合格祈願鉛筆として人気の「合格鉛筆」で受験を乗り切りたいと、最近はお守りだけでなく、合格鉛筆も人気のようです。
京都北野天満宮ではご祈祷を申し込むと撤饌(おさがり)のセットに合格鉛筆が入っています。
大阪天満宮や菅原天満宮でも販売されている合格鉛筆。
購入方法や使い方や受験が終わった後にはどうするかなどまとめてみました。
最後の最後には神頼み。
受験本番でお守りとして合格鉛筆を筆箱に忍ばせてはいかがでしょうか?
目次
合格鉛筆の使い方。いつ買う?
合格鉛筆とは何でしょう?
天満宮などの神社にお参りに行くと、授与所などで購入することができます。
合格(ごうかく)の語呂合わせで「五角形」の鉛筆が多く
「合格祈願」
「菅原天満宮 合格祈願」
などと刻まれています。
合格鉛筆の使い方
大学受験ではマークシートに鉛筆を使いますよね。
「この鉛筆を合格鉛筆に変えて、ご利益をいただこう!」
そうお考えの方は多いはず。
また、中学受験や高校受験でも鉛筆を使う人は多いはず。
「実力を出し切るため(実力を子に出し切ってもらうため)に合格鉛筆を!」
そう思う人も多いことでしょう。
でも、ちょっと待ってください!
マークシートは鉛筆の濃さの指定があります。H F HBですね。
ここで、注意が必要です。
合格鉛筆の多くは濃さが明記されていないことがあります。
書いていたら「たぶんHBだな」とわかることもありますが、
試験日当日に「あれ?薄い?どうしよう?」なんてことになりたくないですよね。
適した濃さなら最強のお守りであり鉛筆です。
合格鉛筆の購入時には、濃さを確認するようにしましょう。
また、中学受験や高校受験は「記述試験」です。
鉛筆に「菅原」と刻まれているとカンニングに該当するので使用不可かもしれません。
だって、「菅原道真」社会の問題で平安時代の問題で出てきそうですよね。
「え?それじゃ合格鉛筆意味ないじゃない!」
とがっかりする人も多いはず。
大丈夫!合格鉛筆はだてに人気があるのではありません。
神社によっては「学業鉛筆」「学業成就鉛筆」などとも刻まれていますが、使い方は刻まれた文字そのものの意味。
合格を勝ち取るために普段の受験勉強で使い倒せばいいのです。
志望校への合格、学業が成就する道のりへのお守りとして、その過程をサポートしてもらう、という考え方で使うのがおすすめです。
特に、塾から帰って自宅で自学自習している時などは、疲れていますし、モチベーションも低くなっていることでしょう。
そんな時
「大丈夫!みんな疲れている。君だけじゃない。頑張ろう!」と合格鉛筆に後押ししてもらうのです。
親の目線からすると
「集中力切らしませんように・・・」
「ダラダラしないように・・・」
「今学習していることが頭に入って忘れませんように・・・」
なんてお願いが、ともすると受験生当人よりもた~っぷり出てくることでしょう!
合格鉛筆はお守りとして鞄の中に一本忍ばせる(試験会場では出さない)のもありかと思いますが、日常の学習こそ大切なので、その時にご利益をいただけるように、使用してはいかがでしょうか?
合格鉛筆いつ買うのがいいの?
ということで、合格鉛筆、志望校が決まったら買うのもおすすめです。
実際には神様へご祈祷していただいたお守りは「受ける」というのが正確です。
普段使いするといっても結構お値段がはります。
志望校が決まったら受ける(購入する)。
なんだかモチベーションが下がってきた時に受ける(購入する)。
成績が落ちてきたという時に受ける(購入する)。
どんな時に受けても(購入しても)OK。
実際にご祈祷していただいた鉛筆を使うと「ご利益」をいただける、つまり神様のパワーで勉強の後押しをしていただける。
そんな気持ちにさせてくれると思うので、いつ受けても(購入しても)いいと思いますよ。
合格鉛筆の売っている場所、関西の神社では、京都北野天満宮・大阪天満宮。
さて、いざ合格鉛筆を授与していただこう!と思ってネットで検索する人も多いことでしょう。
ここでご注意を!
