観葉植物を育てているとよく虫が湧きます。
大事な植物を枯らせたり病気にさせてしまうこともあるので、出来るだけ早急に駆除しましょう。
虫といっても種類は様々です。観葉植物に湧くコバエなどの虫の駆除方法を順番に見ていきましょう。
観葉植物の虫対策。虫の種類と駆除方法
観葉植物を室内に置くことは、は、インテリア、気持ちのリラックスなどのもってこいの方法です。
しかしせっかくのリラックスした気分も、湧いてくる虫には気分を害されます。
ちょっとしたストレスになりますよね。
そんな害虫の虫対策、駆除方法を書いていこうと思います。
代表的なよく湧く虫の種類は
コバエ
アブラムシ
ハダニ
等です。
コバエ
コバエと言っても種類は色々ありますが、観葉植物につくコバエとして有名なのが、キノコバエとチョウバエです。
キノコバエは土に集まります。肥料などを餌にして育ちます。
チョウバエは受け皿に溜まっている水に集まります。コ
バエは発生してから駆除するのが難しいので、発生する前に予防するのが大切になってきます。
土の表面をパーミキュライトや赤玉土などにすることによって繁殖させない
コバエは肥料を餌にしますので土の上に無機質の用土を入れることにより餌の肥料まで行かせないようにすることで寄せ付けなくします。
受け皿の水はこまめに捨てる。
水はこまめに捨てて清潔に保ちましょう。
淀んだ水はコバエ以外にも害虫の発生する原因になります。
忌避剤などの薬剤を使う。
忌避剤とは虫などを寄せ付けなくする為の薬剤です。
ホームセンターに色んな種類が売っていますので用法を守って正しく使いましょう。
鉢ごと水につけてしまう。
しばらくつけていると、卵などが浮いてきますので、すくってとって駆除します。
すでにコバエが発生してしまっているなら、殺虫剤やハエ摂り棒や掃除機を使用するとよいでしょう。
コバエホイホイ
ゴキブリホイホイならぬ「コバエホイホイ」なるものがあります。3~400円くらいで購入できます。
結構これが取れるんです^^
アブラムシ
春ごろになると大量に発生します。
葉の裏や、新芽のまわりによくつきます。植物の汁が大好物で、植物の成長を邪魔したり、病気を媒介することもあります。
すす病という、植物が真っ黒になってしまう病気もアブラムシが媒介します。
人体に影響はありませんが、見た目は悪いです。
またアブラムシの出す排泄物がアリをおびき寄せたりしますので、発生したら速やかに駆除しましょう。
指でつぶす
原始的な方法ですが、数が少なければ、指でつぶしてしまう方法もとれます。
テープでくっつけてとる。
粘着力の弱めのテープで張り付けてとりましょう。
手で触らなくて済みますし、そのまま捨てることができます。
あまり粘着力が強いと葉を傷付けてしまうこともあるので注意しましょう。
片栗粉、牛乳、石鹸水等を水で薄めたものを吹きかける。
これらを吹きかけることによって、アブラムシを窒息させることができます。
しかし植物の葉も呼吸できなくなってしまいますので、葉は拭き取るか洗い流してあげましょう。
植物の葉をまるごと水につけてしまう方法もあります。
天敵の力を借りる
アブラムシの天敵はテントウムシです。
飛ばないナミテントウ等を飼育して捕食させましょう。
薬剤を使う
ハーブ等、口に入れるものでなければ、薬剤を使う方法もあります。
不織布やネットをあらかじめかけておく
新芽等が出たらアブラムシがつかないよう不織布やネットをあらかじめかけておく予防法もあります。
しかし、これは中に発生してしまうと見つけにくいなどの注意点もあります。
植物の根元にアルミホイルなど光るものを敷いておく
アブラムシは、光を嫌う性質があるとされています。
植物の根元にアルミホイルなど光るものを敷いておくことで、アブラムシが寄せつけない効果を期待できるようです。
ハダニ
ハダニは体長0.5ミリほどの小さな虫です。
ぱっと見は点のように見えます。乾燥を好み、20~30度ほどのあたたかい気温を好みます。
春から秋ごろまでは活動期といえます。
一度葉につくと、繁殖力が凄く、オスとメスが交尾する必要はありませんので爆発的に増えてしまいます。
葉の裏側によくつきます。ハダニは植物の栄養を汁として吸い、栄養を吸われた植物の葉は白くなってしまいます。
放っておくと、やがて植物全体に広がってしまいます。ま
た、花の部分からも栄養を吸収してしまいます。
そうなると、開花の時期が短くなってしまいます。
牛乳をかけて窒息させる。
牛乳と水とを同率で混ぜ、それを葉に吹き付け一日ほど置きます。
牛乳は腐りますので、次の日には水で流しましょう。
水を吹きかけて洗い流す。
牛乳を混ぜずに、水だけを吹きかけても効果があります。
この方法では、水をかけてハダニを水の勢いで吹き飛ばしたり、大量の水で洗い落してしまう気持ちで行いましょう。
できる環境であるならば、葉をまるごと水につけてしまう方法もあります。
また、普段から葉や葉の裏に水を吹きかけておくと、ハダニの予防にも役立ちます。
セロハンテープやガムテープなどで張り付けて取ってしまう。
吸着面を、特に葉の裏にくっつけてハダニをとります。
葉の大きさにガムテープを切ると、葉の裏についているハダニを一斉にとることができます。
対ダニの薬剤を撒く。
この方法では、ハダニも一時はいなくなりますが、薬剤に対する耐性がついてしまったりして、効かなくなることもあります。
また、ハダニの天敵である「ケシハネカクシ」も殺してしまいます。
天敵がいなくなるとハダニは増える一方なので、薬剤を使用する際には、注意が必要です。
観葉植物の虫対策。虫の種類と駆除方法のまとめ
こんな虫の駆除方法があります。
駆除するのもストレス解消になったりします^^
上記の方法をまずはお試しあれ^^
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