家電レンタルはご存知でしょうか?
友人の旦那さんが単身赴任時に家電をレンタルしたと聞いて家電のレンタル会社があると知りました。
そこで家電をレンタルするメリットとデメリットを調べてみました。
どんな人に向いているの?レンタルする際の注意点は?など気になる点も併せてご紹介。
レンタル会社によって特徴がありプランもたくさん出ているようです。
これから家電のレンタルをしてみようと思う人は必見です。
家電のレンタルで損をしない為にも参考になさってくださいね。
家電をレンタルする8つのメリット
友人のご主人はかばん一つで単身赴任。
家具も家電もレンタルで、楽で安い単身赴任だったと言っていました。
そんなに家電のレンタルってお得なの?
それが調べるきっかけになったのですが、ちょうど我が家のドラム式洗濯機の調子が悪く、
「ドラム式洗濯機は高いから、買い替えはちょっとしんどいな・・・」と思ったタイミングと相まって、家電のレンタルについて調べたわけです。
そうすると、たくさんのメリットがあるのがわかりました。
家電をレンタルするメリットについてまとめてみましょう。
初期費用が抑えられる
冷蔵庫
洗濯機
電子レンジ
これを三点セットとしてパッケージでレンタルする会社が多いようです。
なるほど、特に単身赴任や学生さんには電子レンジは必要ですよね。
これらを新品で購入すると、安いものを揃えても結構な費用になってしまいます。
また、商品代金に加えて配送料や設置費用などが発生する場合もあります。
それがレンタルだと送料、設置費用無料のところも多く、三点セットが基本パックで結構リーズナブル。
でも三点セットでは足りない!テレビは絶対に必要だという方も多いことでしょう。
そこで、テレビを含めた四点セットでレンタルと購入の比較例をご紹介しましょう。
同じくらいのグレードやスペックで比較した費用の目安です。
レンタル期間 1年間
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビの四点セット
購入すると 約90,000円
※引っ越し時に家電リサイクル料が発生する場合はこれにプラス10,000円かかります。
レンタルすると 約45,000円
いや、スマホで観るからテレビは要らない!という方のための参考に
三点セットのレンタル料のおおよそは
約26,000円~64,000円
あれ?幅が結構ありますよね?
これはレンタルする家電が中古か新品かによって価格が違うから。
中古を扱うレンタル業者があるので、そこを選べば費用を抑えることも可能ですね。
初期費用を抑えるために、リサイクルショップやフリマで家電を手に入れることもできますが、これから後にご紹介するメリットである、手間や引っ越し時費用などのメリットは得られません。
同じく、リサイクルショップで中古の家電に抵抗感がなければ、レンタルも中古品を選ぶとさらに初期費用をおさえることができるので、レンタル期間が一定期間ではメリットが大きいといえるでしょう。
もちろん、業者によって取り扱う家電のスペックが違ったり、年式が違ったりで価格は変わってきますので、注意が必要です。
処分費用がかからない
家電を処分するのには費用が発生します。
でも家電のレンタルをすると、レンタル業者が期間終了後に引き取るので、処分費用や家電を運ぶための引っ越し費用がかかりません。
もちろん、契約終了後の引き取り費用が無料のところが多いです。
手間がかからない
家電ショップに行くと、最新式からお得商品まで目移りしませんか?
私は家電ショップへ行くと疲れるタイプです。
ちょっとでもお安いのが欲しいと思うので、他の店舗も見に行ったり、ネットで検索したりと、一つの家電でも結構時間がかかってしまいます。
また、即納でない場合もありますし、電子レンジなど小さいものは自分で持って帰る手間もあります。
そんなことから解放されるのが家電のレンタルのメリットでしょう。
もちろんレンタル期間終了後も、設置した場所から家電を動かして、梱包して・・・なんて手間も要りません。
家電を選ぶ手間
家電を運ぶ手間
家電を設置する手間
引っ越しで持ち出したり梱包したりする手間
これらの手間から解放されるのはメリットですね。
全国対応で安心
多くの家電レンタル業者は全国対応しています。
引っ越し先、赴任先へわざわざ行って、送料を抑えるために、近辺の家電屋さん巡りをしなくても大丈夫!
