女優さんやモデルさんなど、美意識が高い女性は岩盤浴に通っていることが多いですよね。
岩盤浴は美容に効果的であるだけでなく、身体の健康や精神的な安定も期待できますので、とてもおすすめの健康方法なのです(^^♪
今回は、岩盤浴の効果的な入り方と危険な入り方をまとめましたので、これから岩盤浴を始めてみようと思っている方の参考になればうれしいです(^_-)-☆
岩盤浴はただ室内で横になるだけなのでとっても簡単で手軽なのですが、危険な入り方をすることで命に危険が及ぶ可能性もあります。
健康や美容のために岩盤浴に入ったのに、健康を害してしまっては本末転倒ですよね(;_;)
目次
岩盤浴の効果的な入り方は?注意点も含めて紹介
まずは岩盤浴の効果的な入り方と岩盤浴中の注意点を紹介しますが、その前に岩盤浴に入る前の注意点から紹介していきます(^_-)-☆
岩盤浴に入る前の注意点
満腹と空腹は避けるべし
満腹のときは胃に入った食物を消化しようとして、血液が胃に集中します。
ですが、そのときに岩盤浴に入ってしまうと身体の血行が良くなるため、胃の消化をそっちのけで血液が元気に身体中を巡るようになります。
そうすると起こるのが消化不良です。
消化不良は、気持ち悪さや腹痛を起こします。
また岩盤浴は思った以上に体力を使いますので、空腹状態で入ると気分を悪くする危険性があります。
少なくとも食後1時間以上はあけてから、岩盤浴をするようにしましょう。
お化粧は落とすべし
岩盤浴に入る前にはきちんとお化粧を落としましょう。
これはマナーです。
岩盤浴をするとたくさんの汗をかくのでお化粧は崩れてきます。
お化粧品の混じった汗は室内に垂れることもあるでしょう。
また汗をぬぐった手にはお化粧が付きますよね。
その手で室内の手すりや扉を触ることにもなりますので、室内の物を汚してしまう可能性もあります。
皆が気持ちよく過ごせるためにも、一人一人ルールはしっかりと守りましょう!
水分補給を十分にすべし
岩盤浴中はかなりの汗をかきます。
気が付かないうちに脱水症状を引き起こす可能性もありますので、岩盤浴を始める前にはしっかりと水分補給をしましょう。
場所によってはペットボトルを持ち込めますので、準備をして出かけると良いですよ(^^♪
岩盤浴の効果的な入り方と注意点
岩盤への寝そべり方
まずはうつ伏せになります。
こうすることで内臓が温まりやすいです。
内臓を温めると岩盤浴の効果を効率的に得ることができます。
その後仰向けに寝ます。
効果的な時間
うつ伏せの状態では5~10分程度過ごします。
その後仰向けになって5~10分程度過ごします。
合計して10~25分程度が目安です。
30分以上は身体の負担になりますので注意をしましょう。
休憩はしっかりと取るべし
岩盤浴をした後は、しっかりと水分を摂り休憩をとりましょう。
岩盤浴をしている時間はそれほど長くはないでの、休憩を挟まなくてもそのまま2セット目に行けそうと思いがちなのです。
ですが、思っている以上に汗をかいていますし、体力も消費していますので必ず水分補給と休憩はとるようにしましょう。
効果的なセット数
岩盤浴はうつ伏せ、仰向け、休憩で1セットです。
1セットでも効果はありますが、2~3セットをするともっと効果的です。
ただし3セット以上は、身体の健康に重要であるミネラルやビタミンを必要以上に排出してしまうので止めましょう。
岩盤浴後は汗を流すべからず
岩盤浴によってかいた汗は、始めのうちは身体の汚れや老廃物が排出されますが、そのうちフレッシュな皮脂がジワジワと分泌されてきます。
これは天然保湿剤と言われるほど、肌にとってはとても良い成分です。
ですから、この天然保湿剤をシャワーで流してしまうのはとてももったいないです。
私の行っている岩盤浴施設にはシャワーブースがありますが、スタッフの方から「岩盤浴後はタオルで軽く汗をぬぐう程度にしてください」と言われています。
「たくさん汗をかいたのに、シャワーを浴びなければ臭いじゃない!」と思う方もいらっしゃいますよね。
でも、不思議かな、岩盤浴後に出る汗はサラサラとしていてニオイは全くないのです。
これは、先ほども言った通り、岩盤浴後の汗はフレッシュな皮脂だと言うことの証明です。
もし岩盤浴後の汗が、通常の暑いときにかく汗のようにベタベタとしてニオイがあった場合は、汗をかき切っていないのだと思います。
人によって、老廃物を排出する時間が長い場合もありますので、その場合は岩盤浴の時間を伸ばすなどして調整をしてみてください。
ただ、むやみに時間を伸ばすのは身体の負担になりますので注意をしてください。
時間配分などが難しく感じた場合はスタッフに相談をして、適切な時間を指導してもらうと良いと思います。
岩盤浴はどのくらいのペースで?
