八景島シーパラダイスは、水族館だけでも、普段触れ合うことができない動物を触ったり、間近で見たり、
そんな夢のような体験ができる場所。
シーパラでの楽しみ方や効率的な回り方、所要時間などを紹介していますので、
行かれる際に参考にしてみてください。
感動と興奮がたっぷりと詰まった楽園に出発!!
目次
八景島シーパラダイスの水族館、家族での回り方は?
横浜の「八景島シーパラダイス」は、水族館と遊園地が同時に楽しめることもあり、とても人気のスポットとなっています。
しかも、水族館だけを見て回ると、いろいろな動物と触れ合うことができる体験や、イルカやセイウチ、ペンギンなどのショーもたくさん行われていますので、1日ではとてもではないですが回り切れません。
そこで、今回は遊園地には行かず、水族館だけでと動物ふれあい、ショーなどのイベントを体験する楽しみ方を紹介したいと思います。
購入するチケットはどれ?
八景島シーパラダイスには、たくさんのチケット種類があります。
遊園地には行かない今回は、アクアリゾーツパス、アクアリゾーツパス&アクアシアター・を購入しましょう。
2種類の違いはアクアシアターが観覧できるかできないかです。
アクアシアターは半ドームスクリーンに映し出されるデジタルハイビジョンによる高精細映像と、サラウンドによる立体音響が楽しめる映像体験です。
体験できる映像はその時によって違いますが、シーパラなので動物に関するドキュメント的なものが流されます。
アクアシアターは正直、見なくても良いかなと思います。(個人的意見です)
時間としては15分なので、それほど時間ロスにはならないのですが、動物体験やショーの時間で効率的に回ることを考えると、アクアシアターの時間が勿体ないのです。
ですが、15分間快適な室内でゆったりとした椅子に座れますので、休憩として考える方は体験しても良いと思います。
チケットの料金もたった200円違いですので、行くという選択肢も有りだと思います。
効率的な回り方は?
八景島シーパラダイスは敷地面積が広いので、効率的に回らないと大変です。
水族館と動物と触れ合える「ふれあいラグーン」は距離も離れていますので、しっかりと計画を立てておくと良いですね。
水族館とふれあいラグーンは、土日祝は営業時間が同じなのですが、平日はふれあいラグーンの方が開始時間は遅く、閉館時間が早くなりますのでご注意ください。
もし土日祝に八景島シーパラダイスに行かれる場合は、どちらを優先的に見たいか体験したいかによって、回り方が異なります。
私がおすすめするのはふれあいラグーンからの回り方です。
ふれあいラグーンでは動物と触れ合える体験や身近に見られる体験ができるのですが、ほとんどの体験プログラムが先着順となっています。
ですから、先に水族館に行ってしまうと、ふれあいラグーンに来たときには体験したいプログラムが満席となっている可能性が高いのです。
私が訪れたときも、ふれあいラグーンの開館前に並んでいた人たちは、ほとんどの方が体験プログラムデスクに直行していました。
見るだけでなく、触れ合いも楽しみたい方にはふれあいラグーンからの回り方をおすすめします。
とくに子供は動物との触れ合いが大好きですし、とても貴重な体験ができますので是非体験させてあげてください。
体験プログラムの取り方
土日祝などの混雑日に行かれた場合は、ふれあいラグーンが開館する前に並びましょう。
ふれあいラグーンに入る前には必ず注意事項などをまとめた6分間のビデオ映像を見なければいけません。
このビデオ映像は、再入館の際にも見る必要があります。
これがちょっと面倒なのですが、きまりなので仕方ないですね。
ビデオ映像を見る場所はとても広いのですが、開館前に並んでいた順番に案内をしてくれますので、順番を抜かされてしまう心配がありません。
ビデオ上映が終了したら、いよいよラグーン内へ入場ができます。
この時も、体験プログラム申込者は並んだ順番に案内してくれますので安心です。
このような心遣いは来場者にはうれしいですよね。
体験ツアーはプログラムデスクで申し込みをしますが、体験したいプログラムは数に制限がありませんので、最初に全て申し込みをしましょう。
効率的に回るためには、体験プログラムの時間を続けて取るのがコツです。
例えば午前中に2つの体験プログラムを続けて取って、昼過ぎからは昼食と水族館の時間とし、夕方から再びふれあいラグーンで体験プログラムを続けて2つ行うなど。
ツアーデスクで迷わないように、事前にどの体験を何時に取るかを決めておくようにしましょう。
水族館でも魅力的なショーがたくさん行われていますので、そちらの時間との兼ね合いを見ながら体験ツアーの申し込みをすると良いですよ。
八景島シーパラダイス、水族館の所要時間は?
