車中泊おすすめ快適グッズ。冬におすすめ、夏はコレ!

車中泊

サービスエリアや道の駅など、長いドライブの休憩で仮眠、もしくはオートキャンプできる場所で車中泊をする人も多いことでしょう。

ちょっとした工夫と用意で快適な睡眠が可能になります。

快適な睡眠は、安全ドライブ、楽しい旅など、大きな影響があるので重要です。

車中泊おすすめ快適グッズ、夏偏、冬編、そして快適な車中泊の方法などをご紹介したいと思います。

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その前に

サービスエリアや道の駅などでの仮眠は長いドライブによる疲労を軽減するための一時的な「休憩」「休息」です。

オートキャンプ場と同じように過ごしては、他の利用者に迷惑をかけてしまうので要注意です。

下記にご紹介したテーブルや椅子、調理器具はサービスエリアや道の駅での使用は不適切です。
また、空調のグッズの利用でアイドリングストップしても快適に過ごせると思います。

無理ない休憩を快適に、他の利用者に迷惑をかけないような車中泊を心掛けましょう。

車中泊のおすすめグッズ

まずは車中泊のおすすめグッズをご紹介したいと思います。
下記は、あれば快適、基本グッズです。

寝具

 エアーマット
 シュラフ(寝袋)
 クールマット
 ダウンシューズ

シュラフ(寝袋)

シュラフ(寝袋)

照明

 LEDランタン
 ヘッドランプ
 モバイルバッテリー

LEDランタン

LEDランタン

空調

 電池式扇風機
 カイロ
 携帯加湿空気清浄機

調理器具

   アウトドア用ガスコンロ
 ミニテーブル
 折りたたみ式チェア
 クーラーボックス
 アウトドア用食器類

カセットコンロ

カセットコンロ

クーラーボックス

クーラーボックス

窓用品

 カーテン
 ブラインドシェード
 網戸

衣服

 ダウンジャケット
 ダウンパンツ

その他

 補助板(車がフラットにならない場合使用)
 耳栓
 スコップ

以上が基本グッズです。車種や車中泊人数、仮眠か、オートキャンプかによってアレンジや追加はあるかもしれませんが、一人で仮眠を想定しての基本グッズとしてご紹介しました。

車中泊の冬のおすすめグッズ

第1章で挙げたグッズの中で、季節に応じて特におすすめのグッズが変わります。

まずは冬の車中泊にはこれがあると便利なおすすめグッズをご紹介します。

ブラインドシェード

どんな季節にも該当するのですが、「外気」の影響をいかに受けないか・・・が車中泊における快適な睡眠の第一歩です。

エンジンをかけて暖房を入れる前に、どうしたら車内が快適温度になるか考えてみましょう。

ブラインドシェード

ブラインドシェード

外気はどこから入ってくるでしょうか?一番は窓です。

そこで役立つのが「ブラインドシェード」です。
シルバーと黒の両面で、キルティンで厚みがあり、吸盤でしっかり窓に固定できます。
車種ごとにピッタリサイズが販売されています。(なければオーダー可能です)

少しコストはかかりますが、冬の車中泊には(夏も)絶対におすすめグッズです。
夜間の停車時にも、ブラインドシェードを装着していると車内温度が下がらず、ペット連れのドライブのワンちゃん、ネコちゃんにも優しいグッズです。

エアーマット

車中泊専用エアーマットほどの立派で分厚いマットよりも、登山やキャンプ用の薄いエアーマットのほうが、場所も取らず、広げてすぐに使えて、素早く片づけられます。

自動膨張(バルブを開くと自然に空気が入ります)式と、中敷き+空気注入型、空気注入型の三タイプがあります。

どのタイプでも、薄さは薄くても大丈夫です。

長さも車中だと180は必要ありません。
私は120を使用しています。

膝より下にマットの有無はあまり関係なく、空気の出し入れも短い方が手早いからですが、少々の手間がかかってもいい、車内スペースに余裕があるという方は、長いサイズでもいいかと思います。

私はモンベルのエアーマットの旧モデル(自動膨張式)を使っていますが、現在は中敷き+空気注入型になっているようです。断熱性は機能アップしましたが、袋で空気注入する必要があるのでひと手間増えています。

シュラフ(寝袋)

車中泊で毛布をかけて眠っている人も多いですが、断然シュラフをオススメします。

登山用シュラフは本当に快適です。過酷な気温下でも眠れるように開発されているだけあって、本当に温かいです。

また、クッション性も優れているので、前述のエアーマットとシュラフで快適なベッドに早変わりです。

シュラフ(寝袋)

ダウンブーツ

それでも足元が寒いと感じる方におすすめのグッズです。

本来、冬登山のテント内で履くブーツで、これを履くと、足元からの底冷えはありません。

ダウンブーツ

ダウンブーツ

衣服

フリース上下でも快適ですが、スキー場などは寒く、トイレに車外に出る時に雪で濡れることもあるかもしれません。

ダウンジャケットとダウンパンツは登山用だと薄くても温かく、撥水加工もされています。
ダウンジャケットはユニクロでも代用できると思います。

ダウンを上下着用、ダウンブーツ、シュラフ、エアーマットで-15℃でも快適に眠れます。

意外に冷えるのが頭部。フリースキャップなど被っているだけで温かさが違います。

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カイロ

足裏カイロ、貼るカイロ。
これはどこでも最強防寒グッズですね。

足裏、脇の下、太ももの間などを温めると素早く全身が温まります。
肌に直接貼らないようにしましょう。

加湿空気清浄機

電池式の加湿空気清浄機は、冬の乾燥した空気をやさしく加湿してくれます。

運転中の暖房で喉も車内も乾燥しています。
乾燥による喉や鼻の不快さは疲れを残してしまうので、空気の加湿をおすすめします。

忘れたときは、濡れたタオルをハンガーにかけて吊るすのも有効です。

目覚めたときに喉が痛い、という事から脱却できます。

スコップ

冬場の積雪、降雪のドライブには折りたたみ式スコップを車内に載せておきましょう。

車中泊して目が覚めたらドアが開かない・・・となりかねないように、時折車の周囲の雪を撤去する必要があります。

大雪の時にエンジンをかけっぱなしで車中泊すると、一酸化炭素中毒になるので危険です。
冬の車中泊はエンジンを止め、出入りしやすいようにスコップも用意しておきましょう。

