夏休みの自由研究に手作りジャムはいかがでしょうか。
手作りジャムは市販のものよりも素材の旨みが感じられ、とてもおいしいです^^
また、この自由研究を通じて食に対する興味が持てるようになりますので「食育」にもなります。
どのジャムもとても簡単なので、小学校低学年のお子さまでも作ることができます。
自分で作ったジャムは格別。
手作りジャムの自由研究は、子供の豊かな心も育むことができますのでとてもおすすめです。
目次
フルーツを使った手作りジャム
ジャムと言えばフルーツジャムが王道ですね。
小学校低学年であれば、フルーツを洗う・手でむく・砂糖の重さを計るなどの作業をしてもらいましょう。
中学年~高学年の子供であれば、包丁を使うこともできますし、火の取り扱いも大丈夫ですので、全工程をやらせても大丈夫ですよ。
イチゴジャム
フルーツジャムと言ったらイチゴジャムですよね。
家の近所にはイチゴ農園があるので、シーズン中には3回はイチゴ狩りに訪れます。
摘みたてのイチゴは、スーパーで購入するよりもおいしいうえに、値段も安いので最高です^^
スーパーで購入するイチゴは高いので、ジャムにするにはもったいないと感じるのですが、イチゴ狩りで摘んだイチゴであれば心置きなく使うことができます。
手作りのイチゴジャムを食べると、市販のイチゴジャムは本当にイチゴを使っているの??と疑ってしまいます。
それほどイチゴ感が強いジャムに仕上がります。
スーパーでも、たまに破格な値段でイチゴが売っていることがありますが、そちらを利用しても良いと思います。
イチゴ 300g(1パックがこの位の量です)
砂糖 100g
レモン汁 大さじ1
① イチゴのヘタを取り水洗いをして水気をよく取ります。
ポイント:水気が残っていると水っぽくなってしまいますので、乾かす時間がない場合はキッチンペーパーなので水気を良く拭きとってください。
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② 鍋にイチゴを入れ、砂糖を全体にまぶした後にレモン汁を回しかけ簡単に混ぜます。
その後は1時間寝かせましょう。
ポイント:レモンが用意できない場合は、市販のレモン果汁を代用しても構いませんが、市販のものは保存料などが入っている場合もありますし、無添加であっても製造過程に手を加えているため本物のレモン汁とは風味がかなり異なります。
やはりレモンを搾った汁を使うのが一番おすすめです。
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③ 1時間置いたら、中火にかけて煮ます。
あくが出てきますので、丁寧に取り除いてください。
ポイント:あくを丁寧に取ると、出来上がりのツヤ感が全く違いますので、面倒がらずに取り除きましょう。
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④ とろみがついてきて、混ぜるとなべ底が見えるようになれば完成です。
約30分かかります。
リンゴジャム
手作りリンゴジャムはシャキシャキ感が楽しめるのでとてもおすすめ。
リンゴ 300g(中玉リンゴ2個分くらい)
砂糖 100g
レモン汁 大さじ1と1/2
① リンゴの皮をむき、いちょう切りにする。
ポイント1:リンゴの実と皮の間に最も栄養があると言われていますので、リンゴの皮は是非とも摂り入れて欲しいもの。
かといって、皮をむかずに作ってしまうと舌触りが良くありません。
そこで皮を全体の1/4程度入れると、舌触りも気になりませんし栄養も摂ることができますのでおすすめです。
なめらかさを求める方は皮なしでもOKです。
ポイント2:皮なしで赤い色味を付けたい場合は、煮るときに皮を入れ、最後に取り出すときれいな赤色に仕上がりますよ。
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② 鍋にリンゴ、砂糖とレモン汁を入れ、中火で煮ていきます。
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③ リンゴのシャキシャキ感を楽しみたいのであれば、リンゴが透き通ってきたところで火を止めて完成です。
トロトロ感が好きな方は、もう少し長く煮ます。
ブルーベリージャム
うちの近所には、ブルーベリー農園もあります^^
農園内ではブルーベリーが食べ放題!!
