常夏マレーシアの世界遺産都市の1つがペナン島のジョージタウンです。
山あり海あり、アートあり、そして食の楽しみも広がるペナン島の観光スポットを紹介いたします。
見どころが多い中で、厳選してベストなポイントを幾つかピックアップしましたので必見です。
また観光の拠点にできるおすすめしたいホテルも合わせて紹介します。
町全体が登録されており、変化に富みノスタルジックな雰囲気が居心地の良さを出しています。
中華系が多く、イギリス植民地時代の建物と、中華系の建物の融合が美しい街で、リゾート地、物価が安いのも魅力です。
目次
マレーシア ペナン島の観光スポット
それでは、マレーシアのペナン島に来たらここは外せない!という観光スポットを。
ジョージタウンのウォールアート
ペナン島に来たら絶対に外すことのできないスポットがウォールアートです。
ストリートアートで、ペナンの古き良き街並みに、美しいウォールアートが描かれています。
これらの壁画はミューラルズと呼ばれており、単なる趣味や落書きのようなものではなく、有名アーティストによる堂々たる作品です。
特徴は子供たちの素朴な日常を描き、ブランコに乗っていたり、スポーツをしていたり、はしゃいでいたり、買い物をしていたり。
なにげない毎日の風景を絵にしており、とっても美しいだけでなく、昔の時代の雰囲気を再現し、平和で温かみのある生活を醸し出しています。
またトリックアートのようなユーモアたっぷりの絵も少なくありません。
こうしたアートは2つや3つではなく、かなりの数になり、観光所ではマップが用意されています。
1つ1つそのマップを見ながらウォールアートをチェックし、そのアートをバックに写真を撮影したりして、記念に残る写真を作ることができるでしょう。
このウォールアートを見るだけで2時間くらいはかかりますし、その中にはワイヤーアートと呼ばれるものもあります。
半日をかけてじっくりと楽しむことができます。
熱いので水分補給を忘れないようにしましょう。
セント・ジョージ教会
庭がとっても綺麗な白亜の建物で、東南アジアの中でも最も古いイギリス国教会であり、西洋建築の美しさを味わうことができるでしょう。
イギリス植民地時代のコロニアルのホワイト基調のファザードが美しく、晴天のペナン島の青い空と白い雲、そしてこの教会の調和が素晴らしいです。
シティ・ホール
デザイン性が高く、美しいコロニアル建築となっていて、お城のような雰囲気があります。
ペナン島のランドマークとなっており、ここからの海の眺めが素晴らしいです。
ペナン島は、本当に白亜の建物が多いです。
エントピア
家族連れで楽しめるスポットの蝶園であり、その蝶の数は3000から4000と呼ばれています。
熱帯地方でしか見られない希少性のあるもの、また爬虫類も多く、蛇やサソリ、ヤスデといったややグロテスクな生き物もいます。
半日くらいここだけで楽しめるでしょう。
また熱帯植物が多く、植物や花の観察にもぴったりです。
やや入場料(日本円で1700円くらい)が高いですが、日本では見られない蝶や爬虫類や昆虫、植物を間近で見ることができるので、訪れる価値ありです。
このエントピアは市内にはなく、山奥に行く必要がありますので、訪れる場合には、タクシーやバイクなどをレンタルする必要があります。
最近はグラブ(Grab)というマレーシアで流行っている配車アプリを使って行くと、安上がりですし、ぼったくられる心配もありません。
その他ジョージタウンの街歩きで訪れたい場所には、ペナン博物館やコーン・ウォリス砦などがあります。海を背景にした絵になる景色で、見応え十分です。
マレーシア観光におすすめの便利なホテル
ペナンはホテルがたくさんあり、選び放題な部分があるのですが、5つ星の高級ホテルから、中級、そして格安ゲストホテルまで様々です。ホテルはやはりジョージタウン内で探すのがベストであり、徒歩でホテルから観光を楽しむことができるし、シーザイドのロケーションの良いホテルも少なくありません。
その中でおすすめはSAVV HOTELです。
5000円前後で宿泊ができ、プール付きでブレックファーストもボリューム満点、それでいてストリートアートにも近くて、スタッフのおもてなしもばっちりです。
清潔感のあるお部屋は掃除が行き届き、コンフォータブルです。
それほど大きなホテルではありませんが、海にも近く、ここを拠点にして観光を楽しむことができるでしょう。
ペナン島で是非とも味わいたいもの
ペナン島は中華系が多く、中華系の人たちは屋台での食事を好みます。
夜になるとあちこちに屋台がオープンし、多くの中華系の人たちで賑わいます。
ヌードルなど小ぶりの器に入った料理が特徴で、フライドライスやシーフードで炒めたもの、チキンライスなどもあり、選ぶ楽しさがあります。
今回食べたみたものは、エビで煮込んだスープに麺が入っているもので、
Hokkien Prawn Meeという名前です。
スパイシーな味付けがなされていましたが、とってもおいしいです。
夕方でも熱いのにさらに辛い食べ物でしかもアツアツのスープですので、汗がどんどん出てきますが、かなりいける味付けでした。
それと春巻きを炒めたものと一緒に食べて大満足です。
ペナンでは屋台で地元の料理を食べると、安くておいしく満足度が高まります。
海外旅行の楽しみは、なんといっても現地での地元の食事、それも庶民的で日常的に、ローカルの人たちが食べているものです。
日本にはない味付け、活気、そして安さゆえのお得感、こうしたものに触れるときに喜びが増し加わり、旅行にここまで来て良かったという気持ちになれます。
綺麗で高級なレストランもいいですが、安くておいしい、地元の庶民の味は最高です。
どんな風なものを食べているかとか、調味料とか、どのように食べているか、そんなことを観察するのも楽しいです。
ペナン島の治安について
ペナン島はマレーシアの中でも比較的治安の良いエリアであり、夜もそれほど怖い感じがありません。
とはいえ日本ほど治安の良い国はありませんので、日本よりは危険度は増します。
夜に徒歩で外出する場合には、裏通りにはあまり行かず、大通りの賑やかな場所に行くようにしましょう。
またショッピングモールも多いので、夜はそうしたところで、エアコンの涼しさを感じながらショッピングを楽しむのも良いでしょう。
ペナン島の観光のまとめ
ペナン島の観光のメインとなるのは、ストリートアートであり、ジョージタウンの美しく風情のある街並みで、古き良き時代の古い建物が残存し、雰囲気の良さが特徴です。
ジョージタウン内は徒歩で移動が可能ですが、かなり歩くため、レンタサイクルをしたり、場合によってはレンタルバイクを利用してみるのも1つの方法です。
そうした移動手段があると、ビーチに行ったり、海水浴を楽しんだりすることもでき、楽しみが広がります。
マリンスポーツも充実はしていますが、海そのものはあまり綺麗ではありませんので、その点だけはやや残念な部分があります。
今回夫婦で3日間ペナン島に滞在しましたが、だいたいのところは観光できました。3日から4日滞在する計画を立てると、ペナン島の良さや味わい深さ、そしてマレーシアの人にも触れて居心地が良くなっていくことでしょう。
そして時間があれば、山間部に入っていき、トレッキングやハイキングを楽しむのもペナン島の楽しみの1つです。
ペナン島は英語が普通に通じるので、わからない時には勇気を出して英語で尋ねると、親切に説明してくれます。
それにほとんどが英語表記になっており、わかりやすさがありました。