40歳代に入ると、とたんに体調の変化を感じる男性が多いそうです。
男性更年期障害という言葉をご存知でしょうか。
男性更年期障害を発症する原因として挙げられるのがストレスと不規則な生活。
特に睡眠不足。
睡眠の改善法としてはズバリ「早寝早起き」!
更年期は女性だけのものと思っている方も多いのですが、実は男性が発症する率が年々増加しているのです。
疲れが取れないとか、疲れやすくなったと感じている男性。
それ、そのまま放置しておくと大変なことになる危険性があります( ゚Д゚)
ですが、毎日の生活の中で「睡眠」を改善することで、これらのリスクを避けることができるのです。
40歳男性に、男性更年期障害を乗り切って欲しいと願う私が、早寝早起きのススメを紹介します!(夫が来年40歳になるので^^)
目次
増加傾向の男性更年期障害に注意
更年期は女性だけのもの、そんな時代は終わりました。
今は男性でも更年期になる方をとても増えているのです。
男性の中でも最も身体の不調が起こりやすい40歳は、男性更年期障害の危険性がとても高いってご存知でしたか?
男性更年期障害にならないためにも、この病気について理解をしておきましょう!
男性40歳代は身体の変化に注意
男性更年期障害の話に入る前に、まず40歳男性の身体の変化について。
男性の42歳は大厄と呼ばれ、凶事や災難に遭遇する可能性がとても高いと言われています。
中でも体調を崩す方や、病気になる方が多くなるようです。
ある保険会社が男性300人に行った調査によると、何らかの体調の変化があった年齢を40代前半と答えた人が半数以上いました。
特に感じているのは、疲れやすいことや疲れが取れにくくなったことだそうです。
そして、健康診断で初めて要経過観察や要塞検査などの指摘を受けたのも40代前半が約半数という結果となりました。
この結果を見ると、自分自身で体調の変化を感じている年代と、実際に体調不良を指摘された年代が一致していることがわかります。
つまり、大厄前後の40歳からは、ご自身の体調変化に慎重になることが必要です。
男性更年期障害に注意
更年期障害と言えば中年女性の悩み、というのは昔の話。
今は、男性でも更年期障害にかかることがとても多く、専門外来を設ける病院も増えています。
女性の更年期障害の場合、閉経前後の年代なのに対して、男性の場合は40歳以降を境に、60~70代という高齢でも更年期を患うことがあります。
そして、女性の更年期障害は比較的短期間で改善するのに対し、男性の更年期障害は長期化する傾向があります。
男性の40歳といえば、役職に就いて部下を持つ方が多いと思います。
まさに働き盛りの年齢ですよね。
そして、もはや現代病と言って良いうつ病もこの働き盛りの年齢に最も多く発症します。
主人の会社でもうつ病を患っている方が数人おり、どの方も40代だそうです。
自分は大丈夫と思っても、うつ病は誰にでも起こりうる病気です。
仕事が忙しいのはわかりますが、精神的に辛さを感じたら、早めに専門の外来を受診することをおすすめします。
男性更年期障害の原因とは
男性が更年期障害は、男性ホルモン・テストステロンの分泌が低下することによって引き起こされます。
テストステロンが低下する最大の原因はストレス。
ストレスを感じると脳が「ホルモンを出すな」と指令をだすためにテストステロンの分泌を低下させます。
40歳男性であれば、上司と部下に挟まれた、いわば最もストレスのたまる立場ですよね。
仕事でストレスを感じている男性は多いのではないでしょうか。
また仕事以外にも家庭やプライベートでもストレスを感じることが多い方もいらっしゃいますよね。
テストステロンの分泌が低下する原因は他にもあります。
それは加齢と不規則な生活です。
男性更年期障害を予防と改善法
男性更年期障害の原因は、ストレス、加齢、不規則な生活だということを紹介しました。
加齢は抗うことができない事実ですので、これは仕方がないことなのですが、これストレスや不規則な生活は自分の力で改善できることですよね。
まず、最も良い改善法は、不規則な生活を正すことです。
具体的に何をしたらよいかというと、食生活や睡眠、運動や気分転換を心がけること。
40歳と言えば働き盛りなので、なかなか生活スタイルを変えるのは難しいかもしれませんが、身体あっての仕事です。
ですから仕事量を調整して、不規則な生活をどんどん改善して行って欲しいです。
家庭を持っていらっしゃる方は、食生活は奥様にお願いするとして、自分自身でもっとも取り組みやすいのは睡眠ではないでしょうか。
睡眠改善の方法として最も効果的なのが、今回のテーマである「早寝早起き」です。