量り売りなのですが、驚くくらい安いです。
スーパーで売っているものに比べると大きさがかなり大きく、甘みも強く本当においしいです。
ブルーベリー狩りは、どこの農園でも比較的安く販売していますのでおすすめですよ。
ブルーベリー 300g
砂糖 120g
レモン汁 大さじ1
塩 少々
① ブルーベリーを洗い、水気をきります。
ポイント:摘みたてのブルーベリーはへたが残っているものが多いのできれいに取り除きましょう。スーパーで購入した物はほとんど入っていません。
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② 弱火でルーベリーを柔らかくなるまで煮ます。
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③ 砂糖とレモン汁を入れ煮詰め、最後に塩を入れて完成です。
ポイント:水分がなくなるまで煮詰めてしまいますと、冷めるとポソポソになってしまいますので注意をしてください。
みかんジャム
みかんのジャムはスーパーでは見かけませんよね。
家ではシーズンになると、みかんを10kgの箱買いしています^^
家族みんながみかん好きなので、スーパーで売っているようなビニール入りのみかんではあっという間になくなってしまうので( ;∀;)
いくらみかん好きとは言え、10kgは相当な数が入っていますので、ドレッシングやジュース、パンはパウンドケーキなど、いろいろなものに使って消費しています。
中でもジャムはみかん消費にかなり役立っていますのでよく作っています。
みかん 300g
砂糖 90g
レモン汁 大さじ1
① みかんの薄皮をすべて取り除きます。
ポイント:この作業はとても面倒なのですが、薄皮が残っていると舌触りが悪くなりますし、苦みがでてしまうことがあります。
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② みかんと砂糖、レモン汁を入れ中火で煮詰めます。
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③ 混ぜるとなべ底が見える程度になれば完成です。
バナナジャム
バナナジャムもスーパーでは見かけませんよね。
バナナは値段が安いし、栄養も満点なのでおすすめです。
バナナ 300g(3~4本)
砂糖 100g
レモン汁 大さじ1
バナナは輪切りにし、砂糖とレモン汁と加えて中火で煮詰めます。
ポイント1:バナナは完熟したものを使って下さい。
完熟が用意できない場合は、砂糖を少し増やした方が良いです。
ポイント2:バナナは水分が少ないので、焦げ付きそうなときは水を少し加えてください。
ポイント3:バニラエッセンスを1滴たらすと、本格的な風味になるのでおすすめ。
野菜を使った手作りジャム
野菜のジャムは、おいしいのに野菜の栄養がたっぷりとれるのでとてもおすすめ。
フルーツジャムに比べると、食べ応えがありますよ。
トマトジャム
近所のトマト農園では真っ赤なおいしいトマトを安く買うことができます。
このレシピは、農園の奥さまから教えて頂きました。
トマト嫌いのお子さまでもおいしく食べられると思いますよ。
トマト 500g(中玉3個くらい)
砂糖 150g
レモン汁 大さじ2
① トマトの皮は湯剥きをしてざく切りにします。
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② トマトに砂糖とレモン汁を加え、30分ほど寝かせます。
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③ 中火でとろみが出るまで煮ます。
ポイント:アクは丁寧に取り除きましょう。舌触りが格段に良くなります。
かぼちゃジャム
かぼちゃは、今回紹介するジャムの中では一番手間がかかりますが、その分おいしさも格別です^^
スイートポテトをペーストした感じになります。
かぼちゃ 400g(1/4個程度)
ハチミツ 80g
水 100cc
塩 少々
① かぼちゃは皮をむいて小さくカットし、柔らかく加熱します。
ポイント:加熱はお湯で茹でる、レンジでチンする、蒸かすなどの方法がありますが、栄養価を逃がさないためには、レンジか蒸かしがおすすめです。
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② ①のかぼちゃを裏ごしします。
ポイント:つぶすだけでも良いのですが、裏ごしすることでなめらかさが格段にアップします。
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③ ②のかぼちゃと水、ハチミツを入れて中火で煮ていきます。
ポイント:砂糖で代用してもOKですが、ハチミツの方はコクが出ておすすめです。
砂糖の場合は60gで良いです。
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④ もったりとしてきたら塩を加えて煮詰めます。
和風素材を使った手作りジャム
きな粉、黒糖、小豆といった和風素材の手作りジャムの紹介です。
どの素材も身体に良いのでおすすめです。
きな粉ジャム
きな粉は栄養満点^^
ピーナッツバターのような風味になりますのでお子さんも喜んで食べると思います。
きな粉 50g
砂糖 50g
牛乳 50cc
全てを鍋に入れてとろみがつくまで煮ます。
ポイント:とろみがついても、熱いうちはシャバシャバした状態です。
ですが、冷めてくるとペースト状に変化しますので心配ありません。
黒蜜ジャム
家の子供は信玄餅の黒蜜を食べて、黒蜜のおいしさにハマり、「たくさんなめたい!!」という熱い要望を受けてレシピを考案しました。
黒糖 200g
三温糖 100g
水 100cc
① 鍋に材料全てを入れて中火で煮ます。
ポイント:最初は黒糖オンリーで作ったのですが、鼻血が出そうなほど濃厚になってしまいました( ゚Д゚)
そこで全体の1/3を三温糖に置き換えたところいい感じの風合いになりました。
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② あくが出て来たら丁寧に取り除きましょう。
ポイント:煮詰めすぎると硬くなってしまいますので、砂糖全部がキレイに溶けたら火を止めてOKです。
小豆ジャム
小豆 1カップ
砂糖 60g
水 1000cc
塩 少々
① 小豆を洗い、圧力鍋に水と小豆を入れて30分煮る。
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② 小豆が柔らかくなっていたら砂糖と塩を入れて、水気を飛ばしながら煮る。
ポイント1:小豆は形が崩れる位煮ると、なめらかなジャムになります。
ポイント2:水気は飛ばし過ぎるとカサカサの小豆ジャムになってしまいますので、水気は少し残しておきましょう。
自由研究、ジャム作りのまとめ
子供の自由研究におすすめの手作りジャムの紹介をしました。
どのジャムもとっても簡単ですよね^^
手作りジャムは何と言ってもおいしくて身体に優しいのが特徴!
手作りジャムを通じて、子供の食に対する興味がアップすること間違いなしです。
おいしくて、身体に良くて、食育にもなる手作りジャム^^
イイことずくめなのでおすすめですよ(^_-)-☆