では、次は夏編車中泊のおすすめグッズです。

車中泊のおすすめグッズ夏はこれが必須

ブラインドシェード

冬と同じく、夏の車中泊でもおすすめのグッズです。

温度上昇防止に加え、直射日光防止になるので、ワンボックスカーの後部サイドウィンドウなど、子供やペットに直射日光を当てたくない時にも便利です。

網戸

こちらも換気にオススメです。蚊が入ってきては気になって眠れません。

車種ごとにありますが、ない場合オーダーできるようになっています。
使用しない場合は窓を開けることになりますので、その場合はアウトドア用虫除けグッズを使いましょう。

エアーマット

冬と同じく快適睡眠の為にはマストアイテムです。

厚み、長さは必要ありません。
登山用がおすすめです。

クールマット

触るとひやりとした感触が伝わる布類、寝具類(パットやかけ毛布など)です。

たくさんの商品が出ていて、お値段も様々。触って心地よいものを選びましょう。
エアーマットの上に敷くだけでひやりとした感覚で眠りにつけます。

クーラーボックス

ペットボトルの水を凍らせて入れておくと冷蔵庫として機能します。

また氷そのものも、飲料水、保冷剤などに使えます。

電池式扇風機

暑い熱帯夜も扇風機で快適にすごしましょう。
電池式も十分な風量のものがあります。

加湿もプラスして乾燥しないようにしましょう。

シュラフカバー

夏は暑いのでダウンシュラフは不必要ですが、シュラフカバー1枚、若しくはインナーシュラフを使用だと、急な温度変化に対応できます。
クールマットの上に薄い上掛けでも代用できます。

車中泊のおすすめグッズのまとめ

上記、夏、冬おすすめグッズに加えて、オールシーズンのおすすめ基本グッズはこちらです。

ポイント アウトドア用折りたたみ式チェアとテーブル
ポイント 食器やコンロ類、
以上はオートキャンプなどの車中泊におすすめです。

アウトドア用カセットコンロでもいいですし、登山用ガスボンベでも軽量で場所も取らず便利です。

ポイント そして、忘れてはいけないグッズとして、補助板があります。
車種によっては倒した座席がフラットではないケースもあるはずです。そんな時はホームセンターでコンパネ板などを三枚に切って、金具で折りたたみ式コンパネフラットマットレスを作ります。
車種によって段差が大きければ、パイプ脚など装着するようにしたり、段差面に折りたたんだバスタオルを挟んだりして、ぐらつかない様に工夫しましょう。

それが面倒なら、大きな厚みのある段ボールでも代用できます。とにかく、背面をできる限り水平、フラットにするようにしましょう。

座席を倒した状態で上に補助板を敷き、その上にエアーマット、その上にシュラフやクールマットという使用方法になります。
座席がフラットにならない場合、倒した座席の上に敷くことでフラットな床面の出来上がり!というわけです。

ポイント また、照明については、電池式LEDランタンで十分に明るいと思います。
最近は100均ショップでもありますし、ホームセンターで安いのに性能のよいものがたくさんあります。
電池式でもLEDで十分明るいです。

ヘッドランプは両手が使えるので、キャンプ場などではマストアイテムです。

様々なグッズをご紹介しましたが、基本的に「登山用」をチョイスするといいと思います。
登山用はとにかく、上部で軽くて、かさばらない、丈夫ですのでオススメです。

「アウトドア用」「キャンプ用」は「登山用」よりかさばります。

手早く出せて、すぐに仕舞える、そして、省スペースのためにも「登山用」おすすめですよ。

ポイント そして、耳栓
サービスエリアの夜間はトラックなどがエンジンをかけっぱなしで駐車しているケースが多いです。
大型車両駐車位置だけでなく、スペースがないと普通車両にも駐車されます。

エンジン音が気になる方は耳栓を利用すると良いでしょう。

耳栓

耳栓

最後に。
上記はあくまでも車中泊のおすすめグッズの参考です。

夏の炎天下、真冬の寒さはともすると命を奪いかねません。
上記グッズを過信して、ペットや小さなお子様を車内に放置することだけは絶対にやめましょう。
また、ガス類は真夏の車内に絶対に放置することはやめましょう。爆発の危険があります。

また、冒頭に述べたように、道の駅やサービスエリアはあくまでも仮眠をする場合です。他の利用者の迷惑になるような使い方はやめましょう。

車中泊おすすめグッズは災害時にも非常に役立ちます。

登山用は高コストですが、非常用グッズとして兼用できるので、シェードや補助板など以外の一式をまとめてリュックなどに入れておき、車中泊が必要な時はそのリュックを車内に持って入る・・・そんな使い方もおすすめです。

疲れた時、天候が悪い時、狭い車内でも、

手早く出せて、手早く仕舞える。
車外の影響を少なくする(気温、音)
省スペースでパッキングしやすい(車内スペースの確保)

それらを基本として、オリジナルな便利グッズを探して利用しても、車中泊が楽しく快適になることでしょう。

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