男性看護師は、女性社会の中で悩みも多いです、
しかし少数派ということで逆に重宝がっられたり、男性でないとできない部分も有り、やりがいもある仕事です。
活躍の場も、多種多様で、喜んでいただけるととてもうれしいです。
やはり女性ではできない部分も有り、必要性も感じます。
男性看護師のみなさん、がんばってください。
頼りにされていますよ^^
目次
男性看護師がやりがいを感じるとき
肛門科の男性看護師です。
32歳の男性看護師です。
私は、「肛門科」の病院に勤務しています。
いわゆる、「痔」に関する診療・手術・入院が主な病院です。
精神的にデリケートと言われる「痔」ですが、女性の患者さんには、女性専用出入り口を用意したり、女性の医師も専属でいる病院です。
しかし、やっぱり男性患者さんも恥ずかしさはあって、若い男性には、女性看護師だと「恥ずかしい」という気持ちが大きく、そんな時に私がなるべく出ていきます。
先日も痔の切除手術後で、脊椎麻酔を行った患者さんが入院。
手術4時間後に「下腹部が張ってだんだん痛くなってきた」と訴えてきました。
これは「脊椎麻酔」でたまにあるのですが、おしっこが出なくなる副作用「排尿障害」ではないかと思いました。
こんな時は、尿管に管を通して、尿を輩出させるのがまず一番。
もう夜間に入っていましたので、看護師は男性と女性の2人だけ。
若い男性の患者さんで、「尿管に管入れて尿を出しましょう」ということになったのですが、「痔の手術より、こちらの方が恥ずかしい」ということで、(まあ若い看護師さんに触れられるには恥ずかしいですよね)男性看護師である、私が管を入れることになりました。
やはり膀胱にかなり尿がたまっていたようで、何と900mlの尿が出てきました。(ペットボトル2個分の量ですね)
尿を出したことで、患者さんも楽になり、その後尿も出るようになってきました。
まずは良かった^^
患者さんが「男性の方がいてよかった。女性だと恥ずかしくって・・・」と、とても感謝されました。
(病気なんだから男性も女性も関係ない!と思っている患者さんが大半なんですが。女性は男性看護師は恥ずかしいですよね^^)
まあこんなケースはまれですが、お尻のガーゼを取り替えたり、座薬を入れたりも男性患者さんは恥ずかしがる方多いです。屈辱に感じる方も(特に若い方)
そんな時には、心のケアに、「やっぱり男性看護師も必要なんだ!」ってやりがいを感じることが多いです。
特に肛門科や、泌尿器科も「男性看護師の方が良い」という患者さんも口に出さないけれど、結構いるようです。
男性看護師ですが、とてもやりがいがあります。
37歳男性看護師さんの投稿です。
医療に携わる職業に就きたいと看護師養成課程のある大学に進学しました。
大学に入ってみると周りは女性ばかりでした。
学生時代は少数しかいない男が集まり「病院に就職するともっと女性社会で形見が狭いかな」と心配をしていました。
幼稚園や保育園にも男性が進出する時代です。
医療を志した以上そんな心配はしないで頑張ろうと励まし合って看護師になりました。
病院には、24歳で就職し初めに配属されたのは、内科でした。ここの病院は地域性もあり患者さんは高齢者が殆どでした。
待合室でおじいさんやおばあさんの話相手をしたりしながら患者さんの体の様子や困っていることなどを聞いていました。
女性の看護師は「病院で働く人」男性の私は、病院で何をしている人かわからないけど「話易い人」ぐらいに思われていたようです。
男性看護師の活躍の場は多種多様。頑張り甲斐があります。
精神科や養護施設、老人ホームも系列の施設にある総合病院での勤務ですので男性看護師は重宝がられます。
寝たきりの患者さんの床ずれ防止に、車いすに移動する際の補助、大きな医療用器具の出し入れなどどこの科でも男手は歓迎されます。
夜勤の時の出来事ですが、ナースコールがあり駆けつけてみると「看護婦さんを呼んだんです」といわれ「僕も看護師です」というと「女性の看護師さんに来てもらいたい」といわれたことがあります。
そんなときは「やっぱり男性には無理な職場かな」と弱気になったこともあります。
入院患者さんは、女性、男性問わず大勢いらしゃいます。
男性の患者さんに女性の看護師には言いづらい症状がでている方がいました。
その症状を医師に伝え感謝されたこともあります。小児科では、男性看護師が珍しく子供たちは「遊び相手」としてぶらさがったり、おんぶをしてきたりします。病院の中でいい潤滑油のような存在にも成っていることが嬉しく思うことがしばしばあります。
病院は、命を預かる大切な機関です。
患者さんや家族の方は、緊張と心配の不安定な精神状態にあることも少なくありません。
そんなときは、進んで自ら声をかけさせてもらい緊張感を取り除けるように話題作りをします。
家族の方が、不安な気持ちを遠慮なく話してくれ医師に伝えることもできます。
不安な気持ちで入院をしてくる患者さんに入院中不安を取り除くための話し相手にもなります。
女性ばかりの看護師の中で「男性」というちょっと違った看護師にいろいろなことを話し気持ちが楽になった、入院中穏やかに過ごすことができたと感謝をされることもあります。
この仕事は大変な面が少なくありません。
しかし、やりがいは十分にあります。
一生をかけて行う価値ある職業です。
男性看護師のやりがいのまとめ
患者さんが、医師に話づらい、かといって女性看護師にも・・・そんな時男性看護師は、患者さんと医師の潤滑油になります。
男性看護師の方も必要とされています。
頑張ってくださいね。