登山のテント泊のパッキングの手順は大事です!その方法は?

パッキング

登山のテント泊のパッキングは快適に登山をする上で非常に重要になってきます。

ただ必要なアイテムを片っ端からザックに詰めていけばいいという訳ではないんです。

どういうパッキングをするかという細かな所は使用しているザックであったり、持っていくものであったりで異なってきます。

私が今どういった登山のテント泊のパッキングの仕方をしているのかを今回はご紹介していきたいと思います。

少しでも参考にしていただければ嬉しいです♡

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登山 テント泊のパッキング、まずはグループ分け

まず最初に
私は荷物をいくつかのグループ分けしていて、さらにグループ分けしたものごとに袋に入れています。

あまり細かく分けてしまうと「どれになに入れたっけ?」ということになってしまうこともあるのですが、まとめて入れておくと荷物の出し入れがしやすいですし、なくしものも減る気がします。

あと準備が楽になるだけでなく、まとめておいた方が片付けも楽です。

そのためにスタッフバッグと呼ばれる小分け袋をサイズ違いでいくつか買っておくと便利です。

私が今持っているのは
グラナイトギアのエアジップザップというチャックがついているタイプを一つと巾着のタイプが大中小で3つです。

意外と高いのでセールなどで安売りしていたらねらい目です。

あとはジップロックを愛用

今では可愛いデザインのものも沢山出ておりそちらもよくチェックしています。

食料関係

ポイント 朝、晩のご飯
ポイント お茶関係
ポイント カトラリー
ポイント コップ
ポイント ごみ袋やキッチンペーパー
ポイント ウエットティッシュ
ポイント ライター

グラナイトギアのエアジップザップに。

朝、晩しか入っていないのはお昼に関しては行動食を食べることが多く、食料関係の袋を取り出して食べることがないためです。

朝ご飯や夕飯はテントの外で作業をすることがほとんどですが(テントの中で火気は危険が多いので)その時にはこの袋一つ持っていけばいいようにしてあります。

着替え関係

ポイント Tシャツ1枚
ポイント キャミソールもしくはヒートテック1枚
ポイント パンツ
ポイント 靴下
ポイント タイツ

Tシャツ

予備服兼パジャマ代わりのお洋服たち。

もし今着ている服が濡れた時の着替えを兼ねているので絶対に濡らす訳にはいきません。

なのでパンツなどは外から見えないように上手に工夫をしてジップロックに入れ、できる限り空気を抜いてコンパクトに。

山用の防水バッグも優秀ですが、それと同じくらいジップロックはかなり優秀です。

緊急セット

ポイント エマージェンシーセット
ポイント ナプキン
ポイント ごみ袋
ポイント 眼鏡
ポイント サポーター
ポイント 靴紐

万が一何かあった時のためのアイテムたち。こちらは基本的に使わないことにこしたことはないアイテムなのでシーズン中そのまま入れておくことが多いです。

テント泊をしている最中はコンタクトなので眼鏡の出番はほぼないのですがもしコンタクトの調子が悪くなった時に目が悪い私は命の危機になってしますので必ず入れています。

サポーターは一時期山に行く度に膝が痛くなってしまうことがあったので一応。

緊急セットは入れておけば取り敢えず安心というものが多いです。

救急セット

ポイント ばんそうこう 大中小
ポイント てぬぐい
ポイント テイッシュ
ポイント 頭痛薬
ポイント 胃薬
ポイント ガーゼ
ポイント テーピング
ポイント コンタクト
ポイント 綿棒

ばんそうこう

綿棒

薬系は自分の体質に合わせたものを入れてください。

私は頭痛もちでないと不安になってしまうので頭痛薬は必ず入れています。

あとは雑誌でよく見るものであったり、必要そうなものを自分で考えて入れてあります。

最近ではグループで行く場合持ち物を分担するという手段も見ますが、緊急セットは一人一つ持っておいた方がいいでしょう。

おやつ関係

ポイント 柿の種、金平糖、アーモンドチョコなどはナロゲンボトルへ
ポイント グミ、クッキーなどは100均で買ったポーチへ

それぞれ入れています。

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登山 テント泊のパッキング、実際に詰めてみよう!

小分けが終わったらあとは実際にパッキングしていきます。

私がテント泊で使用しているのはミレーの40+5Lです。

といっても実は私が持っているものと同じザックは既にマイナーチェンジをしており全く同じものは中古品しかないと思います。

しかし作りが一緒であれば大体の詰め方の想像はできるかと思います。

仕様

ポイント 2気室構造(2つメインの収納がある)
ポイント 2つのフラップポケット(ペットボトルなどを入れる所のイメージ)
ポイント サイドジッパーポケット
ポイント 雨蓋に収納が3つ

