思わず買っちゃいました。
葉がとても艶々と綺麗な小さい「ガジュマル」
お店の育て方が良いからか、他の観葉植物より、ちょっと特別扱い。
贔屓めに室内で育てますが、水差しや挿し木にも挑戦。
植え替え時期など、ご紹介いたします。
実はガジュマルは、観葉植物が好きな人なら誰でも室内で育てているイメージだったので、あえて買わないと決めていたのですが、一度行ってみたいと思っていた憧れのお店に行った時に買うことになりました。
全体的にお洒落で値段が高いので、やっぱり手が出ないわと思っていた矢先、中でも一番値段が安かったのが、この小さいガジュマル。
目次
ガジュマルの室内での育て方
ガジュマルの水差し
水差しとは、ガジュマルの枝を切って、その名の通り水に差す。
水で育てることです。
ガジュマルは葉の成長がとても早くて、新芽が生えてきたと思ったら、そこから次々と上へと向かって、葉を増やしながら上に伸びていきます。
伸びていく過程で、枝もしっかりしていきます。
そのようになった枝を切るわけです。
水差しをしたきっかけは、ひとつの枝だけ極端に大きく成長してしまい、栄養分も、この枝が全部独り占めしている感じだし。
そうして切ろうか悩んでいる間にも大きくなって、とうとうバランスが取れなくなったので、元気なところをもったいないけど本当に断腸の想いで、剪定したのです。
最初はカットするのに抵抗があると思いますが、大丈夫。別の場所からまた葉を出します。
元気いっぱい伸びているその枝をもちろん捨てるわけにはいかず水差ししました。
水差しした時に、小さい入れ物に入れたら可愛いです。
例えば、ケーキ屋や和菓子屋でゼリーや白玉などがガラス製の器に入って、お洒落に販売しているものがありますよね。
食べたあとに洗って水差し用の入れ物に利用するのも良しですね。
私はよく使ってます。
補足ですが、切ると切り口から白い汁が溢れ出てきます。
樹液ですかね。人間にたとえると血が流れているような感じがして、切ってごめんねという気持ちになります。
手で触るよりも水で流して下さい。
手の雑菌が切り口から入る場合があります。
さて、水差しすると、今度は葉が伸びるよりも、根が成長します。
葉は、土に植えていた頃よりも、ゆっくりと新芽を出してきます。
根は、あっと言う間に容器の中に、ぐるぐると巻くほど伸びますね。
そのままにしても根が伸びてばかりなので、それを今度は挿し木にします。
ガジュマルの挿し木
挿し木とは、ガジュマルから伸びている枝を切ったものを、土に挿して植え付けることです。
ガジュマルを増やしたいときには、挿し木をして育てていきます。
私は、切ってから水差しをしてしばらく楽しんだ後、根が出てきたものと、切って間もないものを会社に持っていき、空いてる鉢に挿し木をしました。
結果ですが、根が出ていた方は、しばらくして寝付きましたが、そのままいきなり挿し木したものは、全滅ではありませんが、寝付く前に、葉が枯れて終わったものがありました。
なぜかそれぞれは育つ大きさにも差が現れました。
水差し後に挿し木した方が大きいです。
状況的には、空いている鉢に適当に挿し木したので、何が影響しているのか、根なのか、土なのか、鉢の大きさなのかについてははっきりとはわかっていません。
ガジュマルの植え替え時期
植え替え時期ですが、鉢が小さくなってきたらでいいと思います。
鉢から出した時に、葉や枝の成長に比べて、根が思ったよりもいっぱい伸びていたことにびっくりした事がありました。
葉が黄色くなってきたら、根の危険信号です。
ガジュマルの根腐れ
ガジュマルの葉が黄色くなってきたら、それは根腐れか、根詰まりかもしれません。
ガジュマルは木だから、水を貯めることができるので、水をやり過ぎると、根が水分を吸収しきれなくなって腐っていくのです。
根に異常があると、葉まで水分がいかなくてなるので、異常が現れる訳です。
葉が黄色くなる姿はガジュマルに似合いません。
すぐダメにはなりませんが、手遅れになる前に気にする事は大切です。
ガジュマルの寿命
ガジュマルがダメになるってあるのだろうか。
憧れのお店で買った、ご贔屓のガジュマル。
あんなに綺麗で生き生きしていた深緑色の葉が黄色くなってきた。
枯れるの?
