小学生が読書を好きになる5つの方法と、低学年からの読書の効果は?

小学生 読書 好きになる

読書にはいい効果があると解っていても、子供が読書しない、低学年なので読書がまだ習慣になっていない・・・など悩んでいる親御さんも多いのではないのでしょうか?

そこで、そんなパパさん、ママさんのお悩みの参考になる、「小学生が読書を好きになる5つの方法と、低学年からの読書の効果」を私が実践して効果があった方法も含めてご紹介したいと思います。

最近は本もデジタル化していますが、紙の本を読むことが大切だと感じます。

読書好きな人は大人になっても、本棚見るのが楽しいって言います!

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小学生の読書、低学年から好きになる方法? 

中々本を読まないと悩んでいるパパ、ママも多いはず。

今時の小学生の読書事情は、学校の読書タイムのみ・・・という子もいるようです。

どうすれば、小学生の我が子が読書好きになるのでしょうか?
そこで小学生低学年から読書が好きになる方法をご紹介したいと思います。

読書

パパ、ママが読書をしている姿を子供に見せる。

これ、実にスタンダードな方法です。

理想的なのは物心ついたころから、親が読書をしている姿を見せることなのです。
でも子供が小学生でも決して遅くありません。低学年でも高学年でも大丈夫です。

「読書」が当たり前だという環境を視覚で伝えるのです。

家事の合間、ちょっとした隙間時間でも読書をしている姿を見せてみてくださいね。
読書のサブリミナル効果です。

我が家の場合は、朝食時にそれぞれ新聞を読みます。お行儀悪くてごめんなさい。

新聞を広げながら朝のコーヒーを飲んでいる姿を幼少期から見ていたからでしょう、我が子もヨーグルトや牛乳を飲みながら新聞を読んでいます。
考えてみれば、私が読書好きになったのは、母の影響があるからだと思います。

本の虫で、様々なジャンルの本を読んでいる姿を見て育ちました。

今では母に感謝です。

2

休日には図書館を利用する

休日に図書館に行くことをオススメします。お金もかからないし、夏場はクーラーも効いているし、イベントもちょくちょくある、それで無料といいことだらけです。

図書館を「お気に入りの場所」にしてあげてください。
図書館によっては、幼児、低学年、高学年、中学生、それぞれの推薦読本の読書カードやリストを用意していること、ご存知ですか?読んだらスタンプを押してもらえるのです。

図書館にそのようなカードが無くても、親の手造りリストオススメですよ。

図書館

私は読書リストを参考にして、子供が読んだら一言感想とシールを貼るノートを作りました。
シールを貼る場所は全部貼り終わったら絵になるように作りました。

子供は早く絵にしたくて、一生懸命読んでいたものです。

幼稚園や低学年ではシールが有効でしたが、高学年になってからは読みたいものに偏りが出ないよう、「これは読んでおいて欲しい」というリストを作成して、10冊読んだらアイスで乾杯!としていました。

3

さりげなく本を置いておく

これは、とても効果がありますよ。

私は子供が幼児の時から実行していました。

読んで欲しいな~と思う本を、リビングのテーブルに2、3冊置いておくのです。
子供が手に取ってパラパラと見ても、何も言わずに見守るだけ。それで読まなくても、しばらく様子を見てみてくださいね。

また、気になって手に取ってくれたらラッキー!位の気持ちで置いておくと、何冊かに一冊は読み始めます。

その一冊が二冊になり、三冊になり・・・と増えていきました。

自分の興味以外のものも「読んでみたら案外面白い」となるしかけです。

読書

4

何かとリンクさせる

旅行に行ったら、その旅行先に関する本を置いておく、親子で見てみる。

るるぶなんかの旅行雑誌でもいいです。雑誌は情報量満載ですから。

その地域の歴史の本で一緒に調べてみる。

TVで何かに興味を持ったな、疑問を持ったなと思ったら、それについての本を用意してみる。

うちの子は活字と現実をリンクさせると、難しい本でも興味本位から読んでいました。

ただ、「あなたの為に借りてきたから、読んでね」だと、拒否されてしまうかもしれないのでご注意くださいね。

「この前のあれ、ママ気になっちゃったの。こんなのだって。知ってた?」など自分が知りたかったから借りてきた、買ったなどとして、子供に興味を持たせるよう会話をするようにしていました。
「え~、どれどれ?」と子供が少しでも読んでくれたら大成功!

これをしていると、子供から逆バージョンもしてくれるようになりました。
「この前話していた、あの話についての本を借りてきたよ。」と嬉しそうに内容を説明してくれるようになりました。

5

ドラマ化、映画化、アニメ化されたものから読んでみる

ドラマ化、映画化、アニメ化されたものの原作はとっつきやすいかもしれません。

原作でなくてもそれとよく似た背景、時代のものなども興味を持ちやすいと思います。

お友達の息子さんは戦国武将から歴史好きになりました。低学年で三国志を読破しました。

うちの子は映画を見る前にハリーポッターシリーズを読んでいたので、映画を見たときは「想像していたのと同じ。でもこれは違った」などと喜んでいたものです。

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小学生が読書をする効果は? 

そもそも、小学生の読書をする効果はどんなものがあるのでしょうか?
今時の小学生って本当に忙しいと思いませんか?

習い事も沢山ありますし、観たい番組も沢山ある。ママのスマホで動画も見たいし、ゲームでお友達と対戦もしたい。様々な刺激と機会に溢れています。

それは、大人も同じようです。電車に乗っていると「読書率」の少なさにびっくりしたことはありませんか?
電車に乗ったら周囲を見渡してみてください。

多くの人は頭を傾け、目線の先にはスマホではないでしょうか?