ネットで希望の商品やパックを契約して、希望日に納品してもらうだけなのです。
ネットで申し込んですぐに手続きができる
家電店に行って購入うしたものの繁忙期などは「納期が遅れます」なんてことありますよね。
しかも、最近は引っ越しシーズンになると引っ越し業者も手配できない時代。
でも、家電のレンタル会社の多くは納期が最短3日のところもあり、ネットで希望のパックや家電を申し込んで、すぐに手続きができるというのは大きなメリットではないでしょうか?
土日にも対応してくれる
先にも触れましたが、引っ越しシーズンともなると、引っ越し業者が見つからない、価格が高騰しているという問題が最近起こっています。
そうなると、業者をえり好みしていられませんし、引っ越し希望日も業者の都合の良い日時となるケースも少なくないようです。
多忙な人で引っ越しのために平日に休みが取れない、取りにくい人もいることでしょう。
でも、家電のレンタルでは土日対応の業者も多いので安心です。
セットのバリエーションが豊富
家電のレンタルだから新商品は無理だろう。
強制的に要らない家電までセットなのでは?
なんて心配する人もいるかもしれません。
最近は家電のレンタル業者も競争が激しく、各社様々なプランを用意して、競合しているようです。
ですから、この記事だけでなく、最新情報を必ず要チェックですよ!
12種類の中から5種類の家電を選べるというプランがあったり、新商品を選べたりと様々。
もちろんレンタル期間も一ヶ月からありますし、長い期間レンタルする会社では四年プランもあるようです。
この四年プランは大学生をターゲットにしているのでしょう。
借りる商品も、新品のみ、新品と中古、中古のみなど、予算に応じて選べる家電のレンタル業者があるようです。
このように、ユーザーのニーズに応じた柔軟なプランがあるのも嬉しいですね。
修理費用無料のところが多い
家電を購入すると、一年間は保証期間があるところが多いですが、中古品を購入した場合などは保証期間がありません。
また、二年以上は保証期間延長プランがオプションのこともあります。
家電をレンタルすると、通常使用においての修理は無料のところがほとんどのようです。
家電をレンタルするデメリット
なんだか、メリットばかりの家電のレンタル。
デメリットは本当にないのでしょうか?
気になりますよね。
実はデメリットもあるので要注意です。
それでは、家電をレンタルするデメリットをご紹介しましょう。
長期間借りると損することが多い
月単位、年単位で契約して家電を借りるわけですが、長い間のレンタルだと、結局購入したほうが安かった・・・ということに。
特に中古レンタルですと、同じように中古でリサイクル品を購入した場合と比較することが大切です。
中古の家電購入費用+リサイクル費用+送料<中古のレンタル費用
とならないように、事前に費用をはじき出しておく必要があるでしょう。
ほとんどの業者が転勤などの短期的に引っ越すユーザーを対象としているようですが、中には大学生をターゲットにした四年プランを用意しているところもあります。
契約条件によるトラブル
契約条件をしっかり確認しないと、中途解約などの違約金が発生する場合があります。
自分の家電でしたら発生しない費用なので、これはレンタルならではのデメリットといえるでしょう。
中にはいつでも返却可のレンタル業者もあります。
引っ越ししても引っ越し先でそのままレンタル期間が終わるまで使用することも可能ですが、その場合は引っ越し費用に家電の費用も含まれます。
また、配送料無料は都市部が多く、郊外や高速道路利用の場合は有料の事も。
これらについても確認が必要でしょう。
条件をしっかり確認しなければ損をする可能性がある・・・というのはデメリットですね。
自分のものにならない
当たり前ですが、レンタルするのでいくら気に入っても自分のものにはなりません。
レンタル費用で毎月支払っていても、家電をローンで購入するのとは状況が違います。
ここが損と思うか、得と思うかは個人の気持ち次第なので、レンタルする前に考える必要があるでしょう。
自分好みの家電が無い場合も
特にパックの家電などは、基本的に安い商品が多いようです。
自分好みのデザインや色、また製品のスペックが必ずしもそろっているとは限りません。
最近はデザイン家電なるものも人気ですが、これらを希望する人にはマッチしないというデメリットもあるでしょう。
修理が実費になることも
これは購入した家電でもあり得ますが、大きく違うのは保証期間内で修理が必要になった場合、購入した家電の場合は無料であるのに対して、家電をレンタルした場合はメーカー保証などがないので修理が実費になることもあるという点。
購入した家電では初期不良などもあるので、一定期間内であれば修理が無料だったり、交換が無料だったりしますよね。
どこかを破損しても、メーカーや家電店の修理保証などでカバーできる場合も多いです。
でも、家電をレンタルした場合はレンタル業者があらかじめ初期動作の確認を行ってから貸し出しています。
自然故障のみ無料修理をしてくれますが、自分の不注意で修理が必要になった時は修理費用に加えて、送料などの費用もかかってしまうこともあるのでご注意を。
家電のレンタルに向いている人は?レンタルする際の注意点は?
