東洋のガラパコスと称される奄美大島。
沖縄と比べるとマイナーなイメージがありますが、豊かな自然が残る素晴らしいスポットです。
私は、マングローブカヌーと島内で一番きれいな海で遊び、奄美大島を大・満喫しました。
おすすめのマングローブカヌーツアーや、おすすめの海、その他おすすめのスポットなどを紹介したいと思います。
人気の沖縄に比べると、観光客が少ないためゆったりとした島時間が過ごせるのも奄美の魅力。
奄
目次
美大島はマングローブカヌーがおすすめ
奄美大島は、手つかずの自然が今もなお多く残されている地域です。
そのため東洋のガラパコスとも称されています。
そして、手つかずの自然を大いに満喫できるのがマングローブカヌーです。
まずは、このマングローブカヌーについて紹介していきたいと思います。
奄美大島のマングローブについて
マングローブのことを木の名称だと思っている方も多いかもしれません。
ですが、マングローブとは、淡水と海水が混じる汽水域に生息している植物の総名称です。
そして、奄美大島のマングローブは、日本で2番目の広さを誇ります。
奄美のマングローブがある場所は、奄美空港から車で約1時間となっています。
マングローブまでの道のりは、山と海を眺めることができる最高のドライブコースです。
おすすめのマングローブカヌーツアー
マングローブカヌーを開催しているツアーはいくつかありますが、私が参加したのはマングローブ茶屋さんが開催しているツアーです。
ここにした理由は、値段の安さです。
ツアー料金は…
大人1,700円
子供1,300円(小学生以下)
他のツアーは2,000円を超えるツアーがほとんどでしたが、マングローブ茶屋さんは1,700円で体験が可能です。
しかも所要時間は約90分もあり、ちゃんとガイドさんもつきます。
カヌーは1人乗りと2人乗りがあります。
私たち家族は、私と子供で2人乗りのカヌーを1台と、主人の1人用のカヌーを1台借りました。
カヌーに乗る際には、こぎ方や注意点などをしっかりとレクチャーしていただけますので、安心です。
マングローブカヌーで見られるもの
カヌーに乗り込んでいざ出発!
開放感と、雄大に広がる木々の勇ましさを目の当たりにし、自然の素晴らしさを実感します。
カヌーに乗って過ごす時間は、普段忙しく生きている時間とは異なり、ゆったりとした島時間です。
ストレスが浄化され、見るものすべてが楽しく、いとおしく思えてきます。
このような時間は、忙しく働く私にはとても貴重です。
さて、カヌーツアーで出会える生物は、
ノコギリガザミ
オキナワアナジャコ
シオマネキ
ガザミ
ミナミコメツキガニなどの甲殻類や、
ここ奄美でしか生息していない
リュウキュウアユ
ミナミトビハゼなどです。
これらの生物は、素人ではなかなか見つけることが難しいのですが、ガイドさんがその都度教えてくださるので、簡単に見つけることができますのでご安心あれ。
マングローブカヌーでの注意点
奄美空港からマングローブに向かう途中には、奄美で一番賑やかな中心地である名瀬地区があります。
カヌーに乗る前に昼食を考えている場合は、こちらで済ましておくのも良いと思います。
中心地であるため、イタリアン・和食・中華・ご当地ものまで揃っています。
奄美のご当地料理である鶏飯を食べさせてくれる飲食店もいくつかあります。
奄美大島は、たくさんの食事処がある場所ではありませんし、コンビニエンスストアもたくさんありませんので、飲食店がたくさん集まっている名瀬地区で食事を済ませることをおすすめします。
ちなみに、今回おすすめしたマングローブ茶屋さんでもお食事をすることもできます。
奄美大島 一番きれいな海を満喫。
奄美大島の魅力はエメラルドグリーンのきれいな海。
島にはいくつかのビーチがあります。
中でもおすすめのビーチを3カ所ご紹介します。
倉崎海岸
流郷町芦徳にある海岸です。
空港からは車で約30分です。
内海の遠浅なので、波が穏やかなことが特徴です。
透明度が高いので、海面の上からのぞき込むだけでかわいらしい魚を見ることができます。
そして、こちらの海ではウミガメさんに高確率で出会えるチャンスがあります。
出会うためにはシュノーケリングツアーを利用すると良いです。
ツアーガイドさんは、ウミガメさんが住んでいる場所や、いつもご飯を食べに来る場所を把握していますので、90%の確率で出会うことができます。