早寝早起きが身体の健康のためには良いということは誰でも知っていることなのですが、実際にどのような利点があるのかを次からまとめてみましたので紹介します。
男性更年期障害改善法に「早寝早起き」がおすすめなワケ
男性更年期障害を改善するために「早寝早起き」がどうしておすすめなのかを紹介しています。
テストステロンの分泌を促すから
テストステロンの分泌が最も盛んになる時間帯は、22:00~翌2:00と言われています。
この時間帯にぐっすりと眠っていること、7時間程の睡眠時間をとることで、テストステロン増やすことができます。
5時起床の方であれば22時就寝、6時起床の方であれば23時就寝、7時起床の方であれば24時就寝にすると、テストステロンの恩恵をバッチリと受けることができます(^^)/
睡眠とテストステロンの関係を書いた本による実験結果でこんなものがあります。
『20代男性に1週間5時間睡眠を続けてもらったところ、テストステロンが15%減少した。』
テストステロンは通常1年で1~2%程度の減少と言われていますので、15%の減少は10~15歳分老化したと考えられます( ゚Д゚)
つまり、1週間の睡眠不足で10年以上分の低下ですよ( ゚Д゚)これはとても怖いデータですよね。
睡眠が身体に与える影響がこれほど大きいと言うことがわかりますよね。
時間のゆとりができるから
早寝早起きをすると、バタバタと忙しかった朝の時間にゆとりができます。
時間にゆとりがなければ起きて直ぐに朝食を食べなくてはなりません。
起床直後は腸もまだ完全に起きていない状態ですから、食事をする気持ちにもならなかったり、たくさん食べることもできないことが多いと思います。
時間にゆとりがあれば、腸がしっかりと働いてから朝食を摂ることができますので、朝食をおいしくゆっくりと味わって食べられるようになります。
男性更年期障害を予防するには食生活もとても重要です。
ですから、食事の要と言われる朝食をしっかりと摂ることはとても効果的です。
心のゆとりができるから
早寝早起きをしていないと、朝の時間が短いのは当たり前。
そうすると、自ずと家族とのコミュニケーションの時間も短くなりますよね( ;∀;)
家の場合、主人は20時頃に帰宅しますが、私と子供は21時には就寝してしまいますので夜間にコミュニケーションを取る時間が少ないです。
ですから、家族みんなが顔を揃えて食事ができる朝の時間はとても大切です。
同じようなご家庭が多いのではないでしょうか。
家族の存在は、働く男性の一番の心の支えですから、コミュニケーションの時間はしっかりと取ることが重要です。
家族とのコミュニケーションをしっかりと取っていれば、家族の絆が深まり、自分自身の心の安定にもつながりますよね。
家族との絆を感じられていれば心にもゆとりができますから、仕事で大変なことや嫌なことがあっても、自分には家族という一番の味方がいるんだ!と思えれば、ストレスも溜まりにくくなると思いませんか。
ですから、朝の家族とのコミュニケーションの時間で心のゆとりも持つことは、男性更年期障害を予防するのには本当に大切です(^_-)-☆
幸せホルモン「セロトニン」が分泌されるから
早起きをして朝日を浴びると、人の身体には「セロトニン」という物質が分泌されます。
セロトニンは今ではよく聞くワードなのでご存知の方も多いと思いますが、別名「幸せホルモン」と呼ばれています。
言葉の通り、セロトニンが多く分泌されると幸せを感じやすくなるのです(#^^#)
逆にセロトニンが不足すると感情の老化が進んでしまうため、うつ病を発症するリスクが高まります。(うつ病を改善するには、太陽の光を浴びて、セロトニンの分泌を促すのが良いとされています)
働き盛りの40歳代男性にはうつ病を発症する方がとても多いですから、これは注意したいところですよね。
幸せをキチンと感じることは、ストレスにも強くなれるはず。
そうすれば、男性更年期障害の予防に効果的ですよね(^_-)-☆
そのためには「早寝早起き」
40代男性の更年期障害の原因と改善法のまとめ
働き盛りの40歳代男性は、身体のバランスを崩すことがとても多い年代です。
女性だけと思われがちの更年期障害ですが、今は男性にも多くなってきています。
今回は、男性更年期障害を発症しないために重要な「早寝早起き」のススメを紹介していきました。
早寝早起きは、早く寝て早く起きれば良いだけですので難しいことはありません。
身体のバランスを崩しやすい40代だからこそ、早寝早起きを実践して男性更年期障害を乗り切ってほしいと思います(^_-)-☆
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