ベトナムハノイの観光名所。ハロン湾ツアーとおすすめホテルにローカルグルメ

ハノイ大教会(聖ヨセフ大聖堂)

細長い地形が特徴で南シナ海に面するベトナム。その北部で中国と国境を接する首都のハノイは、大きな都市で、高度成長期の活気と賑やかさ、世界遺産やフランス統治時代の建物が多く見どころ満載です。

そんなハノイの観光名所、そしてツアーを利用して訪れたい世界遺産登録されている有名なハロン湾、そしてハノイ滞在におすすめのホテル、そしておすすめのローカルグルメを紹介いたします。

ベトナム観光といえば、ハノイとホーチミンですね。下記2記事ありますので、参考になさってください。

ベトナムの記事2件

チェック ベトナム旅行はハノイ、ホーチミンどっち?見どころと移動手段

チェック ホーチミン観光名所とメコン川現地ツアー。格安おすすめホテルとローカルグルメ

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ハノイの観光名所

1

タンロン遺跡

タンロン遺跡

タンロン遺跡

1010年から1804年もの期間、歴代のベトナムの王朝がここを拠点にした場所です。

その後、ベトナム戦争では、ここが軍事司令部の本拠地となった歴史を持っています。
中国やベトナム、そして西洋のデザインが融合されたこの建物は、正面の重厚感が凄いです。

そして中に入ると、きれいな庭園、防空壕、地下に通じる階段を降りていくと、そこが作戦本部のようになっており、戦争当時の雰囲気が色濃く残っています。

庭の庭園に、日本の盆栽がたくさん並べられており、なぜここにこんなにもたくさんの盆栽があるのか、やや違和感を覚えました。

そしてこの庭のあちこちには、ジャックフルーツの実がなっており、南国らしい雰囲気を醸し出していました。

現在この建物は、世界遺産登録されています。

2

タンロン水上人形劇場

タンロン水上人形劇場

タンロン水上人形劇場

とても日差しが強い日中は、観光するにも体力が要りますが、このタンロン水上人形劇場は、中に入ってエアコンの効いたホール内なので、のんびりとショーを楽しむことができます。

ベトナムの民族衣装を着たような人形たちがコミカルな動きをして、楽しませるのですが、こうした水上での人形劇は、11世紀にまでさかのぼると言われるほどの伝統的なもので、ベトナムの伝統芸能の1つです。

この人形のデザインは悪くないのですが、やや顔が怖いと感じてしまったのは私だけでしょうか。

3

ホアンキエム湖

ホアンキエム湖

ホアンキエム湖

ハノイを代表する有名な湖であり、地元の人たちが休日のんびりする憩いの場所です。

若い人たちの間ではデートスポットにもなっているようです。
湖を囲むように遊歩道が整備され、ところどころベンチがあります。大きな樹木が植えられているために、その木の下が影になり、涼しい風を感じてリラックスすることができるスポットです。

そしてこの湖の中にぽつりと建っているのが、ノスタルジックな雰囲気の「亀の塔」と呼ばれるもので、これには言い伝えられている伝説もあります。

この湖をゆっくり歩くと、いろいろなアートを感じる石像や古風な建物を見ることになり、のんびりと観光してみるのも楽しいです。

夜にはこの湖の近くで大きなナイトマーケットも開かれます。

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4

ハロン湾

ハロン湾

これはハノイから現地ツアーデスクを通してチケットを購入すると、翌日のプランに参加できます。

ハロン湾にはバスで朝8時前後に出発、そこから港までは3時間くらいはあります。
かっとびですが、道路があまり良くないために、凸凹道ではかなり跳ねます

それにあまり良いバスではなく、古くてエアコンもあまり効いていません。

そんな感じでコンフォータブルではないのですが、それもベトナムと受け入れて楽しんでしまいます。

そして港に着くと、クルーズ船に乗船し、そこでランチを食べます。
ベトナム料理で、シーフードがあるのが嬉しいです。

幾つかのおかずが大きなお皿に並び、それらを数人でシェアする感じです。

炭酸などの飲み物は別料金であるのがやや残念です。

そんな感じでお腹が満たされると、いよいよ3000もの奇岩が織りなす美しいハロン湾の見どころとなってきます。

ここが本当に海の上なのかと疑ってしまうほど静かで雄大です。

写真などで見ていたとおりで、イメージしていた景色、雰囲気そのものでした。
欧米系の人たちは、水着を持ってきており、海の中に飛び込んだりしてクールダウンしていましたが、さすがにその勇気はありませんでした。