ちなみに、私たち家族もこのウミガメツアーに参加し、見事ウミガメさんに出会うことができました。
崎原ビーチ
奄美市笠利町にある海岸です。
奄美空港からは車で約40分です。
観光向けのビーチではないため、更衣室やシャワーなどの施設がありませんが、その分利用客が少なく、穴場ビーチ的存在です。
訪れる観光客が少ないため、手つかずの自然が残っているビーチです。
ビーチに向かうまでの道のりは、集落を抜け、山道を進みますので、何だか冒険に向かうような感覚になります。
そして、途中高台から崎原海岸が見えたときの感動は忘れられなくなるほどの絶景です。
土盛海岸
奄美市笠利町にあるビーチです。
奄美空港からは、たった10分ほどで到着してしまいます。
土盛海岸は、奄美大島の中では一番きれいな海だと感じました。
この美しさは、ブルーエンジェルと呼ばれているそうです。
確かに、沖縄の海と比べる色合いが優しくて、天使のように柔らかで優しい雰囲気のする海でした。
とは言え、こちらの海は離岸流の発生が多く、水難事故が多発している海でもあります。
ですから、遊泳中は最新の注意を払ってください。
とくにお子さま連れの方は、絶対子どもを沖まで泳がせないこと!
こちらの海には、元気なサンゴ礁もたくさんありますので、美しくかわいい魚をたくさん見ることができます。
また、浅瀬は砂地が広く石などの障害物がないため、足を傷つけてしまう心配がありません。
海水浴シーズンには監視員さんもいますので、お子さま連れには安心です。
奄美空港から各ビーチの所要時間を記載していますが、どこも所要時間が短いことに気が付きましたか?
奄美大島は沖縄のように大きな島ではありませんので、車でしたら2時間ほどで端から端まで移動できてしまいます。
これも奄美の魅力です。
また、沖縄は観光スポットがたくさんあるため、のんびりするつもりが、ついつい予定を詰め込んでしまいがちです。
その点奄美大島は観光スポットがあまりありませんので、のんびりと島時間を楽しむことができます。
のんびり旅行をお考えの方には、奄美大島はおすすめです。
奄美大島 その他のおすすめは?
大自然を思いっきり満喫できるマングローブカヌーと海を紹介しました。
その他にも奄美大島にはたくさんの魅力的なスポットや体験があります。
ウミガメシュノーケリングツアー
おすすめしたいのは、ウミガメと出会えるシュノーケリングツアーです。
先ほど紹介した倉崎海岸がいちばんおすすめのスポットとなっていますので、こちらの海に潜るツアーに申し込むと良いです。
ウミガメさんとの遭遇率はかなり高いのですが、万が一出会えなくてもきれいな熱帯魚などを見ることができますのでがっかりすることはないと思いますよ。
恋が成就するパワースポット
潮の満ち欠けによって、見ることができるパワースポットがあります。
その名もハートロック。
読んで字のごとく、ハートの形をした岩場です。
奄美空港からは15分の場所にあります。
ただ、先ほども書いた通り、ハートロックは潮の満ち欠けに左右されるスポットですので、訪れる時間を間違えないようにしましょう。
ハートロックを見ることができるのは、干潮時です。
日によって時間が変わりますので、下調べが必要です。
ハートロックをスマホの待ち受けにすると恋が成就するそうですよ。
また、ハートロックのすぐ近くにあるヘルシーアイランドカフェもおすすめです。
ハンバーガーやドーナツ、スムージーやジェラートなどを楽しむことができます。
実は、私たちはこちらでお茶をしようと思い立ち寄ったのですが、マスターが「今ならハートロックが見られるから、ぜひ行ってみなさい」と言われ、運よく見ることができました。
こちらのカフェの駐車場に車を停めて行く観光客も多いみたいですね。
敷地内にはかわいい山羊さんとワンちゃんが住んでいます。
どの子も人なつっこくてとてもかわいらしいので、ぜひ訪れてみてください。
奄美大島での楽しみ方のまとめ
手つかずの自然が多く残る奄美大島。
沖縄に比べると認知度が低いので、観光客も少なくのんびりとした島時間を過ごすことができるスポットです。
マングローブや美しい海など、見どころもたくさんありますのでおすすめです。
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