長崎旅行に行った際に、訪れた長崎バイオパーク。
動物を身近に見ることができるという触れ込みに期待して訪れたのですが、期待以上に楽しく、感動的なスポットでした。
今回は、バイオパークの魅力や楽しみ方、園内にいる動物とのふれあいの口コミなどをたっぷりと紹介していきたいと思います。
普通の動物園では近づくこともできない動物を触ったり、動物から頭や肩に乗ってきてくれたり。
バイオパークでは、そんな夢のような体験ができます。
目次
バイオパークの魅力と楽しみ方
長崎バイオパークは、長崎の繁華街から車で約1時間のところにある動物園です。
立地条件はあまり良くありませんが、とても人気のある動物園であり、全国からたくさんの観光客が集まるスポットなのです。
その理由は、動物園のイメージを覆すスポットだから、だと私は思います。
私は人気スポットだと知らずに訪れたのですが、とにかく楽しくて、人生で一番楽しかった動物園だと思いました。
ここでは、長崎バイオパークの魅力と、楽しみ方をたっぷりと紹介していきたいと思います。
動物たちの世界におじゃまします
上野動物園や多摩動物園など、普段良くお出かけする動物園は、動物が柵の中に入っていて、それを人間が見る、という感じですよね。
長崎バイオパークは、このような動物園とは全く異なります。
園内では、動物と人間の垣根がありません。
もちろん動物ごとに柵で仕切りをしていますが、その柵内に入ってしまえば、動物に直接触れることもできます。
普通の動物園ですと、見たい動物が柵の奥にいた場合は、間近で見ることができませんよね。
ですが、バイオパークですと、人間がその動物に近寄って行けますので、バッチリと観察することができるのです。
長崎バイオパークは、動物たちの世界に、人間がおじゃまする、という感覚です。
動物の世界に人間が入り込める、というのが、長崎バイオパークの一番の魅力だと思います。
パーク内では、人間はわき役です。
自然体験
長崎バイオパークは、もともと山であった場所に、そのままの地形を活かして建てられました。
ですから、園内は山道を進んで行くような場所もあり、動物園と同時に山登りも楽しめてしまいます。
秋に行けば紅葉を、初夏に行けば新緑を楽しめる、そんなスポットです。
山の地形を活かしているため、動物がのびのびと生活しているように感じました。
園内の高低差は50mほどあるため、すべてを回るととても良い運動になります。
もちろん、バリアフリー化されていますので、ベビーカーや車いすでの移動も大丈夫です。
動物と触れ合えるだけでなく、自然体験ができるのもバイオパークの魅力ですね。
ごはんをあげて楽しもう
長崎バイオパークのおすすめの楽しみ方は、いろいろな動物にごはんをあげることです。
動物がいるエリアには、その動物が好きなごはんが販売されています。
ガチャガチャのような機械で購入しますので、子どもはとても楽しんでいました。
ごはん代も100円~200円なので懐にも優しいです。
特に手袋が用意されている訳でもありませんので、素手でごはんをあげました。
子どもは、最初はおっかなびっくりでしたが、普段オリの中でしか見られない動物が、隣にやって来るものですから感動していました。
ごはんを食べている姿はとてもかわいらしくて、本当に癒されますよ。
バイオパークの動物とのふれあいの口コミ
長崎バイオパークにはたくさんの動物がいますが、その中でも人気のある動物エリアの口コミを紹介していきます。
カピバラ
長崎バイオパークの一番の人気者と言えば、カピバラです。
園内ではちょうど中間地点にいます。
カピバラエリアはとても広く、たくさんのカピバラが生活しています。
もちろん、頭や背中をなでても大丈夫です。
ごはんを見せると、ゆっくりと近寄ってきてくれます。
気を抜いていると、後ろからもごはんを求めてやって来るカピバラもいて、驚かされます。
子どもがごはんを持ったままベンチで休んでいたところ、ご飯を求めてカピバラがベンチに上って来たのには笑いました。
その後、お腹がいっぱいになったのか、子どもの隣でスヤスヤと眠ってしまいました。
その姿が本当に愛らしくて、私たち家族はカピバラの大ファンになりました。
とにかくカピバラエリアは癒し度120%です。
ゆっくりと過ごしていただきたいので、時間にゆとりをもってお越しください。
コモンリスザル
コモンリスザルは、身体が小さく愛らしい顔立ちをしているので、バイオパークでも人気の動物です。
本来はリスザルの森と言うスペースにいるはずなのですが、人間が出入りする扉から脱走をするようで、散策路にも何匹か見かけました。
コモンリスザルは、人なつっこい動物なので(長崎バイオパークの子だけかもしれませんが)ごはんをあげなくても、肩や頭に乗って来ていたずらをします。
特に子どもが好きなようで、娘にばかり飛び乗って来ては遊んでいました。
コモンリスザルは、フワフワとした毛が好きなようで、私のダウンジャケットのフードについているファーをむしゃむしゃとかじっていました(笑)
私は気が付かなかったのですが、他のお客さんに「毛、かじられていますよ!!」と教えていただいて、事なきを得ました。
気が付かなかったら、ファーを全部むしり取られていたかも!!
