看護師を辞めない理由。何度も疲れて辞めたいと思ったけれど・・・

看護師 シングルマザー 再就職

「看護師やめたい!」が、口癖になっていませんか?辞めたいと思っている人は多いんです。

でも踏みとどまる人もいますし、環境を変えてみて、良い職場に行った人もいます。何年か経ってみて、辞めなくて良かったと思う人もいます。

「看護師やめたい!」と思って、辞めなかったナースの辞めなかった理由をいくつか、投稿していただきました。

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心身に疲れが溜まってくると、看護師辞めたい!って。でも辞めなかったのは?

看護師 30代後半女性

 看護師になって3年目、私が入院病棟にいるときのことです。ママで看護師をしている人の夜勤を気軽に交代した翌日、急患が2組ありました。その日も人手が足りず私は病院に残り勤務をしていました。勤務開け自宅で休んでいると母が、「体の具合が悪い」と言いだし近所の病院へ付き添いました。幸い疲労が堪り体調を崩したのだろうと診断され家に戻りました。少し、休みましたが疲れは取れないまま病院の勤務です。

 入院をしている患者さんの中には、必要もないのにナースコールを頻繁にする方がいます。

具合が悪くなっているのかも知れません。

患者さんの病室にその度に駆けつけます。

入院が長期になっている患者さんは悪気はないのでしょうが、時間つぶしに私たち看護師を呼ぶことも少なくありません。

私は自分に疲労が堪っているときなどはたまに「切れそう」になることがあります。

疲れが取れないまま勤務をしていたその日もナースコールの多い日でした。

体も辛く本当に「止めたい、止めよう」と想いました。

ナースコールを頻繁にしてきていた「おじいさん」が、退院する日がやってきました。

入院が長期になると転院をされる方もいます。このおじいさんは、この病院を「看護師さん、ありがとう。年中、呼んで悪かったね、嫌な顔ひとつせず来てくれて嬉しかった。ありがとう。」と言って転院をされていきました。

私はこのとき「看護師は絶対に辞めない」と心に強く想いました。

患者さんが完治し退院されるときも心から嬉しく想います。

私はこれから先も些細なことで「辞めたい」と思うことがあると思ういますが、私は絶対に看護師を辞めないでしょう。

看護師 辞めない理由

育児との両立は、限界!と悩んでいましたが辞めなくて良かったです

看護師 40代後半女性

私は総合病院の内科病棟で勤務をしていました。

その時、27歳で夜勤もありました。

そのため、結婚をして育児との両立に悩んでいたのです。

看護師歴としては、その時5年でした。

同じ内科病棟で勤務をしていたので、そこで5年と言うことになります。

やめたくなったのは体力的なことと、総合病院ということもあって、勉強をする必要があり、そのことについて行けるのか悩んでいたのです。

総合病院では、絶えず勉強をすることが必要となります。

そのため、必死で頑張っていましたが体力的なことで限界を感じるようになりました。

その結果、やめて別の楽な個人病院にしようと思ったのです。

しかし、そのことを上司に相談をしたところ、勤務について配慮をしてもらうことができました。

それは夜勤を減らしてくれたのです。

また翌年には、同じ総合病院内の外来に移動することができました。

そのときは、本当に良かったと思っています。

上司に相談をすることは、私のわがままになるのではないかと心配して、なかなかすることができませんでした。

同じように子供さんを持って、勤務をしている人もいるからです。

しかし、相談をしてやめずに働いて良かったです。

同じ環境ではないことを理解してくれたことで、働きやすくなり、やっぱりやめないで良かったと感じることができました。

リーダになり、能力がいの仕事に悩み、でも看護師をやめなかった理由は!

看護師 20代後半女性

もともと看護師としての熱い思いもなく就職し、看護師としてどうなりたいかも考えずに過ごしてきました。

看護師二年目の頃にはチームのリーダーデビュー、看護研究のメンバーに選ばれるなどの責任が増えてきました。

しかし看護師二年目はまだまだ研修ナースという立ち位置で、研修やレポートも提出しなければなりません。

自分はまだ研修している身なのにリーダーとなり先輩や主任の申し送りを聞いて先生に指示を仰いだりと自分の能力の範囲外の仕事をすることにとてもストレスを感じ始めました。

様々な負担が一気に押し寄せてきて、この頃から辞めたいと強く思うようになりました。
この頃に勤めていた病院は総合病院で、病棟看護師として夜勤もこなし精神的にも身体的にも疲れが出ていました。
辞めたいと思って先輩にも相談しましたが、まだ研修期間中であること、これから覚えていく技術もあり今辞めても次の職場で使い物にならない、辞めるなら一通り経験をしてからの方がいいと諭されました。

結局二年目は看護研究や他の業務に追われながらなんとかこなし、看護師をやめずに三年目を迎えました。

確かに看護師として一通りは自分でできると自信がつく前に辞めていたら転職や他の病院にも受かるはずがなかったと思います。

今ではぐっとこらえてよかったと思っています。

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ICUで辛くて辞めたいと思ったことをやめずに頑張って良かった

