インビザラインの体験談。メリットデメリットをお教えします

インビザライン 体験談

実際にインビザラインできれいな歯並びを手に入れた私の体験談、インビザラインのメリットとデメリットをご紹介していきます。

インビザラインはマウスピースを使った矯正方法で、目立ちづらい、取り外せる、痛みが少ないなどのメリットで日本でも人気の歯科矯正方法です。

スポンサーリンク

きれいな歯並びを手に入れるのは、見た目の印象が良くなるだけではありません。

自信を持って笑えたり、写真を撮るのが楽しくなったり、肩こりや頭痛が改善されたりと、あなたの毎日は必ず今より明るくなります。

「興味はあるけどマウスピースで本当に歯科矯正できるの?」
「ワイヤー矯正に比べて歴史が浅いから心配」

などインビザラインに関する不安や疑問を解決するきっかけとなれば幸いです。

インビザラインとは?

  
インビザラインとは1997年にアメリカで開発された歯科矯正方法です。

日本では、2006年に導入されました。インビザラインと聞き、馴染みのない印象の方もいらっしゃるかもしれませんが、世界では400万人以上の患者が治療を受けており、実績・信頼性は十分と言えます。

インビザラインの具体的な治療方法は以下の通りです。

 7日~14日ごとに透明のマウスピースを交換していき、理想の歯並びに近付けていきます。
 マウスピースは1日20時間以上装着する必要があります。
 必要に応じて抜歯をしたり、歯間を削ったりしてスペースを作ります。
 歯を動かすためにマウスピース以外にゴム掛け等を行うこともあります。

インビザラインのメリット  

私が実際に治療を受けてみて感じたインビザラインのメリットをご紹介します。

1

目立たないので矯正していることが周囲から気づかれない

インビザラインのマウスピースは無色透明です。

近くで見ても分からないくらい目立たないので、ワイヤー矯正の見た目を気にする方にはとてもおすすめです。

私は大人になってからの矯正だったので、一定期間であるとしても、口元の見た目の大きな変化には抵抗がありました。

写真を撮るときも矯正前と変わらず歯を見せて笑えました。

実際に、矯正期間中に矯正していることに気が付いた人はほとんどいませんでした。

2

いつでも取り外しができるので食事の際のストレスがない

インビザラインのマウスピースはいつでもつけ外しが可能です。

矯正を始めると、「慣れるまでは食事が楽しめない」「食べ物がワイヤーに挟まって汚らしい」などの心配がありましたが、インビザラインは、食事の際マウスピースを必ず外すので矯正前と変わらず食事を楽しむことが出来ます。

インビザライン メリット

3

口内炎や口の中が切れるなど口腔内のトラブルが少ない

ワイヤー矯正をしていた友人は、器具が頬や歯肉に当たり口の中が口内炎だらけになったり、切れてしまったりと大変痛がっている印象がありました。

インビザラインはマウスピース表面に突起やザラツキがないため口腔内を傷つけることはありません

慣れるまで若干の違和感は感じるものの、傷や口内炎による痛みを感じることがないのも大きなメリットだと感じました。

4

金属アレルギーの方でも安心して治療を受けることができる

ワイヤー矯正ではどうしても歯科金属を使用する必要があるため、歯科矯正をしたくてもアレルギー体質がゆえに踏み切れなかった方も多いと思います。

私は重度の金属アレルギーです。パッチテストの結果、歯科金属には全てアレルギー反応が出てしまったため、ずっとやりたいと思っていた歯科矯正を大人になるまで出来ずにいました。

インビザラインは金属を全く使わない矯正方法のため、金属アレルギーのある私でも安心して治療を受けることが出来ました。

インビザライン メリット

ワイヤー矯正

5

間食が少なくなるので痩せる

メリットとして紹介するか迷いましたが、インビザラインを始めてからダイエットに成功しました。

その理由は、何かを食べる際にはマウスピースをいちいち外さなければならないという手間が発生するためです。

朝昼晩の食事に加え、間食をしたい場合にはトイレなどに行ってマウスピースを外し、食べ終えたら歯磨きをして口の中を衛生的にしてからマウスピースを装着しなければならず、この手間を考えると自然と間食がなくなりました。

