1日1杯のワインは身体に良いとよく聞きますよね。
でも実際どのようなメリットがあるのでしょうか。
私は健康にとても興味があるので、ワインを飲むことでどのようなメリットがあるのか、また効果的な飲み方があるのかを調べてみました。
メリットがあればデメリットはつきものですから、デメリットも一緒に調べてみました。
健康のために簡単で手軽な習慣を始めたいと考えている方は必見です^^
ワインを飲むメリット
嗜好品として飲むワインが、健康に良いということは多くの方がご存知のことだと思います。
ただ、何となく良いということは知ってはいるものの、実際どのような効果があるのかはわからないという方も多いのでは?
そんな方のために、ワインを飲むメリットを、白・赤ワイン別にご紹介したいと思います。
赤ワインを飲むメリット
美容効果
赤ワインが美容に良いということは、多くの女性がご存知だと思います。
赤ワインが美容に良い理由は、赤ワインに含まれているポリフェノール。
ポリフェノールには抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、身体の中で増加してしまった活性酸素を除去してくれる作用のことをいいます。
活性酸素は身体の中をサビつかせますので、肌の老化やガン、生活習慣病などの原因となる怖い成分です。
抗酸化作用のあるポリフェノールを摂りいれることは、細胞の老化が抑制できますので、美容効果が期待できます。
風邪予防の効果
先ほど紹介した抗酸化作用には、風邪の原因となるウイルスが体内に入ってしまったときにこれらの増殖を抑制する働きがあります。
つまり風邪予防に効果が期待できます。
ダイエット効果
赤ワインに含まれているポリフェノールの一種であるエラグ酸は、脂肪燃焼を促す働きがあります。
また、こちらもポリフェノールの一種であるピセアタンノールという成分は、脂肪が増えることを抑制する働きと、脂肪を蓄積するのを抑制する働きがあります。
つまり、赤ワインに含まれているこれらの成分によって、
脂肪を燃焼し、
脂肪増加を抑制し、
脂肪蓄積を抑制する
という、トリプル効果が期待できるのです(^^)/
これはダイエット効果がとても期待できますよね(^_-)-☆
冷え抑制効果
赤ワインに含まれているポリフェノールやビタミンなどの成分は、血行を促進する働きがあります。
血行が促進されるということは、冷え性にも効果が期待できると言うことです。
しかも、血行が良くなると新陳代謝も高まりますので痩せやすい体質になることも期待できますのでダイエットにもつながりますね^^
虫歯予防効果
赤ワインには虫歯の原因となる細菌を殺菌してくれる作用があるため、虫歯予防にも効果が期待できます。
アレルギー抑制効果
最近の研究では、赤ワインに含まれるフラボノイドには、アレルギーやぜん息を軽減する可能性があることがわかりました。
まだ確定的な効果ではありませんが、本当であればうれしい効果ですよね。
白ワインを飲むメリット
腸内環境を整える効果
白ワインに含まれるオレイン酸やリノール酸、クエン酸やアミノ酸などの有機酸を体内に摂りいれると、腸内環境は酸性になります。
腸内環境が酸性になると、悪玉菌の働きが活性化することを押さえられ、さらに善玉菌の働きが活性化しますので腸内環境が整います。
腸は人間の身体の要ですから、腸内環境が整っていると健康面・美容面・精神面にも良い影響が現れることが期待できます。
殺菌効果
生ガキを食べるときは白ワインを飲む、とよく聞きますよね。
これは、白ワインには殺菌作用が含まれているからです。
白ワインに含まれている酒石酸やリンゴ酸などの有機酸は、強い殺菌力があり、赤痢菌・サルモネラ菌・大腸菌などといった、食中毒を引き起こす菌に有効に働きます。
どのくらい有効かというと、サルモネラ菌は約10分、大腸菌は約20分という短い時間で、10万個以上の菌を10個以下に抑えるほどの殺菌力があります。
夏は食中毒が気になりますので、白ワインを飲むと有効的ですね^^
また、インフルエンザなど風邪の原因となるウイルスが体内に入ったとき、白ワインによる殺菌作用がこれらのウイルスを撃退する働きがありますので、風邪をひきにくくなる可能性が期待できます。
血圧を抑える効果・上げない効果
白ワインに豊富に含まれているカリウムは、利尿効果があります。