途中カヤックをしたり、鍾乳洞の中を見学したりと盛りだくさんのツアーでした。

この海の静けさ、もし次回機会があれば、1泊ツアーにして、海の中で、そしてフェリーの中で、ゆっくりと夜空を眺めてみたいと思いました。

5

ハノイ大教会(聖ヨセフ大聖堂)

ハノイ大教会(聖ヨセフ大聖堂)
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ホアンキエムから徒歩数分のところにあるのが、ハノイ大教会(聖ヨセフ大聖堂)です。

この堂々たる迫力が凄い。
フランス統治時代の教会で、石壁の黒ずんだ感じが、年代を感じさせます。

タイミングが良いと中に入って教会内部を見ることができるかもしれません。
かつての大国であったフランスの力を感じるような建物です。

6

Meison Centrale(ホアロー刑務所)

ここはいわゆる刑務所であり、悪行者に対して処刑がなされていた場所です。

収容所の中は暗くて薄気味悪く、ギロチンなどの処刑などがなされた場所まであります。
建物そのものの外観は西洋風で良い感じなのですが、中は悲惨な歴史そのものです。

フランス統治に反対した人たちが、ここで逮捕され処刑されたという悲しい現実が残っています。

ハノイのおすすめホテル

ハノイはホアンキエム湖を中心として見どころが集中していますので、このあたりを拠点にするのがおすすめです。

ハノイはミニホテルが多く、間口が狭くて、上に伸びている造りになっているものが多いです。

値段の割にきれいで、サービスが良いのが魅力ですが、今回宿泊として利用したホテルが、このハノイオールドセンターホテルです。

ハノイオールドセンターホテル

ハノイオールドセンターホテル

白基調のファザードで、木製の建具がとてもお洒落です。

朝食付きのプランで1泊2200円ほどでしたのでかなりお得です。

ブッフェスタイルでそこそこの種類がありましたし、ホテル内は狭いながらもお洒落なデザインでご綺麗です。

西洋風の雰囲気で統一されており、お部屋の中もかなり綺麗で落ち着けるホテルでした。

ハノイのローカルグルメ

ハノイのローカルグルメというとベトナム料理が中心となり、ヌードル系のベトナムフォー、フランスパンを使ったバインミー、ベトナムコーヒーも魅力ですが、それに加えておいしかったのが、このポークのライスです。

ヌードル系が多いのがベトナム料理ですが、ライスもおいしく、ローストしたポークのソースが実に絶妙で、あっという間に食べてしまいました。

これで200円もしないくらいでしたので、かなり大満足です。
実際このお店、ローカルのベトナム人ばかりで、かなりの人でした。地元の人に愛されている食事だと思いました。

ハノイ観光名所のまとめ

ハノイの観光名所は、市内にまとまっており、ほとんどの部分徒歩で回ることができるので、移動手段に迷う必要はありません。

全体的に黄色が特徴の建物が多く、ベトナムカラーという感じがします。
バイクは相変わらず多くて、どんな狭い道も入っていくという感じです。

街並みはホーチミンよりもやや落ち着きがあり、個人的にはハノイがとても好きになりました。西洋風の建物もハノイの方が多いように思います。

市内観光に2日、ハロン湾観光に1日、そしてそれ以外にもう1日くらいという予定を組むことができれば、ベトナムハノイを満喫することができるのではないかと思いました。

私たち夫婦は5日間滞在しましたので、かなりあちこち見ることができました。小さなローカル食堂などで食べるのも楽しいですし、かわいい雑貨の多いお店を回ってみるのも良いでしょう。

治安に関してですが、夜のナイトマーケットで見学しているときに、バックパックからカメラをひったくられそうになりました。

幸いすぐに気がつき、相手が諦めたので、取られずに済みましたが、バックパックの場合には、背中に背負うのではなく、体の前で背負うようにすると良いでしょう。

それ以外特に夜に出歩いても、怖いと感じることはありませんでした。


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