読書をすることに様々な効果があるのは今も昔も良く知られています。

でも、先にお話ししたように、読書離れ、活字離れの今日この頃。
親も学校も「小学生の子供に読書を」と頭を悩ませています。

ですから、学校によっては一限目が始まる前に「読書の時間」を設けているところもあるくらいなのです。

読書は様々な効果があり、東大生のアンケートでも小学生の時に読書が好きだったと答える人が他の大学よりも多いということなので、賢くなるのかしら?その他にどんな効果があるのかしら・・・なんて思いますよね。

では実際に読書にどんな効果があるのか考えてみましょう。

図書館

1

論理的に考える力を身につけられる効果

物語でも、随筆でも、ノンフィクションでも「接続詞」を使います。

つまり、論理的に考える力を読書によって培われるのです。

しかも楽しみながらですよ。

大学入試制度が改革されて、「プレゼンテーション能力」「表現力」「応用力」など机上の知識以外の様々な能力が問われることになりました。
インプット無くしてアプトプット無し。

小学生でも読書をすることで論理的な思考を身につけられる効果があるのです。

音読が得意な子はプレゼンテーション能力に優れているなあ、と参観日に実感したものです。

2

想像力豊かな子に育つ効果

曖昧かもしれませんが、活字を媒体に子供自身がイメージを膨らませるのです。

漫画や映画では実際の「現物」があるので、そのイメージですが、読書では本の中の活字から、自分なりにイメージを描くわけです。

空想して、想像して、時には妄想して・・・楽しいと思いませんか?

例えば「竜」が出てきても、子供それぞれの竜のキャラクターが出来上がるのです。

子供オリジナリティと想像力が育つと、容易に予想できますよね。

3

漢字、語句、知識を学べる効果

「好きこそものの上手なれ」ではありませんが、興味あるテーマの本は、学年関係なく読み進められると思います。

例えば、漢字ドリルを学年上のものを取り組ませようとすると、親がかりで中々大変なものです。
読解力や語彙力がないと、難しい漢字を覚えることすらできません。

うちの子は機械的な作業が大嫌いでしたが、読書で漢字を覚えてくれました。

読書では、先に挙げたように、自分なりに想像して、キャラクターを動かして、場面が浮かんできているので、知らない言葉が出てきても、国語の勉強のような辞書引きをしなくても、自然にこの言葉の意味はこんな意味と入ってくるのです。

あれ?なんでこの言葉知っているの?と、たびたび尋ねると、「本に出ていたよ。」と答えるので、学年より上、場合によっては小学生で学ぶ以上の漢字や語句、知識を自然と学べるなんて、親からすると一粒で二度美味しい!!と嬉しい効果に喜んでいます。

4

共感できる子に育つ効果

例え小学生であっても、読書をすることで、主人公などの登場人物に感情移入することでしょう。

時には痛みや悲しさを感じるかもしれません。
嬉しさや恥ずかしさも感じるかも。

ゲームやアニメでも感じることはできるかもしれませんが、活字から、想像を膨らませて、自分なりの感情を持ち、本の中の事柄や人物に投影する、そして共感するわけです。

うちの子は一人っ子なので、兄弟間の喧嘩や嫉妬などは全くの想像外の世界なわけです。

でもその世界を物語の中で、時には自分が兄、時には弟の立場になって経験できるのです。

読書で様々な立場を想像の中で経験することで、共感できるようになっているのでは・・・としばしば感じます。
読書って奥深い効果もあるのだなあ・・・と実感する毎日です。

5

集中できる子に育つ効果

時を忘れて読書・・・そんな経験、私達大人にもありませんか?

「一気読み間違いなし!寝不足注意」なんて言葉で帯が飾られた本を手に取り、寝る前に読むつもりが、物語の中に入り込み、気づけば明け方・・・なんて事が良くある私です。

そんな集中力を小学生の子供でも読書によって培われたらすごいと思いますよね。

ただ、我が子の場合、私と同じように、夜中まで本を読んで、朝が起きられないというケースもあるので、集中力にも注意が必要ですね。

小学生が読書を習慣にするには? 

もう、お解りですよね?

親が読書を好きになって親も読書を習慣にすれば良いのです。

そして、週末に一緒に図書館に行く習慣を持つ。

映画やTV、ドラマなどで「あれ?これってこれと似ていない?」などと同じような背景の本を読んでみる。
そして小学生であっても低学年であっても、薦めてみる。

旅行、イベント、気になったこと、それらにリンクさせて、それについての読書をして、語り合って・・・親子で読書を楽しむこと。

つまり「読書が当たり前の環境」に家族一緒に楽しく浸ればいいのです。それに尽きるかもしれません。

小学生が読書をする効果のまとめ

読書には前述したように様々な嬉しい効果があります。

そして、小学生が低学年からでも読書を習慣にするためには、やはり親自身が自分を見つめなおす事が第一歩です。

小学生が読書をするのを当たり前の環境にするには、家庭で読書が当たり前の環境にするだけでいいのです。
そしてそれを親子で楽しんでみてはどうしょう?

小学生 読書 好きになる

小学生の特に低学年の可愛い時期はあっという間に過ぎてしまいます。
そこで、読書を通じた親子の関りは大きな思い出になると思います。

私も、子どもに読み聞かせしていた時や図書館通いが本当にいい思い出ですから。
今でも暇があれば二人で図書館へ向かいます。

「そういえば、あの本のあれに出てきたね~。」なんて何かのきっかけで話が弾むようになること間違いなしですよ。

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