効率的に回るためには、所要時間を把握しておく必要がありますよね。
個人の興味によって、所要時間は異なりますが、一般的な所要時間を紹介していきます。
ふれあいラグーンの所要時間
ふれあいラグーンでは体験プログラムによって所要時間がかなり異なってきます。
例えば事前申し込みが必要なイルカと触れ合う体験は50~100分となっています。
そして当日申し込みの体験プログラムとなるとだいたいのものが20分程度の所要時間となっています。
当日申し込みのプログラムを2つ行い、ふれあいラグーン内の動物を見て回るとだいたい2時間は見ておくと良いと思います。
水族館の所要時間
水族館では、イワシのショーやイルカたちのショーが行われています。
これらのショーを見つつ、水族館を全て回るのであればだいたい2時間見ておくと良いでしょう。
ドルフィンファンタジー
トンネル状になった水槽にイルカたちが優雅に泳ぐ姿が見られるドロフィンファンタジー。
こちらは施設が小さいこと、イルカしかいないことから所要時間は15分見ておけば良いと思います。
私たち家族の場合
私たちが訪れたときの所要時間を参考までに紹介すると…
ふれあいラグーン :午前中3時間+午後2時間
水族館 :午後2時間+夕方1時間
ふれあいラグーンでは動物体験プログラムに参加したり、セイウチの観察(後程紹介します)を長々したので所要時間が長くなっています。
また水族館では、イルカショーを3回見たので、所要時間が長くなっています。
体験プログラムをせず、水族館をさらっと回るのであれば4時間あれば回れてしまうのではないでしょうか。
ですが、先ほども言いましたが、体験プログラムはぜひぜひ参加してみてください。
子供の喜ぶ顔を絶対見られますので、後悔しないと思いますよ。
八景島シーパラダイス水族館の楽しみ方
八景島シーパラダイスは、ただ見るだけではつまりません。
たくさんの魅力的な体験プログラムがありますので、そちらを体験したり、イベントも一日を通してたくさんありますのでそちらを見たり、おもしろくてかわいい動物を見たり、楽しみ方は尽きません。
ここでは我が家が実際に体験したことを中心に紹介していきたいと思います。
シロイルカのおでこにタッチ
飼育トレーナーだけが入れる場所に行き、シロイルカさんと遊んだり、指示を出したりできるプログラムです。
最後にはシロイルカさんのおでこをナデナデすることができます。
料金が520円ということもあり、ただシロイルカさんのおでこを触るだけのプログラムなのかと思いきや、シロイルカさんをグルグル回したり、鳴き声を出させたり、水面から身体をたくさん出させたりと、たくさんの指示出しをさせてもらえました。
最後には一人ずつシロイルカさんのおでこをナデナデでき、完璧なアングルで写真を撮ってもらえます。
ちなみに写真は別途購入が必要です。
シロイルカのおでこはプニプニで柔らかく、とてもかわいらしい目をしていました。
520円でこんなにも体験ができるのは、かなり安いと思います。
イルカとあくしゅ
こちらもシロイルカさんとのおでこにタッチと同じく、様々な指示出しができ、最後にイルカさんに握手をしてもらえます。
こちらも料金が520円とかなりお手頃価格です。
ウォーキングツアー
飼育トレーナ―さんと一緒に、セイウチやオタリアが生活している空間におじゃまするプログラムです。
セイウチさんは人なつっこいので、トレーナーさんが来ると近くに寄ってきてしまいます。
ですから、ツアー客がおじゃまするときは氷を与えて、それを食べている間にセイウチさんの説明を聞いたり、姿を眺めたりします。
私たちが参加したときは、氷をあっという間に食べてしまい、ズンズンとこちらに近寄ってきてしまったため、皆で走って柵の外へ逃げました(笑)
最後にはペンギンさんが暮らす空間へも案内してくれます。
そこではおりこうさんのペンギンさんと記念撮影もできます。
セイウチさんやペンギンさんをかなり間近に見ることができたので、大興奮でした。
コメツカワウソとあくしゅ
手のひらにコメツカワウソの好物を乗せて穴の前で待っていると、コメツカワウソが穴から手を出してエサを持って行ってくれます。
