ぶりの定番料理と言ったら「ぶり大根」または、「ぶりの照り焼き」ですね^^
今回は、ぶり大根の臭みを消して美味しく食べられるレシピを書いてみます。
自己流ですが、ちょっとしたことでとても美味しくなりますよ。
このぶり大根の臭みは、気にならない人は気にならない、ですが・・・
臭いに敏感な旦那様には、この臭み取ってあげたいですね。
美味しいぶりの選び方や、ちょっとした料理の順番を変えるだけで、臭みを取ることができます。
美味しいぶりの選び方。あらも一緒に
作り方の前にまずはぶりの選び方についてチェック。
もちろん新鮮なものを選ぶことが一番のポイントですが、その選び方というのがまずは「血合い」をチェックします。
鮮度の高いぶりは血合いの色が赤く鮮やかな色をしています。
時間が経っているものは茶色く変色しているので、赤いものを選ぶのがポイントです。
側面の皮は天然ものほど青や黄の帯の色が鮮やかで、身はピンクがかっています。
養殖のぶりは身が白っぽくなっているので、天然ものを選ぶ際にはチェックしてください。
切り口などが乾燥している場合は、時間が経過しているものなので、ふっくらとした切り口のものを選びます。
そして、ぶりをより美味しく作るのに欠かせないのは、ぶりのあらです。
切身と一緒にあらを購入することをおすすめします。
ぶり大根の臭み消しレシピ、材料編
臭みを抜くのは手順を変えるだけなので、普段作られているぶり大根の材料や分量で大丈夫です。
今回は基本的な材料二人分で記しておきます。
ぶり大根の材料








ぶり大根の臭みのない美味しい作り方、レシピ編
まずは、ぶりに塩を振りそのまま約10分程度放置します。(内側からの水を塩でしっかり抜くことが臭みを飛ばす第一段階)
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皮を処理してぶりを綺麗に洗ったらここで一度キッチンペーパーで拭き取り一口サイズよりも少し大きめに切っていきます。
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大根は厚さ2cm程度に切り、それをいちょう切りにしていきます。
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ここで一度ぶりをフライパンで軽く焼き色が付くまで炒めます。(炒めすぎないように注意してください。臭みを飛ばす第二段階)
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取り出したぶりをそのまま冷水にサッと潜らせます。その後はしっかりとキッチンペーパーで水気をふき取ります。
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フライパンに水、砂糖、生姜を加えひと煮立ちさせます。
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その中にぶりと大根、残りの調味料を加え、強火にかけてアクを取り除きます。
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5分程度強火にかけた後、落し蓋をして中火で15分ほど煮詰めます。
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一旦火を消し、熱を冷まして味を浸みこませておいて、再度温め最後にゆずの皮を添えて出来上がりです。
ぶり大根の臭み消しレシピのまとめ
本来お湯を振りかける手順をフライパンで炒めることによって、臭みを飛ばした上に照りを出します。
炒めると煮た時に煮崩れするのでは?と思う方もいるかもしれませんが、炒めることで逆に煮崩れを防ぐことができます。
そして、切り身と共にあらを加えることによって、よりぶりの美味しさを引き出すことができます。(ここが美味しくするための大きなポイントです)
みりんの代わりにお酒を代用したり、ご家庭によって作り方はさまざまですが、調理方法を少し変えることによって、より美味しく、そして違った味を楽しめますので、ぜひチャレンジしてみてください。