また尿を排出する際に身体の中にある塩分も同時に排出する働きがありますので、血圧を下げるのに効果が期待できます。
疲労回復効果
白ワインに含まれている有機酸は肝機能を高める効果があります。
肝機能が高まることで、疲労回復に有効なアミノ酸を生み出します。
赤ワイン・白ワイン両方のメリット
気分が良くなる
ほろ酔い程度に飲むのが一番良いのですが、気分が良くなります。
精神が高揚して、元気も出てきます。
まあ、これはアルコール類全般に言えますね。
リラックス効果がある
ワインの香りは、アロマと同じように、香りにリラックス効果があるといわれています。
ほどよく飲むのには、ストレス解消にもなります。
ワインを飲むデメリット
ワインを飲むことでデメリットになることもありますので、紹介していきます。
肝臓や腎臓に負担がかかる
ワインはアルコールを含んだ飲料ですので、肝臓や腎臓に負担がかかります。
アルコールが体内に入ることで、本来の機能が働きづらくなり正常に機能しなくなる可能性があります。
肝臓や腎臓は体内の毒素を排出する器官ですので、これが正常に機能しなくなるといことは身体に毒素がどんどん蓄積されてしまうことになります。
こうなってしまうと、肌荒れや、大きな病気を引き起こす原因となる可能性もあります。
ただ、これはワインと適量以上に摂取した場合の話ですので、ほどほどに飲んでいれば問題はないでしょう!。
中毒性がある
アルコールには中毒性があります。
毎日適量を飲む分には問題ありませんが、アルコールを飲み続けているとアルコールに強くなってきますので、これまで以上に飲みたいと思うようになる可能性もあります。
アルコールを必要以上に摂取することは健康を害する可能性や、暴力的なる可能性もありますので注意が必要です。
発がん性の危険性
2016年に海外での研究結果では、白ワインを摂取することで侵入性黒色腫という皮膚悪性腫瘍のリスクが高まると発表されました。
これは白ワインに含まれるアセトアルデヒドが人間の正常なDNAを損傷した上に、回復することを妨げる働きがあることが原因ではないかと言われています。
赤ワインにおいてはこのようなリスクはないようです。
どちらにせよ、適量を守っていれば問題はないと思います。
気分が悪くなる
これもお酒全般ですが、適量飲むには、気分が良くなりますが、飲みすぎると気分が悪くなり、翌日はもっと気分が悪くなります。
つまり二日酔いですね。ほどほどにしてくださいね !(^^)!
太る
これはお酒を飲むと、食欲が増進されるので、食べ過ぎてしまう可能性があります。
そうすると体重が増えてきますので、ご注意を。
ワインの効果的な飲み方
最後にワインの効果的な飲み方について紹介します。
たしなむ程度にとどめて
ワインには美容面、健康面でメリットがたくさんあるのですが、これは適量を摂取している場合に限ります。
ワインによるメリットを得たいのであれば、1度に飲む量は140ml程度にとどめることが必要です。(人によって適量は違います)
思ったよりも少ない量ですよね。
これ以上を摂取することは、健康障害やガン、アルコール依存症や肥満、肌荒れなどのリスクが高まります。
休肝日を設ける
適量を守っていれば毎日飲んでいいのかというと、その答えはNOです。
いくらワインが身体に良い効果が期待できるからといって、毎日飲むのは身体に負担をかけることになるのでいけません。
ワインはお酒ですから、週2日は休肝日を設けましょう。
寝る前はNG
寝る前にアルコールを摂取するとよく眠れますよね。
でも、アルコールの力を借りた睡眠は一見眠りが深いように見えますが、実は眠りが浅く、質の悪い睡眠なのです。
また、酔いがさめてくると起きてしまい、眠れなくなるという方もいます。
ですから寝る前のワインは良くないです。
また、眠る3時間前からは何も口にしないことが健康に良いと言われているので、ワインを飲むのは眠る3時間前までにすると良いでしょう。
ワインのメリットデメリットのまとめ
ワインは適量を摂取することで、健康面や美容面、精神面を向上させることが期待できるということがわかりました。
ワインは食事ともよく合いますし、何よりもおいしい (^^♪
おいしくて身体にも美容にも良いワインって、最高の飲み物ですよね(^_-)-☆