ファー付きのお召し物を着ていかれる際には、コモンリスザルに注意ですよ(笑)
カンガルー
バイオパークのカンガルーゾーンはとても広く、たくさんのカンガルーが生活していて迫力満点です。
娘がごはんをカプセルから取り出したところ、ものすごいジャンプ力でこちらに向かってくるカンガルーがいて、娘が絶叫していた事を思い出します(笑)
そして、カンガルーと言えば、ボクシング。
私たちが行った時も、カンガルー同士の殴り合いのケンカを鑑賞することができました!
パンチに、腹蹴りと、ものすごい迫力でした。
本人たちは真剣なのですが、動きがコミカルなので、お腹を抱えて笑ってしまいました。
中には子どもをお腹のポケットに入れている母親カンガルーもいて、とても癒されました。
カバ
カバやバクなどの大型動物は、ごはんをあげる時間が決まっています。
娘はカバのごはんあげを体験しました。
普段は池の中に潜っているのですが、ごはんの時間になると大きな口を開けて近づいてきます。
カバの大きな口にごはんをうまく投げ入れられれば成功です。
娘は思いっきりカバの顔面にごはんを命中させていました(笑)
マーラ
園内に入ってすぐの所にいる動物です。
大きさはうさぎ位でかわいらしい姿です。
とても人なつっこいので、人間が柵の中に入ってくるとワラワラと集まってきます。
身体が小さいので、子どもでも怯えることがないと思います。
特に朝はお腹を空かせているようなので、ものすごい勢いでマーラに囲まれます(笑)
その他
他にごはんをあげて触れ合った動物は、アルパカとフラミンゴです。
アルパカは、クリクリとした大きな目がかわいらしい動物ですが、油断は禁物です。
近づこうとすると、怖がってつばを吐きかけることがあります。
このつばはものすごく強烈な臭いがするので、洋服などにかかってしまうと大変なことになります。
主人は、以前思いっきりつばを吐きかけられた経験があるので、今回は遠巻きに見ていました(笑)
フラミンゴは、だいたいの動物園では網目の細かいオリの中に入っていますので、じっくりと鑑賞することができませんよね。
でも、バイオパークでしたら隣まで近づくことができますし、触ることもできます。
身近で見ると、とても美しい羽で、感動しました。
その他、園内には、植物園があり、南国の華やかな花や、迫力満点のサボテンを見ることができます。
お土産
園内には大きなお土産屋さんがあります。
ふれあった動物のぬいぐるみなどを記念に買うといいですね。
娘は、大好きなカピバラのぬいぐるみと、アルパカのハンカチと、レインボーカラーのくまのぬいぐるみをお土産に買いました。
バイオパークの楽しみ方のまとめ
長崎バイオパークに行くと、動物とごく身近で触れ合うことができますので、普通の動物園では物足りなくなってしまいます。
子どもはもちろんのこと、大人でもじゅうぶん楽しむことができるスポットです。
私は人生で一番楽しかった動物園ですので、超おすすめです!!