日本から約7時間のフライトが必要なマレーシアの首都クアラルンプール。
夫婦でクアラルンプールを旅行し、おすすめの観光スポット10選を口コミとして紹介します。
インスタ映えするポイントもお教えします
さらに、一番良い観光の時期や、おすすめの観光ホテルも紹介します。
移動手段にとっても便利なホテルです。
時差はわずかに1時間で、動きやすいのがメリットです。
マレー系、中華系、インド系の人たちが混在し、アジアらしさ、そしてその文化が受け継がれている国です。
その他旅行して良かったという満足度を高めるために、体験したことから考察する見どころをチェックしてみましょう。
目次
クアラルンプールの外せない観光スポットの私の口コミ
マレーシアのクアラルンプールに行ってきました。
クアラルンプールは、とても魅力のある都市です。
観光スポット、10か所、紹介していきますね^^
ペトロナスツインタワー
ここはクアラルンプール観光には欠かせないスポットです。
ツインタワーになっており、イスラム建築の雰囲気のあるデザイン、超高層ビルは88階建てで、高さは452メートルもあります。
このツインタワーには隣接する綺麗な整備された公園があり、緑と潤いの憩いの空間となっています。
ウォーキングやジョギングとして、また常夏の強い日差しの中での水場でのクールダウンができるポイントです。
この公園から見るツインタワーの迫力は圧巻です。
インスタ映えすること間違いなしであり、あまりにもスケールが大きいので、写真に上手く収めるのにちょっと苦労するかもしれません。
とはいえ本当のこのツインタワーの魅力は、夜の景色です。
タワーは陽が沈むとライトアップされ、煌々とします。
外から間近で見るタワーの輝きとダイナミックな迫力は鳥肌ものです。
この夜景を見るだけでもクアラルンプールに来て本当に良かったという気持ちになるでしょう。
そしてこのツインタワー内はショッピングモールとなっており、ブランドショップやローカルブランドのお店がずらりと入っていますので、ショッピングや休憩、ティータイムやディナーにもぴったりです。
ムーア建築のイスラム系建造物
マレーシアはイスラムの国で、そのモスクを始め、政府系の建物にもイスラム系のデザインが採用されています。
特におすすめな2つの建造物を紹介します。
1: マスジットジャメ
2: スルタン・アブドゥル・サマド・ビル
1:モスクであるマスジットジャメ(Masjid Jamek)
マスジッドジャメは、LRT鉄道の同じ名前の駅からすぐのところにあり、クラン川とゴンバック川の合流地点にあります。
白いタマネギ型のドーム、赤レンガの壁が美しく、それを囲むように生える椰子の木がまた美しいです。
モスク内は見学ができ、女性は黒いポンチョのようなものが観光用として用意されており、それを着て頭を覆うようにして中に入ることができます。美しい大理石の創り、シンプルで神秘的な景観が広がります。
2:スルタン・アブドゥル・サマド・ビル
イギリス植民地時代に建てられた建物で、ムーア建築様式、そしてレンガ造りが美しく、中央にある時計台のデザインも見事です。
この向かい側には独立広場があり、ここはマレーシアの歴史的に重要なスポットになっています。
ややごちゃごちゃした街の中で、ここは広々として気持ちが良いところです。
この他ここからさらに10分ほど歩くとクアラルンプール駅やマレーシア鉄道局の建物が見えてきますが、これらの建物もムーア建築様式であり、重厚感、そしてセンスの良いデザインが魅力的です。
これらの建物は、イスラム系のデザインと、イギリス系の建築家の設計の融合によるもので、必見であり観光スポットして外したくないスポットです。
セントラルマーケット
独立広場から少し南に向かって歩くと、チャイナタウンがあるのですが、その手前にセントラルマーケットというハイカラな建物が見えてきます。
屋台がずらりと並ぶ、いわば日本の商店街に似たようなエリアに隣接しており、ブルーのカラーが印象的です。
この中には、観光客のためのお土産のお店が無数に入っており、アジアン雑貨やチャイナドレス、インドのパンジャビやサリといった民族衣装、お土産として買いたいなと思うものが見事に揃っています。
マーケット内の2階部分にはフードコートがあり、リーズナブルな価格でローカルの食事が食べられ、一休みにするにも良いでしょう。
とても綺麗な空間で、エアコンが効いており、観光でかいた汗がひき、すっきりとします。
お土産購入をするときには、ディスカウントと言って値切ると、3割くらい値引きしてくれますので、必ずそうしましょう。
強気で交渉するとかなり安くしてくれますので、このお得感を味わうのもまた楽しいです。
またこのセントラルマーケット内には穴場としてフィッシュスパがあり、わずか10RM(260円くらい)で体験ができます。
足を入れると、足の角質を食べようと魚が群がってきますので、くすぐったいですが、とっても楽しい体験ができます。
KL Tower
クアラルンプールといえばツインタワーがあまりにも有名ですが、このKL Towerも見応え十分です。
このタワーそのものは、それほど外観に感動することはないのですが、このタワーの展望台からの360度のパノラマが実に素晴らしいのです。
そしてこの見晴らしのよい中で、マレー系のレストランがあり、雰囲気もまたばっちりです。
ディナーを食べ、クアラルンプールの夜景を見れば実にロマンチックです。
またこのタワー周辺は、遊歩道ができており、ちょっとしたトレッキングコースにもなっていますので、早朝に歩きながら体を動かし、良い汗をかくにも良いスポットです。
バトゥ・ケイブ(Batu Cave)
クアラルンプールから北に13キロほどのところにあるヒンドゥー教の寺院です。
山に向かって階段が伸びており、272段もあると言われています。
かなり急な坂で、それなりの足に自信のある人が登ると良いと思います。
だいたい15分もあれば上まで行くことができますが、屋上は大きな鍾乳洞になっており、天井の高さが100mはあります。
迫力ある洞窟ですが、ヒンドゥーの聖地でもあり、インド系の人たちが参拝に来ています。
そして階段の上の方から遠く見渡すクアラルンプール市内がまた見事であり、ビューポイントでもあります。
降りるときは急な階段を滑って怪我をすることがないように十分に注意してください。
また、この階段周辺には野生の猿が住み着いており、食べ物などを手に持っていると、猿に取られてしまう危険があり、やや凶暴な猿もいますので注意が必要です。
レイクガーデン
クアラルンプールは大きな都市ですが、少し外れると驚くほど近くに自然が残されています。
その市内の西側にはレイクガーデンがあり、広大な敷地が丘陵地帯に広がっています。
南国の花が綺麗に咲き、芝生が手入れされ、休日はローカルの人たちで賑わいます。
時間にゆとりのある人は、ゆっくりとマレーシアの自然に触れることをお勧めいたします。
ここで野生のリスを見ることができるかもしれません。
バードパーク
レイクガーデンに隣接する施設で、東南アジア最大級の鳥が飼育されています。
その数100種類以上、5000羽以上ともいわれており、色鮮やかな鳥たちとの憩いを楽しめます。
フラミンゴ、そしてオウムなど、また南国らしいカラフルな鳥たちも見、一緒に写真撮影ができるサービスなど家族連れでじっくりと楽しめる素敵なパークです。
イスラム美術館
イスラムの歴史やその宗教の建物の模型や写真が展示されている美術館です。
イスラム建築の美しさに触れる機会になります。
イスラムといえばモスクですが、世界中にあるモスクのデザインをレプリカし、模型化したものが数多く展示されています。
また織物や金属、そしてコーランなどスピリチュアルなものが多いですが、イスラムのセンスの良い建物であり、中庭はとても綺麗に整備され、雰囲気がとても良いです。
ロイヤルセランゴール工場
マレーシアを代表する工芸品の1つであるスズの工場です。
このロイヤルセランゴールは特に世界的にも有名であり、ピューター企業として全世界に販路を持っています。
この工場はクアラルンプールから少し離れたやや郊外に位置するのですが、タクシーなどを使えば比較的リーズナブルな交通費で行くことが可能です。
工場内をゆっくりと見学ができ、スズの工芸品が完成されるまでの工程を1つ1つチェックしていくことができます。
チャウ・キット(Chowkit)市場
マレーシアの大きな市場があるところで、野菜から果物、肉や魚などいろいろなものが売っています。
朝からお昼くらいの時間まで賑わいを見せ、地元の人たちや商売をする人たちが、まとめて購入したりしています。
ややグロテスクな牛の首などがぶら下がって売っていたりしますので、刺激的ですが、マレーシア人がどのような食材を使っているのかがよくわかります。
クアラルンプールの外せない観光スポットの番外編
これだけは食べておきたいローカルフード
マレーシアにはマレーとインド、中華の食事を食べることができます。
おすすめは、マレー系であればナシゴレンという中華でいう焼き飯のようなものです。
やや辛いですが、卵と野菜、チキンを入れてもらうこともできます。
価格は200円もしないくらいで、かなりリーズナブルです。
スパイシーですが熱い国ではこうした刺激がとっても合います。
注意したいのはチリが入っていることです。
これをうっかり食べると口から火を噴くほどに辛いので、それはよけるようにしたほうがいいでしょう。
次におすすめはインド系の料理でロティチャナイ、そしてナンです。
ロティチャナイは、マレー系のお店にもありますが、これは小麦粉とバターと卵を使って焼いたパンのようなものです。
カレーをつけて食べることが多く、ナンもそうです。
どちらも50円もしないくらいの価格で食べられてしかもおいしいのです。
最後に中華系のローカル食としてチキンライスです。
チキンをローストしたもので、そのチキンの出汁を使って炊いたご飯の上に、ローストチキンを載せて食べるというスタイルで、キュウリとそして特製のスープが付きます。
これも安くて200円以下で食べられます。
高級レストランもいいですが、現地の食堂のようなところでこうしたものを食べると、マレーシアらしさを味わうことができます。
注意したいエリアや治安
治安に関しては、不安を抱く人も多いかもしれませんが、それほど悪いわけではありません。
ですが夜になると一人歩きは注意が必要です。
ショッピングモールが広がるブキビンタンやツインタワーのエリアは比較的安全で、夜に出歩いても不安を感じません。
ですが独立広場やチャイナタウンといったエリアは、夜の時間帯は暗く、あまり雰囲気がよくありませんので、出歩かない方がいいでしょう。
バイクを使ったひったくり、ナイフを持って脅して財布を巻き上げるといった手口ですので、夜の一人歩きはできるだけしないほうが安全です。
クアラルンプール観光のベストな時期
クアラルンプール観光でベストな時期に関して、基本的にマレーシアは常夏ですので、いつも暑いです。
ですがせっかくの観光に来たのに雨ばかり、また曇ってばかりではがっかりですし、景色もどんよりしていたのではテンションが上がりません。
雨季として10月から12月に雨が多く蒸し暑いです。
ベストな時期はチャイニーズニューイヤーつまり旧正月の時期、1月から2月の頃が乾季で暑い傾向にあります。
晴天が続きますので、観光にはぴったりです。
クアラルンプール観光のおすすめのホテルや移動手段
クアラルンプール観光のおすすめのホテルとして、2つのエリアがあり、
ブキビンタン周辺
ツインタワー周辺
の2つです。
ブキビンタン
ブキビンタンエリアはゲストハウスのような安宿から高級ホテルまでかなりの数があり、中級クラスでは5000円ほどで3つ星クラスのホテルを利用でき、朝食付き、プール付きのホテルを見つけることができます。
おすすめは「ザ・フェデラルクアラルンプール」です。
立地が良く駅に近い。
スタッフもフレンドリーで、屋台街やレストランが徒歩ですぐのところにあります。
観光の拠点にできるでしょう。
ツインタワー周辺
ツインタワー周辺のホテルは質の良い高級ホテルが多く、1万円を超えるようなホテルが多いのですが、リッチな旅行にはぴったりです。
リッチなホテル(1万円超え)を楽しみたい方には、
「EQ Kuala Lumpur」や「マンダリン オリエンタル クアラルンプール」がおすすめです。
廉価なホテル(1万円以下)だったら、「インピアナ KLCC ホテル & スパ」や「ル アップル ブティック ホテル アット KLCC」がおすすめです。
移動手段は、LRTやモノレールがメイン、また実は無料バスも市内を走っています。
その名もGO KL CITY BUSといいますが、ちょっとした移動には本当に便利で、今回の滞在でも何度も利用しました。
また疲れているときなどはグラブという配車アプリを使うのも手であり、移動手段はいろいろあります。タクシーはぼったくるのであまりおすすめしません。
クアラルンプール観光のまとめ
夫婦としてツアーではなく独自でのチケット手配、ホテル予約で海外旅行を楽しみましたが、クアラルンプールは本当に刺激的な街です。
若い人が多く活気があり、人の多さに圧倒されます。
安くて食事はおいしいし、日本にはない独特の雰囲気の建物、文化もまた魅力です。
いろいろな民族の人たちが共存し、英語が通じるのも、この国の良さです。
最低でも3日間は滞在したいと感じましたし、また行きたいと思いました。
滞在費はかなり安く、5000円のホテルに宿泊しても、4日間ならば3-4万円ほどです。
それに加えてエアーチケットはだいたい2人で7万円ほどですので、10万円前後で現地に4日間たっぷりクアラルンプールを堪能できます。