岩盤浴をした後は、身体も心もスッキリし、肌の状態も良くなるので、すぐにでも次の岩盤浴に行きたくなるものです。
ですが、岩盤浴は週1~2回にとどめておくことをおすすめします。
なぜかというと、高い頻度で岩盤浴をすることによって、必要以上に汗をかいてしまうことになります。
これは、身体の健康を保つための重要な栄養素を必要以上に排出してしまう行為です。
健康や美容のために行っていても、これでは本末転倒ですよね。
また、必要以上に汗をかくことは、肌の乾燥を引き起こし、老化を加速させる原因にもなります。
これは女性にとっては恐ろしい事実( ゚Д゚)
必要以上の岩盤浴は、身体の健康を損ねる危険性がありますので、岩盤浴に通う頻度としては週1~2回をおすすめします。
岩盤浴の危険な入り方は
岩盤浴の効果的な入り方がある一方、岩盤浴の危険な入り方もあります。
これは最悪の場合命にかかわる危険性がありますので、しっかりと把握しておいてください。
寝てしまうこと
岩盤浴で気を付けなければならないことは「寝ること」です。
岩盤浴はサウナのように高温ではありませんし、寝転がった状態ですのでついウトウトしてしまいます。
ウトウトしていても、守るべき時間を守れるのであれば良いのですが、必要以上の時間を過ごしてしまうのはとても危険です。
長い時間の岩盤浴は脱水症状を引き起こす可能が高いです。
脱水症状は最悪の場合死亡することもありますので、十分に注意が必要です。
眠くなったら、残り時間がまだあったとしても一旦止めて、休憩をはさみましょう。
長い時間入ること
岩盤浴は、長くても30分までで一旦止める必要があります。
これは脱水症状を防ぐためです。
ですが、岩盤浴は心地良い状態なので、ついつい「まだまだイケる」と思ってしまいがちです。
ですが、先ほども言いましたが、脱水症状は最悪の場合死亡することもありますので、絶対に長い時間入ることは止めましょう!
なるべく開店と同時に入る
岩盤浴は、真っ裸の上に薄い生地の作務衣を着て横たわります。
そのため、岩盤に付着している大腸菌などの細菌が作務衣を通して自分の身体に付着する危険性があります。
岩盤浴の室内は室温約40℃、湿度は約80%に保たれています。
この環境は細菌が活動をするのには最適な状態です( ゚Д゚)
それでも、皮膚に付着した細菌は石鹸などを付けて良く洗うことで落とすことができます。
が(T_T)…「岩盤浴の効果的な入り方」で紹介した通り、岩盤浴後はシャワーをせずにタオルで汗をぬぐう程度にすることが効果的だとされています。
そのため、皮膚に付着した細菌がそのままになってしまうと言うこと…(*_*;
岩盤浴施設の中には、営業時間内に清掃する時間を設けている所がありますが、ほとんどの場所ではそこまでの清掃はしていないと思います。
ただ、清掃をしていると言っても、塩素やアルコール消毒を用いた清掃を営業時間中に何度もしているところはとても少ないと思います。
なぜかというと、岩盤浴施設は高い湿度を保っているため、アルコールなどは気化してしまうので有毒ガスを発生する恐れがあるからです。
ですから、もし塩素やアルコールなどで消毒をしているのだとしたら閉店後か開店前です。
つまり、開店から時間が経てばたつほど細菌による感染症のリスクが高まります。
ただ、岩盤浴で大きな感染があったというのはあまり耳にしないので、危険な入り方として挙げるのはちょっと大げさかもしれませんが…。
どちらにせよ、衛生面を考えると、開店と同時に岩盤浴を行うことが望ましいですね(^_-)-☆
岩盤浴の効果的な入り方のまとめ
デトックス効果やリラックス効果が期待できる岩盤浴は男女問わず人気があります。
今回はこれから岩盤浴デビューをしようと考えている方のために、岩盤浴の効果的な入り方と危険な入り方をご紹介しました。
岩盤浴は身体と心に大きな効果を与えてくれるものですが、間違った入り方をすると命が危険になってしまうこともありますので、十分に注意をしてくださいね(^_-)-☆
関連記事
サウナのメリットデメリット。疲労回復など体に効果って思うけど
サウナと水風呂の入り方。ダイエットや自律神経を整えるのに効果がある?