを見渡せば、溢れかえる物、もの、モノ・・・。
それって全部必要ですか?
案外必要なものってとても少なくて、ほとんどがどう処分したらいいのかわからずにそこに置かれているだけのモノだったりしませんか?
不要なものというのは、あなたにとって、嫌いなものであり、ストレスの原因であり、重荷でもあるのです。
不要なものが溢れれば溢れるほど、知らず知らずのうちに不快な気分が増しているのです。
逆に、必要なものだけが周りにある場合、それはあなたにとっての幸福を表します。
必要なものと言うのは、好きなもの、お気に入りのもの、大切なものです。
好きなものだけに囲まれた生活と言うのはとても快適です。
運気も上がります。
あなたも上手に快適な生活を手に入れてみませんか?
断捨離しないために原因を追及
しかし断捨離しよう!と思っても、何から始めたらいいのかわからないでしょう。
断とうと思ったからと言って、何も買わないのがここで言う「断」ではありません。
何でもかんでも捨ててしまえばいいのが「捨」でもありません。
そして、執着から離れろと言われてもそううまくいかないのが「離」です。
断捨離しようと思ったという事は、必要ではないものがたくさんあるという認識はあるはずです。
ではまず、なぜこのような状態に陥っているのかということから考えてみましょう。
原因がわかれば解決策は見えてくるはずです。
原因として考えられるのは、次の5つではないでしょうか。
持っているものを把握しよう!
自分の持っているものが何かを把握できていないから、同じようなものを何度も買ってしまった。
これは単純に整理整頓ができていない為です。
次回お話する、断捨離の方法を知れば整理することができ、自分が何を持っているのかという事を把握できるでしょう。
それにより、同じ過ちは起こらなくなるはずです。
好きではないものを他人からもらってしまった。
いらないけれど、もらった手前捨てるわけにもいかない。
これが良くある、不要なモノの増える原因です。
せっかく贈られたものを簡単に捨てるわけにはいきませんよね。
でも、逆の立場になって考えてみましょう。
自分の贈ったものが他人に迷惑をかけているのです。「いらないな」と思いながら、押し入れの奥にしまい込まれているのです。
嬉しいですか?
贈り物と言うのは、それ自体よりも、その贈る人の気持ちが嬉しいものです。
自分の為に悩み考え、喜ぶ顔が見たいと思って買ってくれるその行為こそが大切な贈り物です。
そして、受け取った方はその気持ちに感謝し、その瞬間に喜びます。ありがとうと伝えます。
実はそれだけで、贈り物の役目は終了なのです。
その瞬間の喜ぶあなたの笑顔がもう、贈った側への最高の恩返しになっているのです。
ですから、くれた気持ちに感謝し、喜び、その上で必要ないと感じるものは処分してもいいのです。
むしろ、いらないのに無理に置いておく方が失礼です。
大切な相手からの贈り物であれば、それを写真や日記、そして、記憶の中で鮮明に残してあげましょう。
その時は好きで買ったけれど、好みが変わって嫌いになってしまった。
好みや趣味というのは流行と同じで、どんどん変化していくものです。
その移り変わりに対応せずにモノを残していけば、モノは増える一方です。
思い切って処分してみましょう。
その時は必要だったけれど、もう必要ではなくなってしまった。
これも3に同じです。生きて入れば日々大切なものが変化していきます。
必要なのは、その瞬間使うべきものです。今使わないものは不要なものとして処分してしまいましょう。
どう処分していいのかわからない
今はごみの区分が細かくなっています。その為、燃えるのか燃えないのか、再生できるのか、大型ごみなのか、考えるのも大変ですよね。
そのため面倒になってしまってそのままという事があると思います。
これは、嫌な片付けの最中に考えるから嫌になってしまうのです。
ごみはごみとして分けておいて、後からゆっくり時間のある時に区別してみましょう。
燃える、燃えない、再生、などと袋わけして、地域ごとに配られるごみ区分表に基づいて仕分けすればそれほど大変なことではありません。
子供がいれば、それをお願いするとちょっとしたゲーム感覚で楽しんで仕分けしてくれるかもしれません。
また、捨てるだけが処分方法ではありません。
それを必要としている知り合いや友人などに渡してもいいし、リサイクルショップなどを利用してもいいでしょう。
なぜ身の回りにモノが増えてしまったのか、どうしたら増えないのか、そこがわかるだけで、ここからさらにモノが増え続けていくという事態を避けることが出来るようになるでしょう。
欲しいものがあるときは、断捨離してから買う。
上記の、と
のような場合は、いらないものがはっきりしています。
そんないらないものがあるのに、新しいものを購入してはいけません。
欲しいものがあるときは、その「いらないものを断捨離してから、購入する」というルールを作りましょう。
これ意外といい方法なんです。
断捨離できるものがあるまで、買い物は控える癖が付きます。
断捨離で運気アップ。風水でも言われます。
断捨離すると、「風水でも、不要なもの=邪気・運気を停滞させる」ということで、運気をアップさせることができます。
部屋がごちゃごちゃしていたら、せっかっくの運気も逃げてしまいます。というより良い運気を引き込めないといわれています。
不用品から出る、悪いエネルギーをシャットアウトすることができます。
いらないものがなくなって部屋がすっきりすると気分もすっきりしますね。
もちろん、運気もアップしてくるでしょう!
断捨離の方法と順番のまとめ
断捨離、片付け、そういわれると漠然と「いいことなんだろうな」とは思うものの、なかなか重い腰が上がらないと言うのが現状ではないでしょうか。
しかし、なにがどのように不要なのかが明確になり、ご褒美があって、決められた場所だけでいいとなると、「やってみようかな」と思えたりするものです。
ひとつだけクリアしてしまえば、続きは惰性で出来るものです。
まずは何でもいいので、モチベーションをアップさせる方法を見つけてみましょう。
先ほど話したご褒美でもいいです。好きな人に「片づけろ」と言ってもらうのもいいかもしれません。
ちょっとしたきっかけで断捨離が出来れば、もっと快適な生活を送れるかもしれません。