また、飲み物に関しても、マウスピースをつけたまま甘い飲み物を飲むのは虫歯の原因となるため推奨されておらず、自然と水かお茶を飲む生活になります。

その結果、甘い飲み物や間食が減り、ダイエットに成功する方が多いそうです

6

通院回数が少ない

インビザラインは歯形をとる回数が少なく、ワイヤーを締める必要もないので、ワイヤー矯正に比べると通院回数が圧倒的に少ないのが特徴です。

働きながら歯科矯正をする方にとっては、頻繁な通院は大きな負担だと思います。

最低限の通院回数で治療をすることができるのもインビザラインの大きなメリットだと感じました。

スポンサーリンク

7

軽度な歯並び治療や部分治療にも対応できる

大掛かりに歯全体を動かすまではいかなくとも、部分的に気になる歯並びを直したいと考えている方にインビザラインはとてもおすすめです。

前歯だけ、八重歯だけといったように患者さんの希望に合わせて柔軟な対応ができるのもインビザラインのメリットです。

8

ワイヤー矯正に比べると痛みが少ない

ワイヤー矯正は歯1つ1つに力をかけて歯を動かすので、どうしても痛みが強く出てしまいます。

一方で、インビザラインはマウスピースを使い、歯全体に一定の力をかけて歯を動かすので痛みが軽減されるのがメリットと言えます。

全く痛みがないわけではありませんが、日常生活に支障の出るような痛みを経験したことはありませんでした。

9

笑顔に自信が持てる。

歯を気にしなくなったら、自然に大きく口を開けて笑うこともでき、ストレスが解消できた。

気持ちも明るくなり、笑顔が増えた気がします。

インビザラインのデメリット

インビザラインの治療中にデメリットだと感じた点をご紹介します。

1

マウスピースの洗浄に工夫が必要

1枚のマウスピースは7日~14日毎日使い続ける必要があります。

必ず歯磨きをして口の中をきれいにしてから装着し、付けている最中は食べない、飲み物も水かお茶を徹底していても、どうしても汚れや臭いは気になります。

私は必ず歯ブラシでマウスピース自体もこまめに磨くことと、毎晩マウスピース用のポリデントで殺菌消毒をすることで臭い防止をしていました。

インビザライン デメリット

2

めんどうくさがり屋の人には向かない

マウスピースは必ず1日20時間以上つける必要があります。

ご飯を食べる際に外してそのまま1日過ごしてしまったり、痛いからと言って外してしまったりする人にはこの矯正方法は向きません。

実際に1日20時間装着していないと歯が動かず、動いた場所で定着しないので矯正自体失敗してしまう恐れもあります。

3

すべての歯列矯正に適応するわけではない

インビザラインは歯並びの程度によっては対応できない場合があります。

歯を大きく動かすにはワイヤー矯正の方が向いている場合もあるため、矯正歯科でお医者さんに相談してみましょう。

一方で、インビザラインの方が向いている歯列もあるそうです。

私は出っ歯で悩んでいましたが、顎が小さかった為マウスピースで顎を広げながら歯を後ろに下げるインビザラインが向いていると言われました

出っ歯=抜歯は必要不可欠と覚悟していましたが、顎を広げることでスペースを作り、結果的には抜歯なしで出っ歯を治すことが出来ました。

4

旅行の際に困ることが多かった

これは番外編ですが、旅行の際「食べ歩き」にとても困りました。

お店に入って食事をするのであれば、トイレなどでマウスピースを外して食べ終わったらマウスウォッシュなどで口の中をきれいにしてからマウスピースを付け直すということが出来ますが、旅先での醍醐味である「食べ歩き」をするとなると人前で口の中に手を突っ込んでマウスピースを外すわけにもいかず困りました。

結局食べ歩きをすると分かっている時はマウスピースを外して参戦していましたが、あまり長時間マウスピースを外したままでいると歯がもとの位置に戻っていってしまい、それも不安でした。

最も困ったのが海外旅行へ行った時です。

5日間ベトナムに行ったのですが、ホテル以外はトイレ等も衛生的とは言えず、マウスピースをつけ外しする場所に困りました。

あまりきれいでない飲食店の水道水でマウスピースをすすいだりするのは気が引けたので割り切ってホテルで外してほぼ1日過ごしていましたが、滞在の5日間マウスピースを外している時間がどうしても長くなってしまったため、歯がもとの位置に戻ってしまい、マウスピースがはめられなくなってしまわないかとても心配でした。

5

マウスピースをつけたままお茶を飲むと歯に色素沈着しやすくなる

口内衛生的には飲み物は水か無糖のお茶であれば問題ありませんが、お茶を飲むとマウスピース内に微量のお茶が残るため歯への色素沈着が気になりました。

私は基本的に水か薄い色のお茶を飲むように心がけていました。

また、通院していた矯正歯科では歯のクリーニングが無料だったため、近くに立ち寄った際はクリーニングしてもらうことで歯の白さを保てるよう工夫していました。


6

費用が掛かる

とはいっても、ワイヤーで行う「ブラケット矯正」も同じくらいかかるのですが、(80万円~120万円)私の場合、大体相場の値段で、90万円ほどかかりました。
高額ですね。

7

期間がかかる

インビザラインの期間ですが、私の場合は歯を動かす治療は2年半かかりました。

その後、現在に至るまで歯を固定するために寝る時だけマウスピースをつけています。

3年程度つけると言われています

インビザラインのメリットデメリットのまとめ

インビザラインはこれまで歯科矯正の主流であったワイヤー矯正が苦手としていた点をカバーしたとても画期的な矯正方法だと言えます。

もちろんメリットばかりではありませんが、歯科矯正に踏み切れなかった方が懸念していた点をうまくカバーしており、少ないストレスできれいな歯並びを手に入れることが出来ます。

ぜひ、インビザラインできれいな歯並びを手に入れていただき、今よりもさらに笑顔で快適な毎日を過ごす方が増えて下さることを願っています。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする