ここではラスベガスとグランドキャニオンの両方を楽しんでみたいという方にラスベガスからグランドキャニオンへ行くバスツアー(途中フーバーダムにも行けた)、この2つの場所の距離と所要時間についてご紹介します。
ラスベガスは「カジノ」と「エンターテインメント」の街、それに比べてグランドキャニオンは「大自然のパノラマ」を楽しめる場所です。
ですからこの2つの場所を一緒に周ろうと思うことは少ないかもしれません。
でも実はこの2つの場所を同時に簡単に楽しむことが出来る方法があるんです。
それが今回紹介する「ラスベガスからグランドキャニオンへ行くバスツアー」
私は何度かグランドキャニオンへ行ったことがあるのですが、ラスベガスから出発するツアーに参加した際にはとても快適に過ごすことが出来て良かったです。
その体験談を含めながら、ラスベガスからグランドキャニオンへ行くバスツアーについて、そしてグランドキャニオンの魅力などについてご紹介します。
目次
ラスベガスからグランドキャニオンのバスツアー体験記
私は両親と一緒にラスベガスに旅行に行った際に、ラスベガスで楽しい時間を過ごしたのですが、自然の壮大な景色も見たくなってバスツアーに参加しました。
私は今までに何度かグランドキャニオンを訪れたことがあるのですが、ラスベガス発のバスツアーは手軽にグランドキャニオンに行って楽しむことが出来るのでおすすめです。
そのグランドキャニオンのバスツアーの体験記をご紹介します。
バスツアーの行程
ラスベガス発、グランドキャニオン行きのバスツアーの流れは以下のようなものでした。
出発時間は早いですが、ホテルまでバスが迎えに来てくれますし、バスに乗るとゆっくりすることが出来ますし、夕方までにはラスベガスに戻ってくることが出来て効率的に楽しむ事が出来ました。
早朝6時頃: ラスベガスのホテル入口でピックアップ(いくつかのホテルを周ります)
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午前8時頃: Hoover Dam(フーバーダム)に立ち寄って景色を楽しむ
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午前11時頃: グランドキャニオンへ到着
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3時間: グランドキャニオンにて、いくつかの絶景ポイントを周りながら景色を楽しむ
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午後7時頃: 途中、トイレ休憩のためガソリンスタンド兼お土産屋に立ち寄って、ラスベガスのホテル入口へ到着
宿泊しているホテルまでバスが来ない場合には、近くのホテルの入口を利用すると良いでしょう。
私達が参加したのは主にアメリカ人の観光客をターゲットにした現地ツアーでしたので、金額は80ドルほど(約9,000円)と格安でした。
手軽に安くラスベガスからグランドキャニオンに行くことが出来ますので、バスツアーはおすすめです。
ただガイドさんの案内等はすべて英語になってしまいますので、言葉がちょっと不安だという方は日本の旅行会社が主催するバスツアーに参加されると良いでしょう。
その分、少し料金が高くなってしまいますが、日本語で案内してくれますので安心です。
グランドキャニオンの魅力
グランドキャニオンはアメリカを代表する国立公園ですが、世界遺産にも登録されていますので、世界中から多くの観光客が訪れる大人気の観光スポットです。
グランドキャニオンは長い年月をかけてコロラド川が大地を削り取ったことで出来た渓谷で、赤めの岩の断層がダイナミックに広がっています。
そのスケールは壮大で、幅は平均で10マイル(約16キロ)、深さは1マイル(約1.6キロ)、その長さは277マイル(約443キロ)にもなります。
グランドキャニオンは
南側のサウスリムと
北側のノースリムと
2つのエリアに分けられていますが、バスツアーでは主にサウスリムの周辺を周ります。
ですからサウスリムにはノースリムエリアよりも多くの観光客が訪れます。
そのサウスリムには数多くの絶景ポイントがあります。
その中でもおすすめなのは
ヤバパイポイント(Yavapai Point)、
マーサポイント(Mather Point)、
ホピポイント(Hopi Point)、
リパンポイント(Lipan Point)です。
それぞれのポイントからの景観は少しずつ違っていますので、色んなポイントから見ることが出来る景色を楽しまれることをおすすめします。
またトレイル(小道)を下山することによって、また違った綺麗な景色を楽しむことが出来ますので、少しでも小道を歩いてみるのも良いでしょう。
私は今まで何度かグランドキャニオンに行ったことがあるのですが、何度行っても感動しますし、バスツアーで一緒に行った私の両親は初めて見る壮大な景色に圧倒されていました。
自然が長い年月を経て創造したダイナミックな景色には心を打たれます。
多くの観光客が訪れる場所ですから、ゲートで日本語で書かれている案内書を貰うことが出来るので、それを見ながら周ると更に楽しむことが出来るでしょう。