黄緑色の葉が多くなり、そのうち出てくる新しい葉も黄色。
ガジュマル枯れた?
植え替えしたり、水分にも気をつけましたが、黄色の葉が増えていくばかり。そ
れは治ることなく続きました。
救いは、葉の色は薄いのに、全体的には元気はあった事。
葉は落ちていません。
もしかしてこれが葉焼け?いや、でも違う。
そしてある日、決意しました。
強行作戦。
ガジュマルは枝を切っても生えてくるを信じて、全部思い切って全部カット。
剪定しました。
見た目、木だけです。
生えてこなかったら、どうしよう。
新芽が出てくるまでやったことは、日差しと葉水。
というか葉がないから木水?ですかね。
そして何日か過ぎた頃、しばらくして生えてきました、綺麗な緑の葉。
小さいものがパラパラいくつも現れました。
その後伸びても葉は緑のまま。
ガジュマル色です。
やった!黄色の葉は出てきません。
剪定は成功です。これは、ガジュマルの生命力の強さがあっての成功ですね。
ガジュマルの寿命って無いかもしれません。
ガジュマルの葉が落ちる
会社にあるガジュマルの木は、もらった当初から葉が落ちやすく、葉に白いものが付いたり、問題児です。
このガジュマルは東日本大震災の時に、「私たちは被災地を応援しています」いう意味で店頭に置くために当時会社から配られたものです。
あれから問題児は長く頑張ってますが、今でも葉が落ちやすく、見た目はスカスカです。
葉が落ちるってどうして?と考えたのですが、病気と絡んでいるのではないかと感じました。
確かに、葉水もほとんど忘れてしていないし、見た目が見た目なので、目立たないところに置いてある。
そういえば、日が当たってないし。
問題児でなくて、親の関わり方に問題ありですね。
人間と一緒です。
葉に白くつくのはカイガラムシかも知れません。
風通しが悪い場所に置いてます。
風通しが悪いとカイガラムシが発生しやすいです。
そこで緊急手当として試してみたのは、インフルエンザ対策の手指用の消毒液で、これも会社で配られたものです。
近くにあったので消毒のつもりでシュッとかけてみたところ、いい感じ。
何日か連続で白くなってたところがなくなりました。
葉も消毒液の影響もなく、何故か反対に元気な感じが。
やっぱり、いくら生命力のあるガジュマルでもお世話されたいのですね。
それからは、葉が落ちなくなりましたから、葉が落ち始めるのは、病気のサインなのかもしれません。
ガジュマルの置き場
ガジュマルは日差しが好きとお店の人に聞いて窓際に置いたけれど、葉が黄色になり始めた頃、日にあてすぎたのかと思ったことがありました。
よく考えれば、店頭に並ぶガジュマルは日が当たって無いのに、綺麗な深緑色をしているからです。
それで置き場に困って、部屋の奥に置いたりと悩んだことがありました。
今のところわかるのは、日当たりのいい場所に置いた方が、枝がよく伸びますね。
どちらかというとしっかりとします。
でも、直接当たると当たり過ぎて葉に影響が出てくるようなので、夏はいつもの置き場より少し引っ込めるくらいの場所に置いています。
ガジュマルの室内での育て方のまとめ。
ガジュマルは、幸せをもたらす事でお馴染みの観葉植物ですが、インテリア性があってかっこいいのに、案外安価で手に入るので、人気があります。
生命力が強く、タフマン。
頼もしさがあります。よく伸びるし、切ってもまた再生します。
私的には、ガジュマルは、背が低めの葉が多く集まるように、こじんまりとまとまった形が好きなので、好みで剪定しながら、あえて大きくせずに整えてます。
最初はあんなに躊躇していた剪定も、今は伸びてきたらハサミでバシッとカットです。
ガジュマルは是非、枝が伸びてきたら、水差し、挿し木と簡単なので、楽しんで下さいね。
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