コメツカワウソの手はプニプニとしていて気持ちが良く、エサをがんばって取る仕草がとてもかわいらしくて癒されます。
ちょっと意地悪をしてエサを取りにくくすると、短い腕を一生懸命伸ばしてがんばってくれます。
それがメチャクチャかわいかったです。
ピコちゃんは必見
先ほど紹介したウォーキングツアーでも会えるセイウチさんの名前はピコちゃんといいます。
このピコちゃん、考えるセイウチとしてちょっと話題になっています。
私たちはピコちゃんの存在を全く知らなかったのですが、何だか不思議でおもしろい動きをしているセイウチから目が離せなくなりました(笑)
ピコちゃんは水面から顔を出し、まるで何かを考えているかのように腕(ヒレ)を組み、グルグルとその場で回っていました。
その姿がものすごくかわいくて、おもしろくて、珍しくて、長い間見続けてしまいました。
しかしながら、いつもこのポーズをしている訳ではありませんので、あしからず。
でも、飼育員さんにお伺いしたら、結構な確率で考えるポーズをしているそうですので、見られる確率は高いと思います。
これは必見です。
ちなみに、この考えるポーズは飼育員さんが教えたわけではなく、ピコちゃんが突然やり始めたそうです。
ふれあいパフォーマンス オタリアとセイウチとペンギン
オタリアとセイウチのピコちゃんとペンギンがそれぞれ登場をして技を見せてくれるショーです。
オタリアとセイウチは大きな体で一生懸命技をする姿がとてもキュートです。
ペンギンはヨチヨチと歩く姿に悶絶です(笑)
最後にはタッチをしながら記念撮影もできます。
こんなに大きな動物に触る機会はありませんのでとても貴重な体験です。
イルカさんとの触れ合い
ふれあいラグーンにはたくさんのイルカさんが暮らしています。
イルカさんは手を伸ばせばタッチできる場所を泳いでおり、近寄って来たのであれば自由に触ることができます。
基本的にイルカさんは人間と遊ぶのが好きなので、ジッと見ていると近寄って来たり、浮き具を持ってきて「遊んで」とアピールしてくれたりします。
イルカさんはセラピーにも有効な動物ですので、やはり見ているだけで心が洗われる気がしました。
イルカと直に触れ合うプログラム
事前予約となりますが、イルカに乗ったり、イルカの泳いでいるプールに入って指示出しをしたり、あくしゅをしたり、キスをしたりというプログラムもあります。
どれも大変な人気で、すぐに予約が終了してしまいますので、体験したい方はかなり前から予約をする必要があります。
以前、他の施設で同じような体験をして、子供がとても楽しかったようなので、シーパラでも体験がしたかったのですが、残念ながら売り切れでした。
写真は以前体験したイルカプログラムです。
こんな感じで体験ができるみたいなので、子供は絶対喜びますよね!
イルカショー
水族館エリアでの最大の見どころはイルカショーです。
イルカショーは、日中に行われるものと、夜に行われるもので内容が異なります。
日中のショーは、笑いありの明るい内容ですが、夜のショーはプロジェクションマッピングを用いた演出となっていてとても幻想的で感動的な内容となっています。
どちらもとても楽しく、美しく、興奮するショーですのでできればどちらもご覧になるのがよろしいと思います。
特に、夜のショーはトレーナーさんとイルカさんのコンビネーション、信頼関係が色濃く感じられる内容となっており、涙もろい私は感動して泣いてしまいました。
こちらのショーは人気がありますが、客席がたくさんありますので、土日祝の混雑日であっても座れないということはなさそうです。(お盆や長期休暇はこの限りではありません)
八景島シーパラダイスの水族館、家族での回り方のまとめ
八景島シーパラダイスの水族館は、普段体験できない貴重な体験ができるパラダイスです。
動物のかわいらしさや、優しさがひしひしと感じられる空間ですので、お子さまの心の成長にも必ず役立つと思います。
たくさんの体験プログラムやイベントがありますので、事前にしっかりと計画を立ててお出かけください。