メリットもたくさんありますが、デメリットもある家電のレンタル。
では一体どんな人に家電のレンタルが向いているのでしょう?
家電レンタルに向いている人
転勤者、単身赴任者
ある一定期間しか住まないとわかっている場合は家電のレンタルはメリットとなります。
特に単身赴任者は家電のスペックも落とせるので費用が安く抑えられます。
家族で転勤する場合も家と家電を元の場所に置いておいて、新しい住居では家電をレンタルの方が安い場合もあります。
新社会人
新しい赴任先で家電を揃える暇がない人などは、とりあえず一年間は借りてみるというのはいいアイデアでしょう。
落ち着いて、収入を得てまとまったお金が入ってから、お気に入りの家電を揃えていくというのも合理的ではないでしょうか?
また、新社会人は転勤や赴任先の変更、結婚など今後の生活スタイルや場所の変更も考えられます。
ですから、生活と仕事が落ち着いて見通しがつくまではレンタルで、というのも安心ですね。
学生
学生の一人暮らしは、仕送りする両親からすると心配にプラスして費用もかかるもの。
少しでも初期費用を抑えたいですよね。
また、引っ越しすることが確定している場合がほとんどでしょうから、家電のレンタルは無駄がなくて手軽でしょう。
都市部に暮らす忙しい社会人
都市部だとレンタル業者も多く、ほとんどの業者が都市部では送料、設置無料が多いです。
また、商品のラインナップも豊富なので、好きな家電を選びやすいというメリットもあります。
そして、多忙なので最低限度の家電製品しかいらない人もいることでしょう。
そんな人やご家庭に家電のレンタルは向いています。
家電レンタルに向いている人のまとめ
以上のように、共通していえるのは、家電のレンタルに向いている人は
ある一定期間だけ住むと予めわかっている人
確実に引っ越す予定がある人、若しくは、引っ越す可能性がある人
家電のスペックをそこまで重視しない人
といえるでしょう。
次は契約する際の注意についてまとめてみました。
契約前にはネットで情報取集しましょう
比較サイト、口コミサイトなどたくさんあります。中には業者が依頼している口コミサイトなどもあるので、信頼できるサイトをたくさん見て比較することで、業者選びをし
ましょう。
契約条件を必ずしっかりと確認しましょう
家電のレンタルの業者が増えてきて、様々なプランが出ています。選べる家電やセット内容、契約期間や費用はもちろん、送料や設置費用、修理費用や条件、納期、途中解約時の対応や費用なども業者によって違います。
プランや家電そのものだけでなく、契約条件を細かいところまでしっかりと確認し、いくつかの業者と比較することで、トラブルが回避できるでしょう。
どこでも同じだろう。ならば安いところで・・・と安易に契約すると損をするかもしれないので要注意ですよ!
家電をレンタルするメリットとデメリットのまとめ
家電をレンタルするとメリットがたくさんあるようですね。一方デメリットもあることがわかりました。
家電のレンタルに向いている人は、住む期間が一定期間、引っ越しすることが決まっているという人たち。
そんな人たちには家電をレンタルすることはメリットが大きいでしょう。
それでも契約後に後悔しないためにも、レンタル業者を選ぶための情報収集と選択はもちろん、契約条件の確認がとても大切です。
上手に家電をレンタルすることで、エコで経済的な生活を送ってはいかがでしょうか?