北野天満宮では通販サイトへの委託販売はしておられません。
ご遠方の方は神社までご連絡をと書かれていましたね。
その他の神社やお寺も授与所の説明に「通販サイトで販売されているようですが、当寺、当社とは無関係です」と書いてあることが多いです。
遠方で直接参拝して合格鉛筆を授与していただけない場合、神社へ直接問い合わせして、授与していただく方法を確認しましょう。
また、ここで耳より情報です。
北野天満宮
「入試合格 特別昇殿祈祷」を申し込み(初穂料 5,000円、8,000円、10,000円)をすると
勧学札
勧学守
絵馬
合格鉛筆
お箸
合格ハチマキ
梅茶
などが撤廃(おさがり)としてセットでいただけます。(8,000円~は合格梅干付き)
本殿に上がって、志望校、氏名を読み上げて下さいます。
つまり、お札、お守り、合格鉛筆にお箸も自分だけの御祈祷済みのものとなります。
ご祈祷の志望校対策と言えるべく、神様にピンポイントで志望校をお伝えして、お願いすることができるわけですね。
お守り、お札、絵馬、合格鉛筆、梅干しなどそれぞれ「単体販売」もされておられますが、
それぞれ全てを単体で初穂料をおさめたら結構します。
これらが全て込みで、個人ご祈祷もしていただけるのですから
「お得感」いえ、「お徳感(徳がいただける)」や「お特感(特別なもの)」という気がしませんか?
大阪天満宮
こちらでもやはりセットがオススメ。
「合格守り」を授与していただきましょう。
初穂料は3,000円です。
お札
お守り
絵馬
通り抜け参拝券
祈願用紙
これらがセットになっているというお得な(いや、お徳)なセットです。
登竜門を通り抜けたら「とうりゃんせ梅茶」もいただけます。
授与所のお札初穂料一覧で「合格お守り 3,000円」とあるので「高い!」とびっくりするかもしれませんが、これだけのセットでしたら、十分お得だと思いませんか?
祈願用紙にお願い(志望校、名前)を書いて、祈願用紙入れの箱に投函しましょう。
神前にお供えしてくださるそうです。
大阪天満宮の合格鉛筆は
「通り抜け鉛筆」として授与していただけます。(三本セット500円)
大阪天満宮 通り抜け参拝とは?
社殿の東西に建っている「登竜門」を通り抜ける参拝です。
「受験生が登竜門を通り抜けて受験という難関を突破できるように」
という意味で1月からの受験シーズンに行われています。
日時が決まっていますので、通り抜け参拝の日時については
大阪天満宮
にお問合せされるといいと思います。
受験が終わったらどうする?
さて、受験が終わったらお札や合格鉛筆はどうしたら良いのでしょう?
神職の方にお訊ねしたところ
「特定のお願いごとのお守り、お願いのお札やお守りは終了後、神社へお礼参りとともに授与していただいた神社へお返しするのがいいですよ。」とのこと。
これが正しいマナーだそうです。本来はお礼参りをするのが本当の目的だそう。
そうですよね。お願いだけして、終了後お礼を言わないとは失礼にあたります。
ただ、遠方の方などは近くの神社へ納めてもOKだそうです。
納めるか、そのまま使い続けるか悩むのが合格鉛筆。
そのまま使うのも「学業成就」の鉛筆ですからOKでしょう。
ただ、通常のお守りも「一年に一度新しいもの」とするのが習わしなので合格鉛筆も一度区切りをつけて、授与していただいた神社へ納めるといいかもしれません。
神社の多くは「納札所」があるので、そちらにお札やお守り、合格鉛筆などを納めるようにしましょう。
北野天満宮ではお礼参りをして納めると、きちんと奉告祭をしてくださいます。
お札などを「初穂料をお気持ちで」納めると授与所にて申し込みましょう。
奉告祭を本殿で行ってくださり、撤饌(おさがり)をいただけます。
大阪天満宮でも「納札所」にてお札やお守りと一緒に、合格鉛筆(通り抜け鉛筆)を納めると良いでしょう。
合格鉛筆の使い方のまとめ
受験当日の強い味方の「合格鉛筆」は「ごうかく」の語呂合わせから五角形の鉛筆が多いです。
合格祈願で有名な神社、北野天満宮では「入試合格 特別昇殿祈願」がオススメ。
お札やお守りなどたくさんの撤饌(おさがり)の中に合格鉛筆も入っています。
また、大阪天満宮では三本セット500円で授与していただけますが、こちらも「合格お守」がオススメ。
お札やお守り、祈願用紙などと共に、「登竜門」の通り抜けができます。
最後の最後に神頼みをしたい受験生にとっても、強い味方の合格鉛筆をお守りに、受験突破頑張って下さいね。
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