ではどこにどのようにものを詰めていくのか見ていきましょう。

フラップポケット

私はどちらにもペットボトルを入れています。

ただどうしても場所的にストックが必要な山の場合には片方にペットボトル、もう片方にストックという入れ方をする時もあります。

ペットボトル

サイドジッパーポケット

ポイント ヘッドランプ
ポイント ごみ袋
ポイント てぬぐい
ポイント ガム

をバランスよく左右に入れていきます。

ここには小さくて、かつよく使うものを入れるようにしています。

ヘッドランプなどは大きな場所に入れておくと取り出す時に面倒なので必ずここ。

ごみ袋もテントを片付ける時などに使うのですぐに取り出せる所にも何枚が入れておくと便利です。

てぬぐいは汗をふくタオル代わりに使っているものです。
タオルは嵩張るのでてぬぐい

これも汗をかいたらストレスなく取り出せる所にあってほしいので最初はここに小さくたたんで収納されています。

ヘッドランプやガムは使い終わったらもう一度サイドジッパーポケットに戻しますが、ごみ袋や手ぬぐいに関しては使った後戻しやすい場所に入れてしまうことが多いです。

雨蓋

雨蓋のどこに収納スペースがあるのかというと、ザックを閉じた時に上に来る部分に一つ、さらに正面に一つ、あとは裏側に一つついているザックが多いです。

上部分の収納スペース

ポイント おやつ
ポイント 昼用の活動食
ポイント 折りたためるウインドブレーカー

一番取り出しやすい所にある雨蓋の収納スペースにはおやつや活動食を入れています。

疲れているとザックの開け閉めも面倒になってくるんですよ。
そのため一番スムーズに取り出しできる場所に。

ポーチと活動食とナロゲンボトルを入れてピッタリくらいと、思っているよりも入るので便利です。

裏側の収納スペース

ポイント 救急セット

ちょっと前まではメインの収納部分の背面ポケットに入れていたのですが、荷物を詰め込み過ぎると出すのが一苦労。

一度岩場でこけてたまたまその場にあった尖った石で指をざっくり切ってしまった時に中々自分の救急セットが出せず結局通りかかった男性からばんそうこうをもらいました。

血が結構出ていて片手で出すしかなかったのですが片手で出すのが難しい場所に入ってしまっていて。
もし旦那さんが怪我をした場合にも荷物を取り出してからでないと救急セットが出ないなんて…。

指を切ったくらいならどうってことありませんが、登山ではいつなんどきなにが起きるらわかりません。

救急セットはどういった状況でもすぐに出せる場所に入れておかないと意味ないなと思ってから雨蓋を開けさえすればすぐに取り出せる収納スペースを救急セットの場所に固定しました。

正面のミニポケット

ここにはお財布を入れています。

私は普段使いしているお財布と山用のお財布は分けており、山用のお財布には必要最低限しか入れません。

くまさんのフェイス型の小銭入れを使用していて、柔らかい素材でできており折り曲げ自由なので入れているというよりは詰め込んでいるが正しいです(笑)

私はすぐ取り出せる場所に入れておきたいものが多いので、雨蓋の収納スペースは非常に大事です。

ポケットが多いと使いこなせない!という人もいるのですが、私は自分でどこに何を入れるかを考えるのが好きなのとポケットが多ければそれに従って収納していけばいいのでそこそこしっかりポケットの数は欲しいタイプ。

旦那さんは「どこになに入れたかわかんなくなるから一つ大きな布にど~んって入る方がいい!」というタイプなのでそういったシンプルで、かつ大きなザックを使っています。

メイン収納スペース

いよいよメイン①。一番大きなスペースのことです。ザックの中心部分ですね。

メイン①。パッキングのポイント

パッキングのポイントは「重いものから順に」「使うものを上に」です。

1 水600mlのペットボトルを両端に入れる
2コッヘルとガスバーナーを一番下に入れる 
3 2の隣にシュラフを押し込む
4 3の上に防寒着を押し込む
5 4の上にレインウエア(上)を押し込む
 4の上に食料袋を入れる

簡単に書いていますがこれでいっぱいいっぱいですし、「押し込む」にはかなりの力が込められています。

防寒着やシュラフのように押し込めばその分小さくなるものはいいのですが、一番嵩張る食料にいつも頭を悩ませています。
(結局35をできるだけ小さくするしかないのですが)

メイン収納の背中の部分にはポケットがついていることが多いのですがその部分には

ポイント 手袋
ポイント ネックウォーマー
を入れています。

手袋・ネックウォーマー

メイン②。ザックの下の部分の収納スペース。

ポイント 着替え類
ポイント 救急セット
ポイント 折り畳み傘
ポイント レインウエア(下)

ここもぎゅっと詰め込んでいきます。この辺はテントに着くまで広げることがない部分なので見た目どうであってもいいんです。
入ってチャックが閉まれば←

レインウエアを上下分けていれているのはスペースの問題と、上を着ることは多いのですが下まで履くことはそんなにないためです。

これらを全て入れきったら最後にザックの正面にマットをつけて私の登山 テント泊 パッキングは完成です。

マットは自分でアウトドア用品店でストラップを買ってきて、歩きやすいようにつけることができるようにザックにつけました。

ヘルメットが必要な場合には雨蓋の下になんとか入れ込みます。(ザックの身長が高くなります)

登山のテント泊、パッキングのまとめ

忘れ物は基本的に許されないので確認しながらということもあるのですが登山 テント泊 パッキングって今も時間がそれなりにかかります。

しかしそんな時間も楽しいのが登山なんですよね。

自分の持っている道具を改めて見て「やっぱりこれ買ってよかったな~」「次はあれ買ってみようかな」とか色々感がながら作業をすると時間は経っているのですがあっという間に感じます。

パッキングによって歩きやすい、歩きにくいも出てくるので自分が歩きやすい荷物を入れ方を、私の記事を参考に工夫してみてくださいね!

登山 テント泊 パッキング

テント泊まとめ記事

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