看護師 40代後半女性

私が病院を辞めたいと思ったのは、ICUに移動になった時でした。

そのときは、2交代制で勤続10年目でした。

そのため、中堅のベテラン看護師として移動になったのです。

そのことは、新人看護師に指導を受けたりすることで屈辱と思ったりしたのです。

また通常の病棟勤務と全く仕事内容が違っているので、そのことで戸惑うことが多かったのです。

ちょっとした事でも、事故につながる可能性もあります。怖くなりました。

そんな事も、かなりストレスとなり、移動をした直後からずっと、悩んでいました。

それは辞めたいと思って、悩んでいたのです。

看護師 辞めない理由

そんな時、同じICUで勤務している先輩看護師に相談をしたのです。

するとその先輩看護師から、思いもとらない言葉を聞くことができました。

それは、その先輩看護師もいつも辞めたいと思っていたということです。

そのことを聞いた時、とても救われた気持ちになったのです。

このような辛い気持ちは、私一人ではなかったと言う、安心感があったのです。

その後は、気持ちがとても楽になり、そこで3年間やめずに頑張ることができました。

気持ちだけでこんなに頑張ることができるんだと、その時に同じ思いをしている看護師がいたら、助けて上げたいと思った事です。

ICUの経験は、その後の看護師技術や知識に大いに役立っています。

母であり看護師であり、家族が大事、でも患者さんも気になる!夜勤で悩んだ!

看護師 30代後半女性

私はもちろん、看護師という仕事に誇りをもっています。

結婚をして子育てをしながらも働く上司や同僚も多い貴重な職場だとも思っています。

看護師を辞めても良いのではと思ったのは、看護師を続けて8年ほどたっていたころです。

子供が2歳になったころで幼稚園に預けて、小児科で夜勤も週に1~2度こなしていました。

子供がいて夜勤というのはとてもつらいのですが、小児科に入院している子達への愛情もありました。

しかし、うちの子が体があまり丈夫ではないので、それが常に気になってもいました。

普段夜勤の間は実家の母に来てもらい、子供を見てもらっていました。

その母に子供の風邪が移り、1か月ほど子供と共に寝たり起きたりしていました。

家族を犠牲にして働いている気がして悩む日々が続きました。

私も寝不足で体調を崩しかけていたのもあったと思います。

そんな私を見かねたのか婦長が声をかけてくれました。

看護師として働いている以上ミスは許されない。

しかしそれ以外は完璧ではなくても良い、最善を目指すことが大切。

常により良い状態にできることを考えていきましょうといったことを言われました。

いつの間にか完璧を目指していたのですが、そうでなくても生きていくのが大切という当たり前のようなことに気が付いたのでした。

今も仕事は大変ですが、仕事を続けるのは大切なことだと思っています。

なんだかんだと待遇などで辞めずに続ける看護職

看護師

「看護師をやめたい!」というよりは、「この職場やめたい!」と思うことの方が多かったように思います。

今は子育てに専念していますので、総合病院勤めはしていないのですが、やはり大きな病院勤めの時は「やめたい!」と思う回数が多かったですね。

看護師 辞めたい

やっぱり病棟勤めはストレスがたまりますから。

看護師の人数が一番必要なのは病棟だとは思うんですが、しかしまた病棟勤めが一番ストレスがたまると思いますからね。

だって、たくさんの人と接するわけですから。

いや、「たくさんの人と接する」という意味でしたら外来の方が多いとは思うんですが、しかし病棟にいる患者さんは病院にいる時間が外来できている患者さんより長いですからね。

そりゃあ、お世話をする看護師だけではなく、患者さんもストレスがたまるでしょう。

ですからまーあ態度がひどい人はひどいんですよね…。

それでも、コンニャローなどと患者さん相手に暴言は吐けませんから。

それに接する人数はなにも患者さんだけではなく、職場の人間にしても同じですから。

ですからイヤーな態度をする相手と一緒の職場になってしまったら、それだけで同じ内容の仕事であってもストレスが大きくなるというものですよ。

看護師だからだというわけではなく、この点は至って普通の感想でしょうけれど。

とはいえ、病棟勤めも4年は続けましたね。結局旦那の転勤でやめましたけれど。

なんだかんだと辞めなかった理由としては「慣れ」でしょうね。

「ま、どこの職場もストレスはあるでしょ。こんなもんだ」と割り切っていたところが大きいでしょうか。

それに病棟勤務ですと夜勤と組み合わせて有給を取らずとも休めたところも大きいでしょうか。

外来にしても人手不足につき有給休暇が取りづらいと聞いていましたので。

ですから異動も考えずに結局病棟勤務していました。

このブログの管理人涼美から:

看護師 涼美

看護師になりたくって、なった方がほとんどだと思います。でもまずはいろんなことに悩みます。私もそうでした。
何度辞めたいと思ったでしょうか?

ま、私は、看護師の資格で、色々なパートの仕事を看護師としています。比較的楽な道を歩くことができます。
旦那さんがいるからかな?感謝です。これも一つの道です。

でも、看護師に誇りを持って、病院で働いている人もいます。頭が下がります。
辛いことも有りますが、そこで働く看護師さんの数以上の患者さんとその家族の笑顔に支えられているのかな?って思います。

この記事を見ている看護学生の方、辛いことばかりじゃないですよ!
その先に良いことが待っています。そこが終着点じゃないですが・・・終着点はないのかな?
新人看護師さんも、中堅の看護師さんも、私のブログが参考になればって思います。

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