グランドキャニオンでおすすめのお土産
旅行に行くと家族や友達、そして自分用にお土産を買いたくなりますよね。
そこでグランドキャニオンで人気が高いお土産を3点、ご紹介します。
チョコレート・ロック
透明なプラスチックの中に、石にしか見えないチョコレートがぎっしり入っています。
様々な色や模様のまるで石に見えるチョコレートは、貰った人もきっと驚くはずですから会話も弾むでしょう。
またパッケージの外にはグランドキャニオンの絵が書かれていますので、お土産に最適です。
チョコレートは見た目にインパクトがあるだけでなく、味も美味しいのでおすすめです。
ネイティブアメリカンのハンドクラフト
グランドキャニオンはネイティブアメリカン(アメリカの先住民族)の居住地ですから、色んな種類のネイティブアメリカンの民芸品が売ってあります。
土瓶、食器、ドリームキャッチャーなど種類は豊富で、独特の色合いで温かみを感じるものばかりですから、お土産にするにはおすすめです。
カレンダー
グランドキャニオンの綺麗な景色が映っているカレンダーはお土産として大人気です。
せっかくの感動的な景色も自分のカメラで撮るには限界がありますが、プロのカメラマンが写したグランドキャニオンの壮大な景色をカレンダーを買うと手軽に手に入れることが出来ます。
お土産として人に渡すとお土産話も盛り上がるでしょうし、旅の思い出として自分自身のために買うのも良いでしょう。
ラスベガスからグランドキャニオンへの距離・時間
ラスベガスからグランドキャニオンまでの距離はルートによっても変わってきますが、ハイウェイを使って一番運転がしやすいコースだと約279マイル(約446キロ)です。
距離が長いですので、それを車やバスで移動する際の所要時間はスムーズに運転出来たとしても4時間半前後かかります。
渋滞や休憩する時間を考えると5時間から5時間半ほどかかってしまいます。
ミニ飛行機を利用してラスベガスからグランドキャニオンへ行くツアーもあって、それだと飛行時間は2時間ほどですので移動は楽です。
でもバスツアーを利用することによって、ラスベガスとグランドキャニオンの移動時間にバスから壮大な自然の景色やアメリカらしい街並みを見ることが出来ます。
しかも飛行機を利用するツアーよりもバスツアーの方が格安ですので、時間に余裕がある場合にはバスツアーをおすすめします。
バスツアーだと車内でお菓子や軽食を楽しみながら景色を見ることが出来ますし、他のツアー客と話をするのも楽しいですよ。
途中「フーバーダム」にも寄ってみた!
ホテルからピックアップしてもらってバスに乗ってグランドキャニオンへ行く途中、フーバーダム(Hoover Dam)に立ち寄りました。
フーバーダムはアメリカで最も偉大な建築物の一つと言われていて、西半球最大のサイズのダムです。
このダムの貯水量はおよそ400億トンという巨大さです。これは日本にある2700カ所のダムの貯水量をすべて合計した量を超えるスケールです。
そのダイナミックな景色はハリウッド映画の撮影にも何度か利用されていますので、何かの映画の中で見たことがある方もおられるでしょう。
またフーバーダムの目の前には巨大なアーチ型の橋が架かっているのですが、これは日本の大林組が建設したものなのです。
この橋はコンクリートのアーチ型の橋としては北アメリカで最長のサイズのものですから、日本の高い技術が無ければ建設できなかったようで、日本人としては誇り高く感じますよね。
高さも260メートルもありますし、巨大なフーバーダムとの調和がステキな景色です。
バスツアーではこのフーバーダムに降りて、ガイドさんの説明などを聞きながら30分ほど過ごしました。
バスツアーに参加したからこそ、このダムに立ち寄ることが出来て、ダイナミックな景色を見れたので満足でした。
ラスベガスからグランドキャニオン、バスツアーのまとめ
今回はカジノとエンターテインメントの街ラスベガスから、大自然のパノラマを楽しめるグランドキャニオンへ気軽に行くことが出来るバスツアーについてご紹介しました。
私は今までに何度かグランドキャニオンに行ったことがあるのですが、バスツアーに参加して行った時にはバスに乗るだけで良いので、とても楽ちんで快適に楽しむことが出来ました。
バスはホテルまで迎えに来てくれますし、途中、巨大なフーバーダムなどにも立ち寄ってくれましたので、手軽なのに満足の行く旅となりました。
バスツアーに参加した際には私の両親も一緒だったのですが、初めてのグランドキャニオンの壮大な景色に感動して大満足だったようです。
ラスベガスだけでも十分、楽しめますが、どうせならちょっと足を延ばして、グランドキャニオンへバスツアーで行ってみられることをおすすめします。
バスツアーでもグランドキャニオンに3時間、滞在して色んなスポットを周りますので、充分に楽しむことが出来ますよ。
そしてグランドキャニオンならではのお土産、「チョコレート・ロック」「ネイティブアメリカンの民芸品」「カレンダー」を買ってみるのはどうでしょうか?
アメリカへの旅行で、ラスベガスとグランドキャニオンの両方を楽しむことが出来たら、きっと良い思い出になること間違いなしです。